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男の復縁は、ほとんど不可能である。それをこのブログを見ている男子諸君に伝えたい。取返しがつかなくなる前に彼女の心を察知することだ。手遅れになる前に誠意をみせないと彼女は去っていく。もう二度と後戻りしない。

女性の愛の感情に男性は勝てない。そのことをよく知ることだ。すべての恋愛は女性に支配されているといっていいだろう。恋愛の決定権は女性にある。

女性が別れを決心したら、もう過去には戻らない。
女性が嫌いになったら、もう二度と好きになれない。

そうなる前に、女性は命のぎりぎりのところまで悩む。女性の愛は命と一緒である。男性が気づかないだけである。そして命を削った決断。その決断は先陣の谷の木の枝にぶら下がっていた宙ぶらりんの手を放すがごとく、奈落の底へ落ちる。そしてその恋の命が終わる。そう恋の命が終わるのである。そして新しい自分へ生まれ変わる。

いくら男が必至になって復縁を迫ってきても、もう彼との恋は死んだのである。その恋に命は宿ってない。

迫ってくる彼に、魅力を感じなくなる。うっとうしくなり険悪感さえ覚える。男が復縁を望めば望むほど、女性は生理的に嫌になる。『今さら何よ』その一言の意味は深い。その一言は、今さら遅い手遅れさよならと同じ意味である。不治の病にかかった患者が手遅れで、手の施しようがなく、あとは死を待つのと同じである。男はその死を受け入れられなくてもがき苦しむだけである。

女性の恋愛は命と同じである。
その命の灯火が消えたとき、女性はその恋愛を振り返らない。
恋が終わった女性は別人になる。別人とは新しく生まれ変わるのである。そこにいるのは以前彼を愛した女性ではない。別の女性がいるのである。

別人だから、彼の愛を受け入れない。拒否もする。冷たくもする。関わるのを嫌がる。新しい出発をするのに彼が邪魔なだけである。男性が未練で、以前のように彼女の愛を取り戻そうとすればするほど、女性はますます引いてくる。ますます彼が嫌いになる。最初は動揺していた彼女も、命が冷めた彼女はもう彼とは戻らないと決心する。


ホント☆目の中に入れてもいたくない。
という心境になる。

自分の子供、天使。この世に存在する男のどんな遊びより、子供と遊んでいる方が楽しい。男のすべての欲求より、子供を育てる欲求に比べたら、男の欲求なんてくだらないものである。価値は断然子供を育てる欲求の方が上である。

車・ギャンブル・趣味・スポーツ・酒・女・・他にも男の遊び、欲求はたくさんあるが、自分の子供ができたら、そんなものに金を費やす気分になれない。そんな金があれば子供のおもちゃを買いたい。そして一緒に遊ぶ。無上の喜びである。

世界一美人の女性とお台場をデートするより、ヨチヨチ歩く天使と近くの公園を散歩したい。その子は自分の分身であり、宝である。

その子が生まれたお陰で、自分には高い目標ができた。
最低20年間は、その子を育てなければいけないという次元の高い目標である。男は次元の高い目標がないと成長できない。それが仕事に使命感を持たせ、社会人としての自覚もできる。その覚悟ができ、それをやり遂げたとき、初めて男は一人前の称号を手に入れることができる。その次元の高い目標がない男は不幸である。

変わりに自由と遊び手に入れることができるが、これは決して幸福ではない。遊びで幸福を手に入れた男は、この世に存在しない。

自由だけど孤独である。孤独な男、結婚できない男は日本で2割にも達する。若い頃散々自由を手にした男たちである。次元の高い目標がないまま過ごした男たちは天涯孤独なのである。

女房や子供は男の重たい荷物ではない。むしろ男を成長させる原動力である。その原動力を持たないから、君はパワーがでないのである。

男は荷物を背負って山登りしたほうが成功するのである。
その荷物を放り出した男は成功しない。気が緩んで、崖から転落するのである。今不幸と言われている男たちは、みな転落組みである。
ウソは言わない。一度両手に荷物を持ってみよう。あなたの成功はそこからスタートするのである。物凄い味方とパワーを得たあなたは成功するしか方法はない。成功とは幸福を手に入れることである。