自信のない人はあなただけではありません。ですから、自信のない自分にあまり悲観しないようにしてください。いつか、あなたも自信が持てるようになります。そのいつかのために今は待機をしている、それがあなたなのです。
一言で「自信」といってもいろいろあります。
自信過剰タイプと静かなる自信。概ねその2つに分けれます。強引豪傑な自信を持つか、出しゃばらない控えめの自信を持つか、どちらがお勧めかというと、女性は後者の方がいいでしょう。過剰な自信は人々に嫌われ、控えめな自信は人々に受け入れれるからです。また控えめな自信は陰徳のある自信と呼ばれ、深みのある人間として人々から尊敬されます。
では、出しゃばらない自信がいいか?となるとそうでもありません。いくら控えめのある自信がいいといっても、相手が悪いことをしているのに注意もできないような弱き心ではダメです。それだと相手に舐められるだけで、かえって自信を失くしてしまいます。
陰徳のある自信とは、大概のことは許すが、ここ一番のときは自分の意見をいう。普段は静かだが、ここ一番のときに存在価値を示す。「ここぞ!」とばかりに能力を発揮するからこそ尊敬されるのです。いざというときに発揮する自信は、人々から受け入れます。
陰徳のある自信を持つためには、隠れた徳を積み上げるしかありません。勤勉に働き、書物を読み、運動をして、暴飲暴食を避け、心と体を健康に保つ陰徳の作業を積み上げることです。なんだ、そんなことかと思われるかもしれませんが、そんなこともできないのが大半の人間です。淡々とそれができるようになってこそ、自信は内側から芽生えてくる、それを知っているのはわずかな人間しかいません。
いま自信のない人は、まず陰徳の作業から始めることです。勤勉に働き、書物を読み、運動をして、暴飲暴食を避け、心と体を健康に保つことから始めてください。
自信のない人は心と体が健康ではありません。仕事は手を抜き、本など読まず、運動もせず、暴飲暴食に明け暮れていたら、心と体は不健康になります。だから、自信が持てないのです。
仕事、本、運動、食事、この4つの柱ををいい加減にしたら、自信など持てません。自信のない人は、何かかけているのです。勤勉に働いているが本は読まず運動はしないとか。勤勉に働いて本も読み運動もしているが、お酒が好きで朝方まで飲んでいるとか、何かしらの不健康な生活を送っているはずです。
自信は心と体を不健康にしたら持てません。中には不健康な生活を送りながらも自信たっぷりの人がいます。自信過剰の豪傑強引な性格がそうですが、それは単なる見せかけの自信で、本物の自信ではありません。自信というより、嫌な性格。人々から煙たがれるだけです。
4つの柱を実行していますが自信がありません。
そういう人も中にはいると思います。
そういう人は性格の改善が必要ですね。性格を強くする勉強を重ねていくしかありません。そのためにまず自分に自信を持つことです。自分に自信がないから、4つの柱を持っていても自信がつきません。自分に自信さえあれば、4つの柱で自信がつくはずです。とても繊細でとても神経質な心をどう強化するか、それがその人の課題となります。
私はそういう人の性格改善を得意としています。自分に自信がない人に自信をつけさせる、これが私の仕事でもあるからです。基本は持っているので、希望さえ与えれば徐々に性格の改善はできるようになります。自信のつけさせた方はそんなに難しくありません。自分を信じる力をどう養うかです。話を聞いてあげて、あなたの考えは正しいと褒めれば人間は自信がつくようになります。そして、自分のことが好きなれば、自信はつくようになります。
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