ホーム > 月別アーカイブ: 2010年07月
精神強化の最初のテーマは「心は積極的に」である。
この言葉は、過去に何度も恋愛日記に書いてある。恋愛日記の合言葉がといってもいいだろう。たくさんの人が「心を積極的に」と掲げ、困難に立ち向かったと思う。この世で多くの人が成功を収めているが、成功のカギは積極的だったからである。


全ての成功の鍵は心を積極的にすることから始まる。
私もその恩恵を受けた一人である。
「心を積極的に」自分を信じ、心を積極的にしたおかげで、不可能を可能にしてきた。


今は精神的に強い心を持つようになってきたが、過去の私はどちらかというと精神的に弱く、いつもクヨクヨしている人間であった。挫折のたびに落ち込み、明日の生きる希望を失い、何もかも嫌になったこともあった。ここに相談に訪れる人々とそう変わらない人生を歩んでいたのである。


消極的になり、何もかも嫌になり、奈落の底に落ち、このままでは生きていけない・・・精神的に最悪のとき、その言葉に出会った。たくさんの書物の中から中村天風先生の「心を積極的に」という言葉に。その言葉は1年かけて出会った言葉である。


その言葉はいろいろな意味で私を支えてくれた。そして積極的な心をたくさん与えてくれた。人を押しのけてオレがオレがという強引な積極的ではなく、控え目でも内に秘めた強さが大切だとか、何の才能も能力もない普通の人が、勇気を出して積極的に動けば何かを成し遂げることができるとか、ネガティブでいつもクヨクヨしている人でも心を積極的に心がければネガティブから脱出してポジティブ人間に生まれ変わることができるとか、すべてにおいて万能の言葉が「心を積極的に」である。


その言葉を本当の意味で理解するようになってから私の人生は変わった。私にとって、その言葉は宇宙の力であり、座右の銘であり、聖書でもある。


でも・・・ときどき忘れることがある。ネガティブが反映する俗世間に長くいると、積極性を忘れることがある。


新聞やテレビのマスコミは相変わらず、ネガティブな暗いニュースばかり。それを打ち消すように吉本中心のつまらない娯楽番組。最近は新聞やテレビを見る気がしない。ワールドカップのサッカーでさえ、最初は岡田監督の批判、マラドーナの批判、勝ち進むことで評価が一点して(賛辞)褒め言葉の嵐。俗世間とは面白い動きをするが、中心がネガティブである。私の仕事もネガティブが中心のマイナス世界にどっぷりいる。そこにポジティブな心、「心を積極的に」を入れないと、とても務まらない。


心労が重なり、疲れたりしていると、ネガティブに人はすぐ支配される。私も同じである。


だから時々挿入しなくてはいけない。心の栄養剤として、「心を積極的に!」と雄たけびを上げて。


皆さんも時々チェックしてください。自分の心の積極性を。そのバロメーターが維持されて、奇跡は手に入るのです。