男の小さな嘘と悪さ
長年恋愛相談をしていると、必ずといっていいほど、彼の嘘と悪さを女性たちは発見しています。些細な彼の不審な動きを察知する能力は凄いです。
女性は好きになると、その男性の全てを監視します。囚人の監視官よりするどく見張っています。信頼関係を半分持ちながらも彼の素行が気になる。その特別なレーダーは時として誤解と悲劇を生みます。
マナーと社会通念の常識として本人の許可なしで見てはいけない彼の携帯。
ほとんどの女性たちが見ています。『ここを見ている男性たち、あなたの携帯は盗み見されていますぞ、女性の不安を取り除くためしっかりとセキュリテーブロックしてください』
あなたがキャバクラのおねぇちゃんと仲良くなろうと、職場の女の子と仲良くなろうと、仲間の紹介で知り合った女性と仲良くなろうと、それを絶対彼女に悟られてはいけません。
公明正大なあなたの親切心が誤解を招くこともあります。
たまに同僚たちの付き合いであなたはキャバクラに行くこともあるでしょう。楽しい酒を同僚たちと飲み交わし、同僚たちとの交友とチームワークの確認、そして若くてピチピチしたギャルたちと意味不明なバカ話、日常の現実と違う酔いの雰囲気が普段真面目なあなたの鼻の下を伸ばすかもしれません。そして魔が差したと思えるような気に入った子とのメール交換、でもそのメアドは実はお店の商売用なのです。決して個人のものではありません。鼻の下を伸ばしたあなたは、彼女に内緒でキャバ嬢とメールを楽しむでしょう。その行為は分かります。日常のストレスから非日常にたまに逃げたいからです。
仕事ができて真面目で親切なあなたは、当然周りからの信頼も厚いでしょう。後輩の女の子が悩み相談を持ちかけてくるかも知れません。女性は悩みを抱えていると誰かと相談したいものです。女友達の意見ばかりではなく異性の意見も聞きたいものです。そして親切なあなたが彼女の相談にのります。男とは後輩の女の子から頼られるのを誇りに思うものです。これはもう彼女以上に真剣に相談にのります。後輩の女の子は彼女が忘れかけている尊敬の念があるからです。
男性が生きていくうえで、仕事であれ、付き合いであれ必ず女性と接触します。これは女性にも言えます。あなたと彼と二人だけで無人島生活をしているわけではありません。
性の習性からして異性を好むものです。その本能は男女同じです。
その性の本能をコントロールするのが貞操観念です。とくに女性は貞操観念が男の10倍あります。男はどうかというとほとんど貞操観念がありません。その代わり理性があります。本能の趣くままに行動したら破滅すると理論・理屈でサガの本能をコントロールしているのです。女性は理論がなくても本能の貞操観念を持っています。
ときとしてその理性は狂うことがあります。それはストレスが溜まったときです。生きていくのに不安な男性は理性が狂います。仕事に問題や不安も無く颯爽と生きている男性はキャバ嬢からのメアドの交換をさりげなく断ることができます。ここは遊びと割り切れるからです。後輩の女の子との相談もその子の幸せのために意見を言うのであって下心はありません。男の理性は人間関係の分別です。
ところが世の中、理性の働いた人間関係の分別を果たせる男性ばかりではありません。むしろそういう男性は少ないといっていいでしょう。
欲望というのが人間のサガの中心になっているからです。その欲望を自分の夢や目標のためだけにエネルギーを使えばいいのですが、若いうちは性衝動に使ってしまいます。
理性と性衝動、その二つのハザマで男たちは女性を見ているのです。
ここで誤解してほしくないので付け加えます。男の性衝動は一時的なものです、90%は理性がコントロールしているのです。
一時、鼻の下を伸ばしたとしても下心が芽生えたとしても。男たちは本命である彼女の存在を忘れません。はっきり言って怖いからです。そして罪悪感を持っているからです。この2点セットで男は遊びから本気になかなかならないのです。
もし、男が遊びから本気になるとすれば、
それは、
彼女の嫉妬です。
そんな光景もいっぱい見てきました。
彼の携帯を見てしまった。
そしたら他の女と彼はメールをしている。しかも私より楽しそうに・・・
悔しい!許せない!
彼を問い詰める、彼はオレの携帯を見たな!と逆ギレする。・・・それか先は文章にできません・・・・
私は一回目の問い詰めは正解だと思います。それが男のブレーキになるのは間違いないからです。ところが女性のサガは一回では許してくれません。他の女の存在が女性の一番の関心ごとで恐怖なのです。男はそんなこと分かっていません。単なる魔が差した遊びだと思っているからです。そこまで執拗に責められる問題ではないと思っているからです。僕は何も悪いことをしていない誤解だといいわけをするのです。その男の嘘のいいわけにカチンときた女性は徹底的に息の根を止めるくらい彼を責め続けます。来る日も来る日も。
そしてとどのつまり、遊びが本気になるのです。そして嫉妬に狂った彼女と別れようとします。単なる携帯のメールの発見、それが原因で世界中で多くのカップルが別れています。
私は常々、彼の携帯を見ないよう忠告しています。あまりにも多くの別れの原因が携帯にあるからです。恋人間では使用禁止にしたほうがいいくらいです。
すみません。男のサガから起きるちょこっと悪さや嘘は仕方の無いことです。男本人はそれは大したことないと思っています。ただあまりにも彼女(女性が)そのことについて神経過敏になるので、それはしてはいけないんだなと本能に逆らいながら学習しているのです。学習しているから小さな嘘や悪さを働いている男は、彼女にバレたら大変だと、彼女に対して申し訳ないという罪悪感を持つのです。
嫌になるけど、ズバリ言います。
男のふざけた小さな嘘や悪さは、あなたが関心を示さないことです。知らないほうが得ということです。相手は女性ではありません。男なのです。そして誤解しないでください。男の一部の遊び心が全部だと思わないでください。男にも理性があります。その理性がある限りあなたが本命なのです。やがて男は本命の女性のもとへ帰っていきます。
ホーム > 月別アーカイブ: 2007年09月
私の占いの基礎は、
『最後まで諦めるな』です。
他人がどうの、占い師がどうのではないのです。
『自身が決めることです』
どんな状況であれ、諦めないでとことんやる。
自分が占いの世界に入ったとき、苦しい日々の連続でした。気の遠くなるような、気が狂いそうな日々の連続です。雨の日も風の日も雪の日も凍りつくよな真冬でも猛暑の炎天下での夏の日でも、サラリーマンの勤務を終え、夜中まで年中無休で路上に立った2年間、休みと全ての遊びをキャンセルし占いを続けた日々、来ないお客さんを永遠に待ち続けた日々、何でこんなバカなことをやっているのだろう、こんなの辞めちゃと悪魔に囁かれながら好きな夢を追い求めた日々。今では楽しかった想い出です。『あなたの恋愛に似ていませんか?』
そこで培った根性は、『最後まで諦めるな』です。
夢を追い求めるのは苦しいものです。でも夢があるから辛くても頑張れるのです。
諦めてはいけません、諦めるといことは夢を放棄することです。人生で一番大事なものを放棄することになります。
とことん最後まで頑張るのは大きな意味があります。
それは他人や第三者が忘れたものです。その他人や第三者は重要なことを忘れています。
とことん頑張って成長したことを忘れているのです。
恋愛は苦しみでも何でもありません。人を愛することは素晴らしいものです。こんなに楽しいものはありません。恋愛の苦しみこそ考え方を変えれば、楽しいものなのです。だってあなたは人生の最高の喜びである恋愛をしているのです。それを放棄する必要はありません。最高の哲学に達すれば、苦しみも楽しいとなります。それが生きている証です。
男の罪悪感、小さな嘘と悪さ
男は彼女が本命である。
でも、小さな嘘と悪さをするのが男である。もし、男にその現象がなかったらキャバクラなどを代表とする世の水商売はみんな閉店に追い込まれるだろう。そこに勤めているホステスの何百万人が職を失うだろう。
男の愛は主に仕事である。愛というか生きる糧である。若い男性は仕事に愛なんてバカバカしいと思うが、それもやがて年とともに修正されてくる。社会に勤めて5年も経てば、その基礎ができあがる。
仕事の次が彼女である。正常な男なら必ず彼女を欲しがる。
恋に夢中になる時期が男にはある。それこそ天にも昇る夢心地の世界である。彼女に会うためにピヨンピヨン飛びながら、走りながら彼女のもとへ向かう男性を見たことがある。私もそうであった、若い頃・・・(恥ずかしい)
純粋で魂の宿る時期、ロミオとジュリエット、冬ソナ(古いかな)を上回る恋が誰しもあるのではないでしょうか。恋とは人生の中で一番大切なものである。
その人生の中で一番大切なものを男は放棄する場面がときとして起こる。
その原因の一位は仕事である。男は仕事がうまくいかないときは恋もダメになる。恋愛と仕事は平行しているのだ。
続いて浮気である。浮気、浮ついた気持ちが呼び起こす罪悪。でもほとんどの男が浮気を悪いとさほど思っていない、ただ罪の意識はある。
浮気はあくまで浮気、決して本気ではない。本命はあくまで彼女なのである。だから隠れて嘘をついて浮気をする。罪の意識を感じながらスリルを味わう遊びなのである。男の願望は男には尊敬されて、女にはもてたいという夢がある。おそらく世界の男性たちはそういう願望をもっているだろう。
今回の記事は女性にとって憤慨をもたらしたり、傷つくこともあるかもしれません。それでも男の心理、実態を生の実況中継で書いていきたいと思います。そこに女性たちの知恵、防御があると確信して。時間となりました。続きは後で。
男は彼女が本命である。
でも、小さな嘘と悪さをするのが男である。もし、男にその現象がなかったらキャバクラなどを代表とする世の水商売はみんな閉店に追い込まれるだろう。そこに勤めているホステスの何百万人が職を失うだろう。
男の愛は主に仕事である。愛というか生きる糧である。若い男性は仕事に愛なんてバカバカしいと思うが、それもやがて年とともに修正されてくる。社会に勤めて5年も経てば、その基礎ができあがる。
仕事の次が彼女である。正常な男なら必ず彼女を欲しがる。
恋に夢中になる時期が男にはある。それこそ天にも昇る夢心地の世界である。彼女に会うためにピヨンピヨン飛びながら、走りながら彼女のもとへ向かう男性を見たことがある。私もそうであった、若い頃・・・(恥ずかしい)
純粋で魂の宿る時期、ロミオとジュリエット、冬ソナ(古いかな)を上回る恋が誰しもあるのではないでしょうか。恋とは人生の中で一番大切なものである。
その人生の中で一番大切なものを男は放棄する場面がときとして起こる。
その原因の一位は仕事である。男は仕事がうまくいかないときは恋もダメになる。恋愛と仕事は平行しているのだ。
続いて浮気である。浮気、浮ついた気持ちが呼び起こす罪悪。でもほとんどの男が浮気を悪いとさほど思っていない、ただ罪の意識はある。
浮気はあくまで浮気、決して本気ではない。本命はあくまで彼女なのである。だから隠れて嘘をついて浮気をする。罪の意識を感じながらスリルを味わう遊びなのである。男の願望は男には尊敬されて、女にはもてたいという夢がある。おそらく世界の男性たちはそういう願望をもっているだろう。
今回の記事は女性にとって憤慨をもたらしたり、傷つくこともあるかもしれません。それでも男の心理、実態を生の実況中継で書いていきたいと思います。そこに女性たちの知恵、防御があると確信して。時間となりました。続きは後で。
男の罪悪感
男の罪は、自信のなさから始まります。
続いて男の罪は、小さな嘘と悪さから始まります。
男は常に女性に対して罪の意識を持っているのです。
自信のなさ、(男の罪は仕事ができないこと)
恋愛が失敗する最大要因は、男の自信のなさです。それを男たちは女性に見せようとしません。男としてのプライドがそれを許さないのです。そのプライドは太古以前、この世に男性という性が誕生してから培われたものなので変えようがありません。
自信のなさは責任逃避へとつながります。『愛しているけど逃げる』という現状が起きるのです。男は臆病者、弱虫、逃げるのか、という言葉が大嫌いです。本当は臆病者で、弱虫で、逃げたいのですが、その弱音をはかないように小さい頃から男としての教育をされてきました。他人にはそれを見せないように我慢しているのです。ところが男も恋をすると、彼女に弱音をはくようになります。これが他人でない一体感、恋の始まりです。
彼女を好きになり、彼女を愛し、自分の良いところも悪いところも、全部受け入れて付き合ってくれる彼女を生涯守ってやろうという気持ちになります。
彼女も彼といるときの居心地のよさ、安らぎ、他人とは分かち合えない癒しの時間で恋が深まっていきます。
二人は相思相愛で結ばれるものでした。
そして、ロマンの後には責任という現実が二人に重くのしかかってきます。責任とは結婚です。結婚まではいかなくても、恋愛の責任を女性はどうしてももらいたがります。責任を求める女性の本能は、名実ともに彼を自分のものにすることです。『浮気をさせない、許さない』という保障です。他の女の影が、女性の心配の第一位です。その心配をなくため女性はある時期に迷いながら保障を求めるのです。第二位が女性自身の年齢です。そのボーダーラインは30です。男は年齢のことは自身に置き換えてあまり気にしませんが、女性は子供を産む性としての賞味期限があるのです。
恋の始まりは女性側に余裕があっても、恋も中期に差し掛かると女性側には余裕がなくなります。『好き』という気持ちが強く芽生えてくるからです。女性の好きは、未だに解明できていません、それは本能そのものだからです。だから女性は好きな人意外絶対に恋をしないのです。その女性の本能の好きは、彼の子供を生みたいという本能がそうさせているのではないかと私は勝手に解釈しています。だから子供を生む女性は貞操観念が高いのです。これが本能の根源にあるように思えてなりません。
そして女性は彼の子供を生みたいという本能とサガの要求が強く出てくるのです。
本能のサガの要求とは、私なりの解釈ですが、家庭をつくり子供ができたら彼がそれを守ってくれなかったら死ぬということです。それを他の女にとられたら許さないということです。ひとつの縄張意識、恋愛の縄張りができるのです。
その恋愛の縄張り意識を女性側が持ち始めると、干渉と束縛感が男にプレッシャーをかけてきます。世の男はそれが重いと言います。気持ちのズレなどの感情的な別れはそれが原因となっています。男の本能は自由を求めるからです。
三月から半年後に起こる、ロマンの後のサガの要求とプレッシャー、これを乗り越えないと恋愛は成就しません。
女性の心配をよそに・・・男は浮気心についてはあまり気にもしていません。女性は他の女の影が一番心配なのですが、男はそんなことはどうでもいいのです。彼女がいれば彼女が本命なのは間違いないのです。だからそれでいいのです。多少他の女の子に目がいっても8割りは彼女に向けているわけですから民主主義にのっとり多数決で彼女が本命だと採決されているので、それでいいと思っています。僕の気持ちは8割君に向けている、だから残り1割2割のことで気にしないでほしいが男の言い分です。男は数字の多さで決定します。
それよか、
男にとって一番心配なのは、『仕事』です。
男としてこの世に生まれてきた運命、仕事です。
それが不安定だと男は彼女と別れます。それも宿命なのです。
仕事ができない男は彼女に対して罪悪感を持ちます。
給料の安い男は責任を取れないことで彼女に対して罪悪感を持ちます。
仕事がクビになりそうな男は同時に彼女との別れを選択します。責任を果たせないからです。
会社を辞めた男は今までもらった給料の半分で生活できないものかと模索します。月30万円もらっていたら、月15万円で生活できないかと、それだけ社会の厳しい現実を知っているので弱音を吐くのです。そして彼女との結婚生活の費用を頭で計算します。とても無理だという結論にすぐに達するのです。
このように男は恋愛をロマンだけではとらえません。初期の頃は孤独から恋に落ち、愛に頭がのぼせ上がることもありますが、やがて現実を見るようになるのです。
そして男は自分が頭で計算していることを彼女に告げません。女性とそういった相談をすること自体が恥だと思っているからです。自分が、仕事ができない情けない男だということを彼女に悟られたくないのです。そのことについては無口になるのです。彼がそのことに触れないで何を考えているか分からないという現象はそこで起きます。
男は待って欲しいのです。黙って待って欲しいのです。僕が安定するまで。安定とは仕事で認められて成果が出て給料が上がることを意味しています。恥ずかしいのです。今の自分の給料で君を幸せにできないことが。
その安定する時期は、それは言えません。仕事はやってみないと分からないからです。女性は性としての時間がないので期日を知りたがります。男はそれでも先のことは分からないので期日は言えないのです。
このように、男は自分のふがいなさと仕事の不安定な苦しみの中で彼女の幸せを叶えてあげられない葛藤の渦の中で罪悪感を持つのです。
将来に自信がないのです。男の罪は仕事ができないことです。
男の罪は、自信のなさから始まります。
続いて男の罪は、小さな嘘と悪さから始まります。
男は常に女性に対して罪の意識を持っているのです。
自信のなさ、(男の罪は仕事ができないこと)
恋愛が失敗する最大要因は、男の自信のなさです。それを男たちは女性に見せようとしません。男としてのプライドがそれを許さないのです。そのプライドは太古以前、この世に男性という性が誕生してから培われたものなので変えようがありません。
自信のなさは責任逃避へとつながります。『愛しているけど逃げる』という現状が起きるのです。男は臆病者、弱虫、逃げるのか、という言葉が大嫌いです。本当は臆病者で、弱虫で、逃げたいのですが、その弱音をはかないように小さい頃から男としての教育をされてきました。他人にはそれを見せないように我慢しているのです。ところが男も恋をすると、彼女に弱音をはくようになります。これが他人でない一体感、恋の始まりです。
彼女を好きになり、彼女を愛し、自分の良いところも悪いところも、全部受け入れて付き合ってくれる彼女を生涯守ってやろうという気持ちになります。
彼女も彼といるときの居心地のよさ、安らぎ、他人とは分かち合えない癒しの時間で恋が深まっていきます。
二人は相思相愛で結ばれるものでした。
そして、ロマンの後には責任という現実が二人に重くのしかかってきます。責任とは結婚です。結婚まではいかなくても、恋愛の責任を女性はどうしてももらいたがります。責任を求める女性の本能は、名実ともに彼を自分のものにすることです。『浮気をさせない、許さない』という保障です。他の女の影が、女性の心配の第一位です。その心配をなくため女性はある時期に迷いながら保障を求めるのです。第二位が女性自身の年齢です。そのボーダーラインは30です。男は年齢のことは自身に置き換えてあまり気にしませんが、女性は子供を産む性としての賞味期限があるのです。
恋の始まりは女性側に余裕があっても、恋も中期に差し掛かると女性側には余裕がなくなります。『好き』という気持ちが強く芽生えてくるからです。女性の好きは、未だに解明できていません、それは本能そのものだからです。だから女性は好きな人意外絶対に恋をしないのです。その女性の本能の好きは、彼の子供を生みたいという本能がそうさせているのではないかと私は勝手に解釈しています。だから子供を生む女性は貞操観念が高いのです。これが本能の根源にあるように思えてなりません。
そして女性は彼の子供を生みたいという本能とサガの要求が強く出てくるのです。
本能のサガの要求とは、私なりの解釈ですが、家庭をつくり子供ができたら彼がそれを守ってくれなかったら死ぬということです。それを他の女にとられたら許さないということです。ひとつの縄張意識、恋愛の縄張りができるのです。
その恋愛の縄張り意識を女性側が持ち始めると、干渉と束縛感が男にプレッシャーをかけてきます。世の男はそれが重いと言います。気持ちのズレなどの感情的な別れはそれが原因となっています。男の本能は自由を求めるからです。
三月から半年後に起こる、ロマンの後のサガの要求とプレッシャー、これを乗り越えないと恋愛は成就しません。
女性の心配をよそに・・・男は浮気心についてはあまり気にもしていません。女性は他の女の影が一番心配なのですが、男はそんなことはどうでもいいのです。彼女がいれば彼女が本命なのは間違いないのです。だからそれでいいのです。多少他の女の子に目がいっても8割りは彼女に向けているわけですから民主主義にのっとり多数決で彼女が本命だと採決されているので、それでいいと思っています。僕の気持ちは8割君に向けている、だから残り1割2割のことで気にしないでほしいが男の言い分です。男は数字の多さで決定します。
それよか、
男にとって一番心配なのは、『仕事』です。
男としてこの世に生まれてきた運命、仕事です。
それが不安定だと男は彼女と別れます。それも宿命なのです。
仕事ができない男は彼女に対して罪悪感を持ちます。
給料の安い男は責任を取れないことで彼女に対して罪悪感を持ちます。
仕事がクビになりそうな男は同時に彼女との別れを選択します。責任を果たせないからです。
会社を辞めた男は今までもらった給料の半分で生活できないものかと模索します。月30万円もらっていたら、月15万円で生活できないかと、それだけ社会の厳しい現実を知っているので弱音を吐くのです。そして彼女との結婚生活の費用を頭で計算します。とても無理だという結論にすぐに達するのです。
このように男は恋愛をロマンだけではとらえません。初期の頃は孤独から恋に落ち、愛に頭がのぼせ上がることもありますが、やがて現実を見るようになるのです。
そして男は自分が頭で計算していることを彼女に告げません。女性とそういった相談をすること自体が恥だと思っているからです。自分が、仕事ができない情けない男だということを彼女に悟られたくないのです。そのことについては無口になるのです。彼がそのことに触れないで何を考えているか分からないという現象はそこで起きます。
男は待って欲しいのです。黙って待って欲しいのです。僕が安定するまで。安定とは仕事で認められて成果が出て給料が上がることを意味しています。恥ずかしいのです。今の自分の給料で君を幸せにできないことが。
その安定する時期は、それは言えません。仕事はやってみないと分からないからです。女性は性としての時間がないので期日を知りたがります。男はそれでも先のことは分からないので期日は言えないのです。
このように、男は自分のふがいなさと仕事の不安定な苦しみの中で彼女の幸せを叶えてあげられない葛藤の渦の中で罪悪感を持つのです。
将来に自信がないのです。男の罪は仕事ができないことです。
女性は恋のために投資をする
毎週のように来られる女性たちが毎年何十人かいる。
最初は鑑定料金もバカにならないので、そんなに来なくてもいいよと言っていたのだが、
『先生、ここは習い事をしているつもりで来ています。習い事なら月1~2万円はかかります。女性は恋のためならお金を投資するから大丈夫よ』
なるほど、そう言えばそうだな。
今までの女性たちはみんなそうだった。みんな真剣に自身の恋に前向きだった。
またこんな話も聞いたことがある。
『私の友達が、彼に振られた寂しさをまぎらすために一時ホストにはまった子がいるけど、何百万もお金を使って、結局はそのホストに捨てられたのよ、悲惨だったわ。そのホストの相談に乗ってあげたけど結局は遊びで叶わぬ恋でした。残ったのは借金と自己破産という汚名だけでした。先生のところに何百回来ても自己破産しないから大丈夫よ』
それから『そんなに来なくていいよ』という言葉を私は使わなくなった。自身の恋のため女性は投資をする。先生のところは習い事のつもり。そして安心できる言葉をもらえる。その安心が次のステップへの原動力となる。階段を上るように一歩一歩ステップを踏んでいけば、成就への頂上が見えてくる。そう信じて彼女たちはここへ来ている。
占いの手相は、一回見ればそうそう変わるものではない。だからそんなに来なくていいよと言ったつもりだが、真剣な女性たちは私の技術を学びたいのである。艱難辛苦のいろいろな恋愛相談をしてきた私の経験を学びたいのだ。
こんな占い処があっても良いし、私の望むところがそこにある。『話を聞いてくれる場所』
あなたの彼の変わりに、
私はいつでも話を聞いてあげましょう。
毎週のように来られる女性たちが毎年何十人かいる。
最初は鑑定料金もバカにならないので、そんなに来なくてもいいよと言っていたのだが、
『先生、ここは習い事をしているつもりで来ています。習い事なら月1~2万円はかかります。女性は恋のためならお金を投資するから大丈夫よ』
なるほど、そう言えばそうだな。
今までの女性たちはみんなそうだった。みんな真剣に自身の恋に前向きだった。
またこんな話も聞いたことがある。
『私の友達が、彼に振られた寂しさをまぎらすために一時ホストにはまった子がいるけど、何百万もお金を使って、結局はそのホストに捨てられたのよ、悲惨だったわ。そのホストの相談に乗ってあげたけど結局は遊びで叶わぬ恋でした。残ったのは借金と自己破産という汚名だけでした。先生のところに何百回来ても自己破産しないから大丈夫よ』
それから『そんなに来なくていいよ』という言葉を私は使わなくなった。自身の恋のため女性は投資をする。先生のところは習い事のつもり。そして安心できる言葉をもらえる。その安心が次のステップへの原動力となる。階段を上るように一歩一歩ステップを踏んでいけば、成就への頂上が見えてくる。そう信じて彼女たちはここへ来ている。
占いの手相は、一回見ればそうそう変わるものではない。だからそんなに来なくていいよと言ったつもりだが、真剣な女性たちは私の技術を学びたいのである。艱難辛苦のいろいろな恋愛相談をしてきた私の経験を学びたいのだ。
こんな占い処があっても良いし、私の望むところがそこにある。『話を聞いてくれる場所』
あなたの彼の変わりに、
私はいつでも話を聞いてあげましょう。
彼から返事が来ないときの心の持ち方
欲求不満にならず、返事が来ない事実を受け止めて対処する。
人生のページには自分でもどうすることもできないページがある。そのページの所有者は彼であり彼の気持ちである。
悲しいけど恋愛の行く末は彼の気持ちしだいである。彼女の強い思いや気持ちがいくらあっても彼が受け止めない限りそれはどうすることもできない。催眠術にでもかけて私を好きになるようにと命じてもそれは本心ではないのですぐに術から醒めるだろう。
女性は気持ちに無理難題なところがある。無理だと言っているのにそれでも彼が好きと言う。日本語の意味を分ってないワガママな現象がときたま起こる。
『それでも好き』は、男には理解できない。おそらくあなた方の彼は全員理解できないだろう。
相手が無理(ノー)と言っているのに、それでも好きとなるとこれは筋の通らない論法となる。男は聞き分けのない論戦が嫌いなのである。その論戦には何の価値も見出せないし、時間の無駄だということが仕事で培った脳がそれを判定する。
相手がノーと言っているのに、何で女性は『それでも好き』と言って苦しみながらも彼を追いかけるのだろう。他人には理解できない現象である。ひとたび恋に落ちた女性はみんなそうなる。東大出だろうが、海外の一流大学出だろうが、男を勝る学識を積んできた女性でもひとたび恋に落ちるとほとんどの女性がこうなる。
男性でもときたまこういう現象になるが、でも男性はわりと早く諦める。諦める代わりに未練として残る。女性はなかなか諦めない、苦しいながらも執拗にその好きという気持ちを持続する。そして諦めたら最後、もう二度とその男性に関心を示さない。
男はすばやく諦め未練を残す。
女は最後まで諦めない、諦めたら全てが終わりとなる。
今回のテーマは、男はすばやく諦めるが未練を残す、がテーマである。未練と罪悪感この心理を有効に使える方法はないかと模索する。
男と女は時間枠が違う。人生で生きている時間の使い方が違うのである。男は死に急ぐように仕事だ、付き合いだ、遊びだ、趣味だ、女だと忙しい自分の時間を作るのが大好きなのである。だから男は仕事以外でも、いつも忙しいと言っている。女性のように一人の男性と時間たっぷりの豊かなコミュニュケーションを作ろうとはしない。時間がもったいないのである。タイムイズマネーの感覚が男の時間には宿っている。とくに仕事のできる男はその感覚が多い。
ごはんは食べるだけが目的なので、10分もあれば済むと男性は思うが、女性はごはんを食べるではなくだべるのである。お喋りをしながらごはんをだべる、だから2時間食事に時間をとっても時間の無駄、もったいないとは思わない。
この男の時間枠と未練とどういう関係があるのか推察してみよう。
男は死に急ぐように時間を使う。うまくいかなくなった恋愛は時間の無駄だと思っている。いったん時間の無駄だと感じた男は、手間のかかるメールを返さないし、連絡をとらない。そのプレッシャーのかかる行為は価値のない産物だと判断する。それよりも価値の高い仕事が山積みである。そして精神的にいっぱいいっぱいになりながら仕事に専念する。だが仕事ばかりでは人生に満足感が起きない。それで男は仕事のストレスを解消するため遊びに夢中になる。その遊びは友達と酒を飲んだり、ゲームをやったり、スポーツをやったり、責任の取る必要のない女と遊んでストレスを発散する。その間彼女と会わないのは、彼女はストレスの根源であるからだ。うまくいかなくなった彼女ほど、男にはストレスそのものである。
彼女とうまくいかなくなった男はこういう時間の使い方をする。彼は仕事が忙しいと言って私を避けているのに、仕事以外の遊びにも夢中だわ、そんな時間があるのに、何で私に会う間をくれないの?と女性は疑うものである。
彼女とうまくいかなくなった男は、大体こんな時間の使い方をしている。男がこんな時間を使っているのに、女性はあくまで彼一本に時間を使っている。それでも好きと言う気持ちで復縁を望んでいる。そして彼にメールを送る。彼女からのメールは時間の無駄、ストレスと感じている男はそれに返事を返さない。男と女、悪循環の時間の流れが続く。
まずは時間枠の意味を理解しよう。女性からの沈黙はそこに意味がある。今の時間はタイミングがずれているのだ!そのタイミングは時間を置くことで合ってくる。
そのタイミングは時間を置くことで、男の未練を助長する。女性には分からないが、男の未練は時間を置くことで増幅していくのである。そして彼の場合、執拗に母のようにメールすることで、それが止まったとき、数ヶ月たって未練心が沸き起こる。
今はプレッシャーで価値がない、ストレスだと思われても、母のように心配する心は彼がそれを失ったとき、初めて気づくだろう。
彼女は苦しい時間の使い方が分からないので、毎週のように占い館に訪れた。その都度私は優しく相手する。本来は信用できる気の置けない友人が話し相手になれればいいのだが、全ての友人が彼とのことは反対なので、私のところへ来ている。私はそれでもいいと思っている。ここは単に占いをやる場所ではない。駆け込み寺でもあるのだ。
欲求不満にならず、返事が来ない事実を受け止めて対処する。
人生のページには自分でもどうすることもできないページがある。そのページの所有者は彼であり彼の気持ちである。
悲しいけど恋愛の行く末は彼の気持ちしだいである。彼女の強い思いや気持ちがいくらあっても彼が受け止めない限りそれはどうすることもできない。催眠術にでもかけて私を好きになるようにと命じてもそれは本心ではないのですぐに術から醒めるだろう。
女性は気持ちに無理難題なところがある。無理だと言っているのにそれでも彼が好きと言う。日本語の意味を分ってないワガママな現象がときたま起こる。
『それでも好き』は、男には理解できない。おそらくあなた方の彼は全員理解できないだろう。
相手が無理(ノー)と言っているのに、それでも好きとなるとこれは筋の通らない論法となる。男は聞き分けのない論戦が嫌いなのである。その論戦には何の価値も見出せないし、時間の無駄だということが仕事で培った脳がそれを判定する。
相手がノーと言っているのに、何で女性は『それでも好き』と言って苦しみながらも彼を追いかけるのだろう。他人には理解できない現象である。ひとたび恋に落ちた女性はみんなそうなる。東大出だろうが、海外の一流大学出だろうが、男を勝る学識を積んできた女性でもひとたび恋に落ちるとほとんどの女性がこうなる。
男性でもときたまこういう現象になるが、でも男性はわりと早く諦める。諦める代わりに未練として残る。女性はなかなか諦めない、苦しいながらも執拗にその好きという気持ちを持続する。そして諦めたら最後、もう二度とその男性に関心を示さない。
男はすばやく諦め未練を残す。
女は最後まで諦めない、諦めたら全てが終わりとなる。
今回のテーマは、男はすばやく諦めるが未練を残す、がテーマである。未練と罪悪感この心理を有効に使える方法はないかと模索する。
男と女は時間枠が違う。人生で生きている時間の使い方が違うのである。男は死に急ぐように仕事だ、付き合いだ、遊びだ、趣味だ、女だと忙しい自分の時間を作るのが大好きなのである。だから男は仕事以外でも、いつも忙しいと言っている。女性のように一人の男性と時間たっぷりの豊かなコミュニュケーションを作ろうとはしない。時間がもったいないのである。タイムイズマネーの感覚が男の時間には宿っている。とくに仕事のできる男はその感覚が多い。
ごはんは食べるだけが目的なので、10分もあれば済むと男性は思うが、女性はごはんを食べるではなくだべるのである。お喋りをしながらごはんをだべる、だから2時間食事に時間をとっても時間の無駄、もったいないとは思わない。
この男の時間枠と未練とどういう関係があるのか推察してみよう。
男は死に急ぐように時間を使う。うまくいかなくなった恋愛は時間の無駄だと思っている。いったん時間の無駄だと感じた男は、手間のかかるメールを返さないし、連絡をとらない。そのプレッシャーのかかる行為は価値のない産物だと判断する。それよりも価値の高い仕事が山積みである。そして精神的にいっぱいいっぱいになりながら仕事に専念する。だが仕事ばかりでは人生に満足感が起きない。それで男は仕事のストレスを解消するため遊びに夢中になる。その遊びは友達と酒を飲んだり、ゲームをやったり、スポーツをやったり、責任の取る必要のない女と遊んでストレスを発散する。その間彼女と会わないのは、彼女はストレスの根源であるからだ。うまくいかなくなった彼女ほど、男にはストレスそのものである。
彼女とうまくいかなくなった男はこういう時間の使い方をする。彼は仕事が忙しいと言って私を避けているのに、仕事以外の遊びにも夢中だわ、そんな時間があるのに、何で私に会う間をくれないの?と女性は疑うものである。
彼女とうまくいかなくなった男は、大体こんな時間の使い方をしている。男がこんな時間を使っているのに、女性はあくまで彼一本に時間を使っている。それでも好きと言う気持ちで復縁を望んでいる。そして彼にメールを送る。彼女からのメールは時間の無駄、ストレスと感じている男はそれに返事を返さない。男と女、悪循環の時間の流れが続く。
まずは時間枠の意味を理解しよう。女性からの沈黙はそこに意味がある。今の時間はタイミングがずれているのだ!そのタイミングは時間を置くことで合ってくる。
そのタイミングは時間を置くことで、男の未練を助長する。女性には分からないが、男の未練は時間を置くことで増幅していくのである。そして彼の場合、執拗に母のようにメールすることで、それが止まったとき、数ヶ月たって未練心が沸き起こる。
今はプレッシャーで価値がない、ストレスだと思われても、母のように心配する心は彼がそれを失ったとき、初めて気づくだろう。
彼女は苦しい時間の使い方が分からないので、毎週のように占い館に訪れた。その都度私は優しく相手する。本来は信用できる気の置けない友人が話し相手になれればいいのだが、全ての友人が彼とのことは反対なので、私のところへ来ている。私はそれでもいいと思っている。ここは単に占いをやる場所ではない。駆け込み寺でもあるのだ。
どうしたらいいの?
『先生、私どうしたらいいの、どうしていいか分からなくなった』
『あなたらしくないね、それでも私はメールをしますと宣言したあなたなのに』私は彼女の執着ともいえるこのメール作戦にある種賭けていた。それは彼の性格からするとこの作戦は通用すると思ったからだ。
『以前みたいに100回のメールは自重して回数を減らしたのに、彼はうんともすんとも言わない。彼専用のメールの着信音がならないのです。来るのは友達ばっか』
『そう』
『友達じゃ嫌なのです。待っているのは彼のメールなんです』
『じゃあ電話は?』
『彼はぜんぜん電話に出ないわ、聞こえるのは冷たい留守録の声ばかり』
『おいおい、それでは留守録のおねえさんに失礼だよ。可哀想に留守録のおねえさんはみんなに嫌われて』
『先生ちゃかさないで!私どうしたらいいの』
『ごめんごめん別にちゃかしているわけではないよ、泣かず飛ばずのメール、そろそろ止めますか?』
『止めたら、このまま自然消滅しそうで怖いのです』
『それはありえないね、自然消滅とはお互いの気持ちが無くなったとき消滅するものだよ、あなたが忘れない限り自然消滅はありえない』
『そういうものですか』
『あなたが諦めなければね、あなたの目標は最後まで諦めないのが目標ではないのですか、だったら最後までとことんやりましょう』
『先生、私この一ヶ月間とことんやりました。精魂使い果たして、もう疲れました』
『たった一ヶ月ですか?』
『え?』
『ははは、甘い甘い一ヶ月で成果なんか出てこないよ。ましてこういう状況の場合成果なんか間違っても出てこない。出るのは、ますます彼に嫌われているという事実だけです』
『私彼に嫌われたのですか』
『気分悪くしないで聞いてほしい、今の常軌に逸したあなたの行動、男の人に好かれるわけないよ。彼だからメールの着信拒否をしないでいる、それが今回の作戦のポイントになる。怖くて嫌いになって逃げているけど、何故かメールの着信拒否をしていない、これはどういう意味だと思う』
『どういう意味ですか?』
『あなたのことを無性に気になって仕方がないのさ』
『私のことを気になっている』
『ああ、気になって気になっているよ』
『先生、ということは彼は私のことまだ好きなのですか』
『それも勘違いしないでほしい、異常なあなたの行動がありながらも気になるのは彼の心に未練というものと罪悪感が存在しているからだよ』
『未練と罪悪感』
『そう、ラブラブの時に果たせなかった約束、それが罪悪感として残っている。罪悪感がある男は未練もある。この微妙な心理はころころ気が変わる要因をもたらす』
『それはどういう意味ですか?』
『つまり、彼は精神的に不安定なので気が変わるということもあるということです。それがいいほうに変われば君にメールを返すでしょう。悪いほうに動けば、彼はメールを返さないで逃げるでしょう』
『今は悪いほうに気が動いているのですね』
『そうだね、罪悪感が悪いほうに動いているね、男って女が思うほどそんなに強くないのだよ、どちらかというとこういうプレッシャーがある場合は逃げるね』
『彼は逃げているのですか』
『そうです、前にも言ったとおり彼は精神的に子供なのです。子供に対しては大人が諭すように根気よく愛情を注いでいかなくてはなりません』
『根気よく愛情を注ぐ・・・』
『あなたのメールがそうではないのですか』
続く。
『先生、私どうしたらいいの、どうしていいか分からなくなった』
『あなたらしくないね、それでも私はメールをしますと宣言したあなたなのに』私は彼女の執着ともいえるこのメール作戦にある種賭けていた。それは彼の性格からするとこの作戦は通用すると思ったからだ。
『以前みたいに100回のメールは自重して回数を減らしたのに、彼はうんともすんとも言わない。彼専用のメールの着信音がならないのです。来るのは友達ばっか』
『そう』
『友達じゃ嫌なのです。待っているのは彼のメールなんです』
『じゃあ電話は?』
『彼はぜんぜん電話に出ないわ、聞こえるのは冷たい留守録の声ばかり』
『おいおい、それでは留守録のおねえさんに失礼だよ。可哀想に留守録のおねえさんはみんなに嫌われて』
『先生ちゃかさないで!私どうしたらいいの』
『ごめんごめん別にちゃかしているわけではないよ、泣かず飛ばずのメール、そろそろ止めますか?』
『止めたら、このまま自然消滅しそうで怖いのです』
『それはありえないね、自然消滅とはお互いの気持ちが無くなったとき消滅するものだよ、あなたが忘れない限り自然消滅はありえない』
『そういうものですか』
『あなたが諦めなければね、あなたの目標は最後まで諦めないのが目標ではないのですか、だったら最後までとことんやりましょう』
『先生、私この一ヶ月間とことんやりました。精魂使い果たして、もう疲れました』
『たった一ヶ月ですか?』
『え?』
『ははは、甘い甘い一ヶ月で成果なんか出てこないよ。ましてこういう状況の場合成果なんか間違っても出てこない。出るのは、ますます彼に嫌われているという事実だけです』
『私彼に嫌われたのですか』
『気分悪くしないで聞いてほしい、今の常軌に逸したあなたの行動、男の人に好かれるわけないよ。彼だからメールの着信拒否をしないでいる、それが今回の作戦のポイントになる。怖くて嫌いになって逃げているけど、何故かメールの着信拒否をしていない、これはどういう意味だと思う』
『どういう意味ですか?』
『あなたのことを無性に気になって仕方がないのさ』
『私のことを気になっている』
『ああ、気になって気になっているよ』
『先生、ということは彼は私のことまだ好きなのですか』
『それも勘違いしないでほしい、異常なあなたの行動がありながらも気になるのは彼の心に未練というものと罪悪感が存在しているからだよ』
『未練と罪悪感』
『そう、ラブラブの時に果たせなかった約束、それが罪悪感として残っている。罪悪感がある男は未練もある。この微妙な心理はころころ気が変わる要因をもたらす』
『それはどういう意味ですか?』
『つまり、彼は精神的に不安定なので気が変わるということもあるということです。それがいいほうに変われば君にメールを返すでしょう。悪いほうに動けば、彼はメールを返さないで逃げるでしょう』
『今は悪いほうに気が動いているのですね』
『そうだね、罪悪感が悪いほうに動いているね、男って女が思うほどそんなに強くないのだよ、どちらかというとこういうプレッシャーがある場合は逃げるね』
『彼は逃げているのですか』
『そうです、前にも言ったとおり彼は精神的に子供なのです。子供に対しては大人が諭すように根気よく愛情を注いでいかなくてはなりません』
『根気よく愛情を注ぐ・・・』
『あなたのメールがそうではないのですか』
続く。
苦しいときほどやらなければならないことがある。それは、自身が決めたことをやるということだ。
彼から何をやっても連絡が来ない、それでやる気が失せるのはよく分かる。特に女性は恋愛がうまくいっているかいないかで、やる気に天と地の差が出る。
実は地に落ちたときこそ、『なにくそ、負けるもんか』という根性が必要なのだが、依存心の高い子はなかなかそれができない。
うまくいってない恋愛のときこそ依然心を捨て、自立できるいいチャンスだということをよく理解しょう。
この苦しみは、『このままでは彼とうまくやっていけないよ』という神の恩恵なのである。だから苦しみではなく恵みなのだ。苦しみをそういうふうに転換することで解放される。
分かっているのだ、あなた自身がなぜ不運になっているかということを。
あなたの恋愛がうまくいかないのは日常生活の堕落と将来の夢を放棄したことにある。
恋愛の結論ばかり急ぎ、それに依存し、やらなければならない仕事や日常の生活に手を抜いたおかげであると自覚するべきである。
苦しみの期間、彼女が何千回彼にメールしたところで彼からは一言も連絡は来なかった。
彼は分かっていたのだ、もし一言でも返事をしたら大変なことになることを、もういい加減にしろと送ったところで、彼女の性格からして聞き入れるはずがない。よけい気持ちが加速するだけ、これはこのまま無視しょう。そのうち諦めるだろう。
人間は無言の状態に長く滞在できない。
彼女はどうしていいか分からず私のところを訪れた。
続く。
彼から何をやっても連絡が来ない、それでやる気が失せるのはよく分かる。特に女性は恋愛がうまくいっているかいないかで、やる気に天と地の差が出る。
実は地に落ちたときこそ、『なにくそ、負けるもんか』という根性が必要なのだが、依存心の高い子はなかなかそれができない。
うまくいってない恋愛のときこそ依然心を捨て、自立できるいいチャンスだということをよく理解しょう。
この苦しみは、『このままでは彼とうまくやっていけないよ』という神の恩恵なのである。だから苦しみではなく恵みなのだ。苦しみをそういうふうに転換することで解放される。
分かっているのだ、あなた自身がなぜ不運になっているかということを。
あなたの恋愛がうまくいかないのは日常生活の堕落と将来の夢を放棄したことにある。
恋愛の結論ばかり急ぎ、それに依存し、やらなければならない仕事や日常の生活に手を抜いたおかげであると自覚するべきである。
苦しみの期間、彼女が何千回彼にメールしたところで彼からは一言も連絡は来なかった。
彼は分かっていたのだ、もし一言でも返事をしたら大変なことになることを、もういい加減にしろと送ったところで、彼女の性格からして聞き入れるはずがない。よけい気持ちが加速するだけ、これはこのまま無視しょう。そのうち諦めるだろう。
人間は無言の状態に長く滞在できない。
彼女はどうしていいか分からず私のところを訪れた。
続く。
謝りメール
彼女は沈黙することを拒否った。
男の心理から言えばこの場合は沈黙することが道理だが、頑固な彼女はそれを受け入れようとしない、彼にメールを送り続けると言う。
続けながら修正を加える。それを実行するしかないかなと私は思った。
『このままメールを続けましょう』
『先生、どんなメールを送ったいいですか?』
『うーん・・・』しばらく沈黙の後、『分かりません』と私は答えた。
『こういうケースは初めてなので、どんなメールが効果的なのかよく分かりません、ただ基本はケンカの後は謝ることですかね』
『どんな謝り方ですか?』
次々と質問が飛んでくる彼女に私も少し戸惑った、いい答えがでないのである、少し考える時間がほしい。
女性は矢継ぎ早に喋りながらも直感が働いて答えがでるかもしれないが、男は黙って考えることも必要である。
私は外の空気を吸うことにした。
100円ライターでタバコに火をつけながら考える。『さて、どんなメールがいいかな・・・』
5分で瞬時に出した私の答えは、こういう内容だった。
謝るメールはくどくどと感情を出さないで、簡潔にすませること。謝るのが鉄則なので、次に繋げようとする姑息な手段メールにしないこと。『これかな』
『ごめんなさい』という一文字だけのメールを送ることとした。
彼女は『これだけ?』と不満をもらした。
『激怒してカーとなっている男の心情には、どんな謝りのメールも通用しない。謝れば謝るほどよけい頭にくるのが男である、ならば男の心情に逆なでない簡単な謝りメールがいいだろう』
『ごめんなさいに理由をつけなくていいですか、ただごめんなさいだけでは彼はよけいに怒らないかしら』
『いずれにしても怒っているよ。怒っている頭に、どんなに素晴らしい謝りメールを入れても聞き入れてくれないと思うよ』
『どんなメールでも、当然のごとくメールは返ってこないでしょう』
『そうですか返って来ないか、やはり無理か・・・』
『そんなにがっかりすることないよ、女性は謝りでも何でも、彼と繋がりたいと思うものです。たとえ彼に罵倒されたメールでも繋がっていたいのです。しかし男には黙っている期間も必要なのです。こういう場合、一人になりたいというのが男なのです』
『とりあえず、メールを送ってみましょう』
『これからですか?』
『そうです、これからです』
西5度北、恋愛運の方角に携帯を置いてメールを送信した。
そして彼女は帰っていった。帰りの電車の中、彼女はきっと携帯に一時も目を離さず集中することだろう。
・・・彼からは返事は来なかった・・・
これから起きる孤独感に彼女がどう対処するかである。
続く。
彼女は沈黙することを拒否った。
男の心理から言えばこの場合は沈黙することが道理だが、頑固な彼女はそれを受け入れようとしない、彼にメールを送り続けると言う。
続けながら修正を加える。それを実行するしかないかなと私は思った。
『このままメールを続けましょう』
『先生、どんなメールを送ったいいですか?』
『うーん・・・』しばらく沈黙の後、『分かりません』と私は答えた。
『こういうケースは初めてなので、どんなメールが効果的なのかよく分かりません、ただ基本はケンカの後は謝ることですかね』
『どんな謝り方ですか?』
次々と質問が飛んでくる彼女に私も少し戸惑った、いい答えがでないのである、少し考える時間がほしい。
女性は矢継ぎ早に喋りながらも直感が働いて答えがでるかもしれないが、男は黙って考えることも必要である。
私は外の空気を吸うことにした。
100円ライターでタバコに火をつけながら考える。『さて、どんなメールがいいかな・・・』
5分で瞬時に出した私の答えは、こういう内容だった。
謝るメールはくどくどと感情を出さないで、簡潔にすませること。謝るのが鉄則なので、次に繋げようとする姑息な手段メールにしないこと。『これかな』
『ごめんなさい』という一文字だけのメールを送ることとした。
彼女は『これだけ?』と不満をもらした。
『激怒してカーとなっている男の心情には、どんな謝りのメールも通用しない。謝れば謝るほどよけい頭にくるのが男である、ならば男の心情に逆なでない簡単な謝りメールがいいだろう』
『ごめんなさいに理由をつけなくていいですか、ただごめんなさいだけでは彼はよけいに怒らないかしら』
『いずれにしても怒っているよ。怒っている頭に、どんなに素晴らしい謝りメールを入れても聞き入れてくれないと思うよ』
『どんなメールでも、当然のごとくメールは返ってこないでしょう』
『そうですか返って来ないか、やはり無理か・・・』
『そんなにがっかりすることないよ、女性は謝りでも何でも、彼と繋がりたいと思うものです。たとえ彼に罵倒されたメールでも繋がっていたいのです。しかし男には黙っている期間も必要なのです。こういう場合、一人になりたいというのが男なのです』
『とりあえず、メールを送ってみましょう』
『これからですか?』
『そうです、これからです』
西5度北、恋愛運の方角に携帯を置いてメールを送信した。
そして彼女は帰っていった。帰りの電車の中、彼女はきっと携帯に一時も目を離さず集中することだろう。
・・・彼からは返事は来なかった・・・
これから起きる孤独感に彼女がどう対処するかである。
続く。
別れた男の哀愁
別れてせいせいしている。
そんなことはない。
彼は車を走らせていた。
渋滞の橋の上、数百メートル先まで、テールランプの繋がりが緩やかな右回りの曲線を描いている。とても綺麗だ。
サイドシートにはいつも彼女が乗っていた・・・今は誰も乗っていない。置いてあるのは音楽のCDとMD、タバコとライターだけである。
海の帰り、疲れた体でいつも僕が運転していた。彼女はサイドシートで安心しきった顔で気持ちよさそうに寝ている。
途中まであれだけ、ぺちゃくちゃとお喋りしていたのに、今は眠る森の少女だ。少女に安堵の眠りをプレゼントしようと思って僕はラジオの音量を下げ静かに運転する。
彼女の家の前に着くと、眠っている王女を揺り起こす。不機嫌そうにきっとにらみながら彼女は目を覚ます。そして僕の手をぎゅっと握って『好き・・・』と言った。
あのときの情景がふっと蘇る。今は隣には誰もいない。
当たり前のように彼女がいつも傍にいた。平凡でマンネリ化したものだったが幸せだった。失ってみて別れて初めて気づいた。首を左横に振っても彼女がいないことに、あの当たり前のことが幸せだったかと・・・
別れ間際の彼女のすがりつくような悲痛な叫びが脳裏を蘇る。あのときの君は重かった、正直あれほどウザいと感じたことはなかった。でも今はそれも懐かしい。
懐かしいが叶わぬ想い、二人は別れたのだ。
別れたという事実が男の哀愁を呼び起こす。そしてその哀愁がセンチメンタルな悲劇のヒーローを演出する。
寂しくて苦しいけど、今僕は幸せを求めない。
現実の忙しい仕事に明日から戻らなければいけない。遠くに彼女の幸せを願いながら車を走らせる。
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そんなことはない。
彼は車を走らせていた。
渋滞の橋の上、数百メートル先まで、テールランプの繋がりが緩やかな右回りの曲線を描いている。とても綺麗だ。
サイドシートにはいつも彼女が乗っていた・・・今は誰も乗っていない。置いてあるのは音楽のCDとMD、タバコとライターだけである。
海の帰り、疲れた体でいつも僕が運転していた。彼女はサイドシートで安心しきった顔で気持ちよさそうに寝ている。
途中まであれだけ、ぺちゃくちゃとお喋りしていたのに、今は眠る森の少女だ。少女に安堵の眠りをプレゼントしようと思って僕はラジオの音量を下げ静かに運転する。
彼女の家の前に着くと、眠っている王女を揺り起こす。不機嫌そうにきっとにらみながら彼女は目を覚ます。そして僕の手をぎゅっと握って『好き・・・』と言った。
あのときの情景がふっと蘇る。今は隣には誰もいない。
当たり前のように彼女がいつも傍にいた。平凡でマンネリ化したものだったが幸せだった。失ってみて別れて初めて気づいた。首を左横に振っても彼女がいないことに、あの当たり前のことが幸せだったかと・・・
別れ間際の彼女のすがりつくような悲痛な叫びが脳裏を蘇る。あのときの君は重かった、正直あれほどウザいと感じたことはなかった。でも今はそれも懐かしい。
懐かしいが叶わぬ想い、二人は別れたのだ。
別れたという事実が男の哀愁を呼び起こす。そしてその哀愁がセンチメンタルな悲劇のヒーローを演出する。
寂しくて苦しいけど、今僕は幸せを求めない。
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