「女は面倒くさい、女は仕事の邪魔だ」
強烈なタイトル。
彼氏にそう言われたら、あなたはどんな気持ちになりますか?
ショックで傷つく。がっかりする。愛情のかけらもない冷たくてひどい男だ。
頭にくる。女をバカにするな。女をなめるな。この仕事バカ人間。
こんなことを発する男は子供、非常識で世間知らず、結局は仕事のできない男。
女がいるからあなたは仕事ができているのよ、基本を忘れないでほしい、あなたは女から生まれたのだから。
などなど・・・。
「女は面倒くさい、女は仕事の邪魔だ」
ここまで痛烈でなくても、それに近い言葉で言われている。
「今は仕事だけに専念したい」
「仕事が忙しいので、当面君に会えない」
「今は仕事のことで頭がいっぱいいっぱいだ」
とか。
やや優しい言葉で、同じことを言っている。
男からすれば、
私も、同じことを思う。
口には出さないが、
(女は面倒くさい、女は仕事の邪魔だ)
心の中で…そう思ってしまう。
そして、「女を助ける、女を守る」これこそ男の責任だ。
とも思う。
前半は仕事が忙しい時、後半は仕事が落ち着いた時。
つまり男は、余裕がないと恋愛はできない。
ひとたび余裕がなくなれば、
「女は面倒くさい、女は仕事の邪魔だ」と思ってしまい。
一人になることを求める。
しばらく一人でいて、寂しくなれば、また女を求める。
男の愛はコンビニではない。365日、24時間、女を愛せない。
男の愛は非正規労働者。派遣・契約・フリーターの期間限定の愛。
ときどき愛を解雇されて、しばらくプラプラするのが男の愛。
「女は面倒くさい、女は仕事の邪魔だ」と思わない女もいる。
惚れた女はそうは思わない。
タイプは個人個人違うが、とにかく惚れた女にはそうは思わない。
だが、惚れた女とは結ばれない。
結ばれるのは、「女は面倒くさい、女は仕事の邪魔だ」と思う女。
男は荷物をしょっていくしかない。
ぶつぶつ文句を言いながら。
「女は面倒くさい、女は仕事の邪魔だ」と彼氏に言われても、ショックを受けなくていい。
ここまでいい放つことができる間柄は、
逆に本物だ。
優しさも、愛のかけらもないが、結ばれる女だからこそ、
男は口が悪くなる。
惚れた女のロマンの香りは、男は失恋と決まっている。
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