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男性が望むのは、彼女は自分の味方であること。
愛とは信頼関係、信頼関係とはお互いが安心できる関係、すなわち味方である。


男は外に出れば7人の敵がいると言われている。朝から晩まで敵と戦い疲れている。やっとの思いで戦場から解放されて彼女に会う。でも、彼女が8人目の敵では男は恋などしようなどと思わない。


敵とは、
文句を言われたり、責められたり、注意をされるのは、男の敵だけで十分だ!「今日も上司に命令されて疲れた」「訪問先の顧客にクレームを言われ疲れた」 「会議でも成績が上がらない理由を責められて疲れた」そして彼女に「何で連絡よこさないのと言われ疲れた」・・・僕には味方がいない。みんな敵だ!どの敵から退治しよう。仕事の敵を退治したら食べていけない。一番被害の少ない彼女という敵を退治しよう。これで僕は少し楽になる。疲れる原因のひとつがなくなって、やっと安心できる。疲れる彼女はいらない、だったら一人の方がいい。


男は味方を浴している。
男性が思う女性とは、「優しさ」だ。
疲れているとき優しく迎え入れてくれる女性。女性の役割はこうだと言わんばかりに、男性は女性にその優しさを求めている。男性のエゴかもしれないが、女性にもエゴあるように男性にもエゴがある。


僕が疲れているとき、彼女は優しく迎え入れてくれる。仕事が忙しく三ヶ月も連絡をとっていないのに、彼女は文句ひとつ言わず、ニコニコと明るく接してくれる。僕が「しばらく連絡が取れなくてゴメンな」と言うと、彼女は「お疲れ様、お仕事大変だったね」と一言だけ言って、後は普段通りに接してくれる。そんな優しい彼女を男性は求めている。


そんな天使みたいな女性がいるわけない。
男性の求めとは裏腹に、三か月も音信不通にされ、放置された女性が、ニコニコとむかいいれるわけない。三か月分の恨み節をぶつけるのが関の山である。


「忙しいと女性を放置する男性」
「放置がこの世で最も嫌な女性」
お互いがお互いのエゴでかみ合わない。それぞれ自分の欲求ばかり。
自分勝手な欲求ばかりでは、男と女は優しくなれない。
なぜなら、
優しさにも忍耐が必要だからだ。
そして、味方になるには、もっと長い期間の忍耐が必要だからだ。