私にはない。私は霊能者ではないからだ。
霊感はないが直感はある。研ぎ澄まされた直感が。
経験は?経験は豊富にある。
その経験によって私の直感が研ぎ澄まれてきたのも事実。経験は人物を語る。経験に勝る霊感も直感もない。
直感は、仕事を休むと萎えでくる。一年も休めば直感は鈍くなり単なる普通のおじさんに戻ってしまうだろう。それだけこの仕事は気が抜けない。毎日が刺激的であり、苦痛の種であり、波乱万丈であり、これでもかという世界中の悩みを一手に引き受けている気分となる。でも…大したことない。たかだか男と女の悩み。戦争の危機、テロの危機、貧困の危機、難民の危機、人類滅亡の危機に比べれば、男女の危機は大したことない、危機どころかその程度で悩んでいるのは逆に可愛いもの。男と女の恋愛で悩む日本は、それだけ平和国家であることを証明している。
その平和国家において、私は男女の悩みに直面している。日本は平和国家であるが、男女の悩みは平和でなく戦争だ。期待と裏切りのオンパレード。にっちもさっちもいかない、選択の余地もない悩みが永遠に続く。なぜ悩みが永遠に続くか?恋する人々は理性の集団ではないからだ。恋する人々は感情の集団、だから悩みが永遠に続く。男は男の感情に支配され、女は女の感情に支配され、それぞれが自分勝手な感情に支配されている。私の仕事は感情に理性を注入すること。この仕事をしていると恋愛感情は低レベルの感情に見えてしかたがない。本来の恋愛感情は爽やかでロマンチックで、人々に生きる希望を与える天の恵みのようなものなのに、最近の恋愛感情は邪悪な悪に支配された低レベルの感情になっている。だから私は恋に狂った人々に高レベルの理性を注入することを仕事としている。
私の仕事は直感だけではやっていけない。鈍感力も身につけないとやっていけない。「直感と鈍感」両方必要となる。研ぎ澄まされた鋭利な直感もあれば、嫌なことはすぐに忘れてしまう鈍感もある。私はネガティブなことはすぐに忘れてしまう。お客さんの相談はほとんどがネガティブな相談。鑑定が終わったら私はそのお客さんのことを忘れてしまう。それはネガティブな感情を家に持ちこまないためだ。ネガティブを忘れてしまう私には記憶力がない。だから、久しぶりに客さんが見えても覚えていない。ネガティブなことは忘れているからだ。でも大丈夫、仕事に入れば直感が冴えて来るので、すぐにスイッチが入る。鑑定に入ればスイッチが入り、鑑定が終わればスイッチはOFFにする。そうでないとこの仕事は長く続けられないからだ。
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職場でも様々な人がいるけれど、その人のバックグラウンドが読めてしまって、こんなに語学が万能なのに残念と思う人もいます。
仕事のonとoff...一番大切ですね。私もネガティブ感情が結構嫌いです。仕事は環境がかなりネガティブなので、一歩会社の外に出たらもう違う事考えてます。週末はリフレッシュしそしてまた月曜から思いっきりアクセル踏む。このサイクルだから頑張れます。