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バレンタイの日は大雪だった。 。。。雪。。。

一カ月も逢っていない彼に、彼女はチョコレートを渡そうと思って、前の晩に手作りのチョコレートを作った。

いざバレンタイ。
彼女は彼が住んでいるマンション近くのコーヒーショップで彼を待ち伏せた。会社帰りの彼にサプライズプレゼントしようと思って。

そして、
彼らしき人が歩いている。後ろ姿だが、確かに彼だ。

ところが・・・

彼女は彼を見かけた瞬間、目の前が真っ黒になった●●●真っ黒●●●


頭が真っ白で目の前が真っ黒とはまさしくそういうことをいう。

・・・


彼の・・・。

彼の横には別の女性がいた。


しかも、楽しそうに腕を組んで歩いている。

その女性は、幸せそうに彼に寄りかかっている。ミニスカートでスキップしながらギュっと寄りかかっている。目は彼を見て恍惚感❤に酔いしれている。(やばい雰囲気)

・・・

目の前が砂嵐のように真っ黒。
いや砂嵐ではない、雪だ!大雪だ!吹雪のように雪が舞い散り、辺りが真っ白で何も見えない。頭の中は透明なほど真っ白となった。こんな哀れな光景は見たことないほど。


一瞬にして、この世界が消え去った。


夢も希望も・・・愛も・・・一瞬にして消え去った。


雪降る中、傘もささず呆然と立ちすくむ彼女・・・。


普通の子なら、ここで終わるが、

彼女は違った。


彼女は超明るく前向きな女の子なのだ。

唖然と立ちすくむのは、ほんの2~3秒、速攻で彼に駈け寄る。


「○○!(怒)何しているの?」
後ろを振り向いた彼は慌てた「あっ」・・・(見られてはいけないところを彼女に見られた、どうしょうという態度をとりながら。(汗)(汗)(汗)・・・。
一緒にいた女性も振り向いた(なによこの女)という顔をして


彼女は彼氏の手を引っ張って、「ちょっとこっちにきなさい」と言って、その女性から距離を置くように離した。

「○○、何なのあの女!どういうつもり」
彼は、
モゴモゴとしか言わない。あっ、とか、うっ、としか言わない。頭の中はパニクッテいるので、適当な言葉が見つからないのだろう。モゴモゴ、酸欠状態。


彼女、「私ね、今日はあなたのために、チョコレートを作ってきたのよ」。
彼、小さい声で「ああ、ありがとう」とボソと言う。
彼女「○○に一カ月も逢えず寂しかった、ねえ私の気持ちわかる」
彼「ゴメン・・・仕事が忙しくて」
彼女「仕事が忙しいのに女の子と腕組んで歩いているの!私のことを放ったらかしにして、しかもバレンタイに許せない!」怒りがこみ上げてくる。
彼、たじたじとなり、しまいには開き直る。「いいだろうオレの人生だ!オレの好きなようにして」
通常の女性なら、ここでカチンと切れて☆☆××●●となるが、彼女は切れることなく、冷静に、強気で、積極的に言った。「そうよあなたの人生よ、好きにやれば。でもね、二人のルールは守ろうよ。二人は仲が良かったでしょう。この間はちょっと喧嘩して仲を悪くしたけど、あの程度の喧嘩で二人のルールを壊しちゃダメじゃない」

彼「何ルールって・・・」
彼女「ほら、二人の将来さ」

彼「オレはオマエと将来の約束なんかしてないぞ」
彼女「あ、○○、この期に及んで逃げるつもり」

彼「なに逃げるって、オレはそんな約束をしていない」
彼女「またまた、そんなこと言って、何照れているの?」

彼「オレは照れてなんかいない、オレはオマエと一緒になる気ない」
彼女「あっそう、じゃ返して」
彼「何を?」

彼女「私の3年間返して」
彼「3年間ってオマエ、意味わかんない」
彼女「私高いのよ」
彼「高いって何だよ」
彼女「女としての単価さ」
彼「単価?」
彼女「私の乙女の大事な3年間を返せないのなら、一年間1000万円で、3年間3000万円払って!」
彼「3000万円?なんだそりゃ!」

彼女「そうよ、私は女としての価値が高いのよ、それを私は無償であなたに提供したのよ」
彼「バカバカしい」

彼女「ねえ、3000万円払って」
彼「払えるわけないだろう。そんな法外なお金」

彼女「じゃあ、私を大切にして」
彼「えっ」

彼女「私を大切にしてくれたら、3000万円チャラにしてあげる(ウフフ)」


彼は唖然とした。そしてバカバカしくなった・・・。なんだこの女は・・・


そうこうしている内に二人のやりとりがアホ臭いほど続く。彼はすばやく彼女を追い払い、最近付き合った浮気相手の女性を自分のマンションに連れ込む予定だったが、彼女が魔人のように立ちはだかる。ここで負けてなるものかと立ちはだかる。彼がわめこうが罵声を浴びせようが立ちはだかる。彼の眼をしっかり見据えて。根気のいる作業だが、彼女は雪より頑固だ。


二人のやり取りを遠目に見ていた浮気相手の女性は、いつのまにか姿をくらました。雪の降る寒い中、しびれを切らして立ち去ったのだろう。あるいは彼女には勝てないと思って立ち去ったのかもしれない。


彼女「あら?あの女性いないわよ」
彼「え?」
彼女「ほら、あなたの浮気相手さ」
彼「あっいない・・・」
彼女「じゃあ、そういうことで、私があなたのマンションに行くわ」
彼「頼むから今日は帰ってくれ」
彼女「今日はバレンタイよ。寒いわ、こんな大雪の日に、か弱い女性を一人で帰すつもり、このひとでなし、この悪魔・・・私泣いちゃうわ、エッエッエッ」嘘泣き・・・。
彼「オマエはか弱くないだろう、嘘泣きはよせ、頼むから今日は・・・帰れ」
彼女「嘘ばれた(笑)わかった、じゃ今日は帰るから。その代わりひとつ約束して」
彼「約束ってなに?」
彼女「私が帰ったあと、あの女性を家にいれないこと」
彼「わかった」
彼女「絶対よ」
彼「入れないよ」
彼女「じゃあ指切りげんまいしよう」
♪指切りげんまい♪嘘ついたらハリセンボン飲ます~~~~
彼はたじろぎながら指切りをしている。


こうやって、大雪の中、
一時間に及ぶ、男と女の、頭の中は真っ白で目の前は真っ黒な会議は終わった。


彼はへとへとになって家に辿り着いた。
そして浮気相手からメールが届く。
彼は指切りげんまいの約束の通り、浮気相手の女性を家に入れなかった。


その後の二人はどうなったかわからない。
まあ、彼女の超前向きな行動力なら大丈夫だろう。
彼はきっと彼女のいいなりになる。

終わり。



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テーマ : 終わった恋 - ジャンル : 恋愛

コメント

No title

これって・・・ちょっとひいてしまいます。

彼はその後彼女のいいなりになるかもしれませんが、女にまったく可愛げがないので
いずれまた浮気しそうw

No title

女性がひく内容が、男性には受けることもあります。
女性の考えの逆に男性とうまくいく方法があります。
私は、同じ男として彼女の行動力に感心しました。
彼女の勇気を称えたいと思います。





No title

そうなのですか・・・? 私は、可愛いなって思いました。男性心理は怖いな・・・かも知れませんが(笑)
先生の浮気した男性には、思いっきり怒って、浮気したら、彼女は怖いんだな!
って思わせるパターンを実践されたような気がします。

きっと、その後は、一切、この事には触れずに・・・可愛い女、良い女であり続けようと思っていると思います。

違うのかな?続きが・・・知りたいです

でも、偉いな、こんな風に実践できる彼女!羨ましいと思いました。

No title

この女性は超前向きで、自分に自信があるのですね♪
とても羨ましく思います。
私ならその場に要られず帰りますね…
こんな事が起こらない事が一番ですが、もし同じような場面に
遭遇したら立ち向かえるくらいの強さと冷静さをみにつけたいと思いました。

No title

彼女は、スゴいな~( ☆∀☆)良い意味でですよ!あっぱれと思いました。次に会ったときは普通に笑顔で接すればいいだけですよね。
ても、私だったら、そのまま帰り、損切りするのが、関の山でしょうか....(^-^;。
今日のストーリーも感服いたしました。

ずっと復縁したかった彼が、先日入籍をしたことを知りました。
彼と会う機会があり、「おめでとう」って言いました。
彼と別れたばかりの時は、彼に好きな人ができるのが怖くて、必死に自分磨きをしました。
それから、『恋愛日記』をたくさん読んで勉強しました。
あきらめよう、そうすればうまくいく。
本当にご縁があればまた結ばれる…そう信じて。
結局、私はその方とのご縁はありませんでした。
彼に他に好きな人ができるのがあんなに嫌だったのに、今やっと「おめでとう」って言えた私は少しは成長できたかな?
この記事の女性のように、彼氏が浮気してもめげない可愛い女性に近づけるよう、『恋愛日記』を読んで幸せになりたいと思います。

おんなじ

私も思考より行動が先行っちゃう方なので彼女の事理解できる!!!しかも、彼女と同じで行き過ぎる(笑)男性はひくかなぁ?
でも、私の行動が喧嘩や別れた原因になった事ないな~むしろ、言葉の行き過ぎの方が大喧嘩を勃発させてた。男性には言葉より行動で示す方が分かりやすいと思うのだけど。。その上この彼女チョコレート手作りだし…ちゃんと可愛い女性(⌒‐⌒)
尽くして尽くして尽くし抜くのが女性。それに男性が責任をとるのは当たり前。私もそう思う。

あっぱれですね。手にいれる、取り戻すと
言う結果ならば成功。幸せなのかは不明。
そこまでして必要な男かのか否か。

結ばれそうで 結ばれない2人
の題名なので
この話の続きがあるのでしょうか…(^-^)

仕事を余裕で待てる女の人になりたいです

No title

え。。。?こんな女が素晴らしいのですか?独身の男女の恋愛において、どうして「自分以外の女は浮気相手」と決めつけられるのですか?それが女の自信?あっぱれ?ですか?ただのヒステリックで感情的なあつかましい女としか思えませんが・・・・。
私は現在すでに若い女ではありませんが、昔は確かにこういう行動をしたこともありました。でも、自分に自信を持つということを勘違いしてはいけないと思います。沖川さんもそんな恋愛を薦めていらっしゃるわけではないと思うのですが・・・??失礼だったらごめんなさい。

自信があり堂々した女性ですね(^-^)過小評価してしまう人達が多い中、自分の値段を言ってのけるあたり・・・本当にスゴイですし、爽快で気持ちがいいです。

私だったら、彼を信じられなくなり自分から離れてしまいそうです(ToT)

ナイス☆

これが実話であれば最高ですね(笑)!私も相手の不貞が発覚した時にもう少し大きな金額を言っておけば良かったかな(笑) あっぱれな女性だと思います! きっと彼が彼女にとって本物の男であれば、彼女のペースに飲まれ、上手く行くでしょう~(笑)!

No title

今時のはやり言葉で言うならリスクを恐れないでしょうか。
立派、立派。
いや、多分アタマに血が上っていてリスクだのなんだの考える余裕はなかったのでしょう。自分の中の正義を貫いたというわけで。

大人になるに従い、世間だとか外側の「正義」に従わなきゃいけないよなあなんて方向に真面目な人はなっていきますが、それはそれで素晴らしい事なんですが、人間としての基本、自分が正しいと思った事をためらいなく実行するという力は薄れて行くかもしれません。

残念ながら、世間の正義なんて怪しいもの多いですからね。

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