中年以降の愛は純愛ではありません。純愛はわずかに残っていますが、青春期・青年期と比べるとわずかなものです。
その点、女性はいつまで経っても乙女です。40代でも50代でも60代でも70代でも80代でも乙女の純愛です。男性とはまったく違う生き物です。
大人になった男性の愛、それは「責任」です。
純愛より責任を重んじる、これが大人の男の愛です。
責任とは生活を安定させるためのものです。
そのために男性は朝から晩まで働くのです。
会社が命、仕事が愛だと言わんばかりに働くのはそのためです。
そうなると男性は、彼女や奥さんを構いません、放ったらかしにします。女性に構っている時間を全部仕事の時間に充てたいのです。また仕事だけが人生ではない、より良い仕事をするためには休養も必要。家に帰ったらゴロンとテレビを見て、ゲームにいそしんだり、趣味を楽しんだり、友達と飲みに行ったり、明日の仕事のコンディションを整うために休むようにします。男性の休養は、すべて明日の仕事のためにあるのです。
そうなると女性には不満足。
男性の愛は生活する責任の愛。
女性の愛は乙女。だから、彼の態度が気にくわない。
なんで私のことは構ってくれないの?
なんで放置するの?
とイライラが募ります。
女性の怒りは、自分のことを大切にしてくれない。自分のことを愛してくれない。思いやりがないことから起因します。そして感情的になって男性責めます。この女性の感情は、男性にとってとても迷惑なこと。男女の違いは、両者一生わかり合えないでしょう。
中年以降の男性の愛は、
お金と時間です。
お金をどれだけ使ったか、
時間をどれだけ使ったか、
そこに愛があります。
それは口先だけの愛ではありません。
実利に伴った本物の愛です。
男は黙ってお金と愛を提供する。
昔にあったコマーシャル。「男は黙ってサッポロビール」みたいなものです。古すぎてごめんなさい。つまり美味しいものは黙っていただく。本当に愛している女性には黙ってお金と時間を提供する。これが男の愛です。言葉を重要視する女性にはそれが物足りなく、理解できないかもしれませんが、男とはそういうものです。本物の男の愛は、黙ってお金と時間を提供しているのです。
旦那が浮気した。旦那の財布を見たら、怪しい領収書が出てきた。フランス料理、2名様、3万円。それを見た奥さんが怒り狂って離婚だと言い出します。私とは3万円のフランス料理なんかに行ったことがないのに、よその女と行きやがった、許せないと。奥さんの怒り心頭の気持ちもわかります。わかりますが、私は冷静になって次の質問をします。
旦那さんは、
どちらにお金と時間を使いましたか?
浮気相手ですか?それとも奥さんですか?
冷静になればわかることです。
お金。
旦那さんは1年間で奥さんや子供たちを含む家族のために500万円お金を出しました。浮気相手には多く見積もって5万円です。つまり旦那さんは奥さんのために浮気相手の100倍お金を出したことになります。ということは浮気相手の100倍奥さんを愛していることになります。
時間。
旦那さんは、浮気相手とは月に一回3時間デートしたとします。それ以外は毎日家に帰っています。家に居る時間と浮気相手といる時間を比較してください。そこでも100倍旦那さんは奥さんと過ごしている時間の方が多いのです。
男の愛はお金と時間です。
はい、どちらが多いですか?
多い方に男の愛があるのです。
そこのことをよく考えて、離婚するかどうか考えてください。
男の愛はお金と時間です。多く提供したところに愛があります。
もし離婚となったら、奥さんはお金と時間を自分で提供しなくてはなりません。40代で離婚する場合、私は「1億円損しますよ。あなたは今から1億円稼げますか?」と質問します。するとほとんどの奥さんは、首を横に振って、それは無理という態度を示します。離婚ではなく、どうやって旦那さんの浮気をやめさせるか?そこに焦点を絞った方がいい。後はそういった話し合い、鑑定となります。お金とは愛。時間とは愛。それをどうやって死守するかです。
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