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しつこく批判されると男は嫌がる

人にもよりますが、基本的に男性はしつこく批判されたり責められるのは嫌がります。それは女性も同じでしょうが、その嫌がる度合いは、男と女では違う気がします。

その違いをある女性の職場を例にとって再現します。ナース、看護師(女性)だけの職場での出来事です。

ある若い看護師がミスを犯しました。そこで上司にあたる看護師長(婦長さん)が叱っている場面です。ミスを犯した部下を叱るのは患者の命を守っている職業なのでしかたないと思いますが、問題なのはその叱り方でした。男の感性には合わないなと思いました。あんな叱り方をされては萎縮して、ふてくされて、かえってミスを犯す、逆効果ではないかと思ったほどです。

その叱り方は、とにかくしつこい。
ぐじゅぐじゅと何度も何度も同じ言葉で繰り返す。叱られて反省している子があまりにものしつこさにちょっとでも反論すると、その100倍くらいのお返しがくる。逃げ場がなく息の詰まる空気が永遠に続く。私はそこに医療器械の整備の仕事でお邪魔したのですが「女の世界はすごいな」と思ったものです。その感情に長く時間を置いて、習慣化ができているのではないでしょうか。男には持てない習慣です。

もちろんその手のタイプの上司は男の世界にもゴロゴロいますが、その手のタイプと私はチームを組まないようにしています。本人は自分が一番正しいと叱咤しているのですが、その激しい叱咤から人を伸ばす力は生まれないと思っているからです。はっきり言ってその叱咤は個人の能力向上にはなんの役にも立ちません。萎縮した心理が出来上がると、次回のミスのときはもう上司には報告できません。またあのような激しい叱咤、しつこい責めが待っているのかと思うと、うんざりして報告する気になれないのです。でもそれはすぐにバレます。重箱の隅をつっつく上司はそればかりにアンテナを張っているからです。「貴様は何やっているんだ!何でオレに報告しないんだ!あれほど言っただろ、どんな小さなことでも報告しろと!聞いているのか!」とミスを繰り返す輪廻の輪が広がります。とどのつまり、その部下は負け犬となって会社を去っていくのです。支配を失った上司はまた別の奴隷を探すのです。同じようなことが日本のあちらこちらで繰り返されているでしょう。私も若い頃、そんな上司の下で仕事をしたことがあったのですが、反抗的な私は決して支配されませんでした。ガミガミ言うが「聞いていない」のです。使いづらい部下だったと思います(笑)。大抵そういった上司は私を無視して、直立不動で話を聞く部下を探します。彼を崇拝している部下はミスをさらに重ね、会社を辞めていくことを繰り返していきます。萎縮して能力が上がらないのです。人の顔色ばかり伺っている人は成長しないのです。その部下は成長を恐れ、上司のご機嫌取りに懸命でした。そして自分がその上司の規格外にならないような社会生活を繰り返します。思えばつまらない人生です。

私はそういった上司を「○○の腐ったような奴」と呼んでいます。その○○は勝手に想像してください。個人の成長を阻み、大きな損失をもたらせています。どれだけ多くの才能ある人々を愚弄して潰したことでしょう。


執拗な感情、腐った感情。この感情には素直になれません。正直に報告することもできません。正直に報告すると、その説明に100倍も時間がかかるし、100倍も疑いを持たれ、100倍も叱咤が飛ぶ、そんなしつこさがすでに予測できるから言う気になれません。

男が彼女に「今日は帰り遅いの?どこ行くの?」言われて、言う気になれないのはそんな予測があるのかもしれません。

「ああ、今日は同僚とキャバクラ」と言って「あっそう、いってらっしゃい」という女性がいれば別ですが。


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コメント

さすが先生です。胸が痛い内容でしたが自分の欠点に気付きました。これからもこのような内容のブログ、是非お願いします。

久し振りに改めて肝に命じたいことだと思いました。
ありがとうございます。

やっと本見つけました。もちろん即買いしました。ネット社会といってもやっぱり本はいいですね。便利で見やすい。
『その手のタイプの上司』すごく身近にいるような気がしたら、母でした。そう、私の人生の基盤を作った長年の女上司(母)がその典型です。
辛いです。いえ辛かったです、幼い私。今も同居(パラサイトですね…苦)で中々無意識的支配から抜け出せないでいたのですが、やっと「結婚するか家を出ろ」と言外に言われ今まで以上に独り立ち資金のために稼いでおります。今までは「一人暮らしなんかダメ・ムリ」と頑固だったのに…勝手なもんです。
世界でただ一人の結婚相手が埼玉で準備中(笑)。私の夢を叶えるなら東京がベスト(先生は海外でもいいと仰いましたが)。家出ますよ。そりゃあ生活も金銭面も難しくなるでしょうが、夢は今より断然容易くなる。
どっちに転ぶか、或いは二兎を獲るか知りませんが、絶対プロになってやりますよ。
だって私(達)の才能を埋もれさせたら世界の損失だと思いません?(笑)
読者の皆様、長々と独白失礼致しました。八白土星ゆえか、私は彼より母に苦しんでいたのです。それも手放せば楽になれるのですね。

近い所にある話です。その上司と同じ立場に立った事もあり(母として娘と妻として夫に)、その後言われる部下としての立場に(彼の部下として、また彼女として)。どちらの立場も身にしみて味わいました。そして今は、考えて行動をおこす事を覚えました。人として人を勝手に思い込み、決め付け、追い詰める事は、相手を成長させない。遠ざける。支配は心が弱いから、自分に自信が持てないから思うように従える。従いながら自信を無くしていく。信頼関係は成り立たない。男と女はもっとです。距離の持ち方。自分のあり方。相手への思いやり。信じる心。シンプルに考えだすと見えてきますね。

先生のコメントを読んでいて、『北風と太陽』の話を思い出しました。詳しいストーリーは忘れてしまいましたが、たぶん、北風と太陽が歩いている人の上着を脱がそうと競争していたように思います。
北風は冷たい風をどんどん吹いて上着を飛ばそうと試したけれど、
歩いている人は、上着の前をしっかり押さえて、脱ぎ捨てるどころか
益々上着をしっかり着続けた。
逆に太陽は、暖かい光をさんさんと注いだら、道を歩く人は難なく
上着を脱いでしまったと言うお話だったと思います。
人に対する接し方もこれと似ていますね。恋人でも同僚でも子育てでも言うべき事があれば、明確な言葉で、暖かさと思いやりを持って1回きり。そうすれば相手も心を開いて思いも届くだろうし、お互いの関係も良くなるはず。
疑念と冷たさを持って感情論で何度も何度も人を追い込むのは、思いが届くどころか、益々心を閉ざして何も変化無し。終いには、その後何を言おうと伝えたい事も右耳から入って左耳に抜けていくだけになりそうですね。
人と接する仕事を長くしていると、その事を身に沁みて感じてしまいます。

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