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「自分の好み、好きな人に対しては、告白とプロポーズは男性に任せて、きっかけは女性からでもいいよ」と皆さんには話している。


待っていても今時の男性は、なかなか告白をしてくれない。待っている間によその女に取られるかよそに行ってしまうという怖れがある。その前に告白をして自分の気持ちを伝えたいという気持ちはわかる。だが女性が気持ちを伝えるとNOという答えの方が多い。女性から告白して付き合いに至るケースと付き合いに至らないケースがあるとすると、後者の方が多いと思う。


何故NOの方が多いのか。今時の男性たちが最初から自然界の流れであるルール(オスがメスを追いかける)を理解しているわけではない。それは付き合いが深くなって発揮する本能であるからである。最初は戸惑いからNO、唐突だからNO、困ってNO、つまり反射的に瞬間的にNOを選び、NOをどうやって相手を傷つけないで伝えるか、そこに神経を集中している。NOには(自分には彼女や奥さんがいる)という理由と唐突に言われて反射的にNOという理由がある。答えはどちらもNOなので女性たちはショックを受けて振られた気分となる。


「機が熟していないのに気持ちを伝える」そこに女性の欠点がある。機が熟していないのに好きという気持ちばかりが先行する。そしてそれをせっかちに相手に伝える。本人は朝から晩まで好きな人を考え、妄想によってだいぶ機は熟しているかもしれないが相手はまだ機が熟すどころか種もまだまかれていない。そんな相手にいきなり気持ちを伝えたところでNOと言う答えをもらうのが関の山である。


告白は機が熟してから。しかも男性にさせる。だから女性から気持ちを伝えないで交際をスタートさせる。そのコツを覚えることである。そのコツはどんなものがあるかみんなで推理してみてください。そして経験者の参考意見もお待ちしています。(きっかけは女性から、告白は男性から)経験者お待ちしています。

将来のことをあれこれ悲観するから苦しくなる。
まだ達成されていない将来に、あれこれネガティブになって考えるから不安になる。


それより日常のことでいい。今やれることを淡々とやろう。日常のことがつまらないと思わないことだ。ありきたりで平凡で、刺激的な誘惑などないかもしれない。楽しみもなく、なんのために生きているのかわからなくなるかもしれない。それでもこうして生きている。


生きていること自体が幸せなんだ。雨風をしのぐ家があって、ご飯が食べれて、着れる服があって、仕事があって、健康であれば、それで十分幸せ、それ以外何を欲しがるんだい?。


何何を欲しい。それは人間だから欲もあるだろう。欲というより向上心かな。恋人が欲しい?ならば恋人をつくればいい。意志が強ければ恋人くらい簡単に手に入れることができる。手に入らないのは意志が弱いから。結婚する相手が欲しい?ならば相手を見つければよい。見つからないのは意志が弱いからだ。みなさんの手(手相)にはちゃんと出ているよ。意志の強弱がね。


不安で苦しんでいる人は意志薄弱の通り、線も複雑に切れてバラバラになっている。自信のある人は、線も自信たっぷりにキレイな線を描いている。ここ一、二年でキレイな愛情線のある人は、やっと明確な意志が持てて、手に入れる能力と準備ができたことになる。そうなればもう何も心配ない。欲しければ手に入れるだけ。どうぞ幸せになってください。


欲しいけど、自信のない人、不安が先走る人は待てばよい。慌てることはない、まだ能力が備わっていないだけ。向上心を持って能力を磨き、自信という準備ができたら手に入れればよい。自信という準備ができたら手相も変わる。そのときは迷わず、えい!やー!と手に入れれば良い。そうでないとチャンスを逃す。めんどくさい不安は後から考えればよい。手に入れたら愛着もわく。


不安は自らの準備不足から起きることが多い。普段から向上心を持って準備していないから不安が起こる。まだ手に入れる能力もないのに、気持ちばかりが欲しいと焦っても手に入れることはできない。焦るのではなく力がつくまで待て!欲望の反対側には常に自身の向上心との闘いがある。


苦しみを、不安よ、さよなら。今は欲望より向上心の方が先。準備ができてから欲しいものを手に入れる。自分が成長する方を選んだあなたは賢い。その賢いあなたなら、焦って失敗する人をしり目にしっかりとした幸福の基盤をつくれるだろう。

女性から告白して幸せになった人が私の友達に何人もいる。それはそうでしょう。私も何百人と知っている。でもその反対に何千人という人が失敗して悲しい結末になっているのも知っている。


その失敗の要因を解き明かし、女性から告白しても失敗しない心構えが必要となる。


女性から告白して結婚まで行き幸せになるのは、選んだ男性がいい人で、とても真面目で、優しくて何でも受け入れる心の広さがあったからだと思う。


えー!と思うかも知れないが、かくいう私もカミさんから告白され結婚したひとりである。私は何でも受け入れる心の広いマスオさんタイプではないが、当時は若かったし流れでそうなった。


一般的にいい人、私もその部類だが、いい人なら女性から告白しても結婚までたどり着き幸せになれるだろう。事実私もそうしているので、女性から告白して幸せになったことを証明することができる。



ところが私のところに相談に訪れる人は、恋愛している相手がいい人ばかりではない。どっちかというと、いい人はつまらないという悪評の方が多い。あの人はいい人なんだけど何か物足りない。あの人と結婚すれば幸せになれるかも知れない・・・でも私は好きになれない。いい人は女性たちの恋愛対象からスルーされているのが多いのである。心が温かく、優しくて真面目ないい人よ!私と同類の人たちよ!もっと自信を持って頑張れと言いたい。いつかいい人の時代が来るぞと励ましたい。その励ましの一環として「選ぶなら真面目ないい人」そういうブログを今後書いていこう。



では、うまくいっていない恋愛は、どういう人を選んでいるかというと。

一番多いのがダメ男である。8割の女性がダメ男に引っかかると言われているくらい、その統計は高い。川越占い館でもその統計にならい毎日ダメ男との恋について相談に乗っている。ダメ男には外面的にダメな部分と内面的にダメな部分がある。外面的にダメな部分は、仕事をしない、働いても仕事が続かずお金がないという状態。内面的にダメな部分は、仕事はしていても精神が不安定でわがままで寂しがりやで依存心が強い。調子の良い時と悪い時の差が激しく精神的な葛藤を繰り返す。時として自分勝手で暴君となり、きたない言葉で相手を罵倒する。その外面と内面を両方兼ね備えているダメ男も多い。働かず精神が不安定な相手。どうして女性はそういう人を好きになるのだろう男の私から見れば不思議でしょうがない。母性本能の成せる業か、自分を必要とする相手を見捨てることができない女性たちがたくさんいる。


続いて釣り合いの取れていない相手。女性本人は真面目なのに不真面目なワルを選ぶ。自分が真面目なので、真面目ないい人は好きになれない。自分にないワイルドでかっこいいという人を好きになる。(実はワルはかっこよくないのだが)人は二律背反、反面教師、自分にないものを相手に要求するようだ。そして自分より能力の高い相手。自分は一般のOL、相手はエリートの総合職。将来有望で会社をしょってたつ男、自分で起業しても成功するような人。会社の女性たちの憧れであり、ライバルも多く、その戦いに勝ち羨望を得たいという欲求によって相手を好きになる。仕事ができ1ランク上の男は仕事人間で朝から深夜まで働き、休日も出勤するという仕事の鬼である。それなのに一般の女性は一般の恋愛を要求する。その1ランク上の欲求は仕事ができる男だけではない。イケメン狙いもそうである。自分は10人並みの女なのに、10人並みの普通の男では飽き足らず、わざわざ女にもてて、女の匂いがたくさんするような男を好きになる。モテル男を好き=嫉妬も付きまとうが、その嫉妬と闘い、苦しみながら、苦しみの中から何かを得ようとして頑張る。釣り合いの取れていない相手との恋も、うまくいかない代表である。

若いころは、好きな人を自分で選んだ。ある年齢になると自分を好きになってくれた人の中から選ぶ。これが男と女の自然の流れかもしれない。


「女から告白した恋愛は長く続かない」今の男は頼りがいがなく草食系男子が多いと言われている昨今でも、やはり女から告白されて長く続いた恋愛は少ない。男から告白して付き合った恋愛より、圧倒的に高い確率で別れている。やはり自然の流れに反しているからうまくいかないのだろう。


人間というものがこの世に誕生して何十万年もの間、この自然の流れである法則、(男から告白する)が続いていた。女がハントする時代はここ数十年の流れである。たった数十年の歴史が何十万年という歴史にかなうわけない。本能の遺伝子はすでにベーシックとなって出来上がっているのに、マスコミや資本社会の流れだけで自然が持っている遺伝子を変えることはできない。ただ表面上、男たちはマスコミや現代のシャイでおしゃれな時代に合わせてそうつくっているだけである。表面はシャイで草食系、でも付き合えば古い遺伝子の男の本能を持っている。やはり好きな女は自分で手に入れたい。女から告白されて付き合ったが、オレのタイプではなく、もう飽きたとなる。そこだけは古い自然の法則である脳が占めている。


おとなしい男の子にこのおもちゃで遊んでいなさいと大人からそう言われ、しばらく夢中になって遊ぶが、すぐに飽きてごねだす。自分のほしいおもちゃではないからだ。おとなしい子だから大人の言うことは何でも聞くと思ったら大間違い、どっこいガンコな主張を持っている。表面はシャイでも付き合えば男の本能をむき出す現代の男子は、グレーで優柔不断で曖昧。そして責任能力も欠けてきている。100年に一度の不況の時代がそうさせるのか、男たちは重たい荷物(結婚)を背負うことを諦め、それに抵抗し始めている。そういった意味でも、現在は恋愛が難しい時代かもしれない。今の時代は付き合えばスムーズに結婚に向かう時代ではない。寂しいから恋愛だけはすぐにしたがるが、結婚となると抵抗を示すのが現代の男たちである。まして自然の流れに反して女から告白されて付き合えば、責任を取る気はますますなくなる。自分が好きで好きでたまらなく苦労して手に入れたからこそ、不況の時代でも責任を果たそうとするのである。


男が本気で好きになった女は責任を果たす。古い私は今でもそう信じている。私の記事を古い考えだけととらえないで頂きたい。実際に私は毎日いろいろな人の相談を受けている。マスコミなどの比ではない。実際に現実に日本中から現代の若者の相談を何万と受けている。いっぺんに何千人も集めた公演ではない。ひとりひとり丹念に何万人も受けている。その経験による現代の集大成が、男が本気で好きになったら責任を果たすという答えにたどりついているのである。私の考えは古い考えではなく、現代の現状に沿った考えであるということを理解してほしい。


その現代の考えに沿ったものを、どうすればいい方向にいくのか!それを日夜考えて書き綴っているのが恋愛日記である。


「自分を好きになってくれる人を選ぶ」このテーマをしばらく書いてみたいと思う。男の本能を理解し、現代の流れに沿った形で、どうすればうまくいくのか、いろいろな形で書いていきたいと思う。


古典的で単純だがこの話は面白い。占い館のお客さんにたまに聞かせる。

「どうすればいい人に出会えるのですか?」

「簡単だよ、教科書とノートと鉛筆と消しゴムを用意すればいいんだよ」と言いながら実演してみせる。


フアミレスにて食事をする。食事が終わったら、教科書とノートを出して勉強をする。大事なところはノートに書き写す。(勉強熱心な女学生を演じる)そして・・・書き損じて間違ったところを消しゴムで消す。次の瞬間消しゴムは勢い余ってテーブルから転げ落ちる。隣のいい人のところへ。(あくまで自然落下に見せかける)ここまで実演する。消しゴムがテーブルから落ちた瞬間、「あっ・・・そういうことか」という笑いが出る。


あそこにいい人がいるだろう。あの人のところへ消しゴムを自然に落とすのがコツさ。と笑いながら演じる。そうすると相手は消しゴムを拾ってくれる。「あっどうもすみません」とお礼をいいながらも(きっかけ)ができる。後はそのきっかけから恋の花を咲かせることができるかどうかはあなた次第。きっかけと話題つくりを訓練していけば、わざわざ出会いを求めて合コンやパーティーに行かなくても日常生活の中で簡単に彼氏を作ることができる。心を積極的にすることだ。消しゴム一個でダンナさんを見つけた人もいる。


心を積極的にするイメージつくり。これにはなんてたった勇気が必要。怖いからこそ恥ずかしいからこそ、それに打ち勝つ勇気を絞り出す。勇気の行動を起こせば、今まで何十年かかってもできなかったことが一瞬にできるようになる。心を積極的とはそういうことか!と理解するようになる。この勇気ある積極的な行動は、どの学問より勝る人生の道しるべである。


自分の人生に悲観的で悶々と悩んでいる暇があったら、人生を明るくする展望に向かって、ケシゴム一個のイメージトレーニングをした方がましである。どうせ考える時間があるのなら、前向きで楽しい時間に当てたらどうだろう。消しゴムを落とす、相手が拾ってくれる。さあどんなリアクションでどんなお礼の言葉を言って、どんな話題でこのきっかけを進めるか、いろいろイメージしてごらん。楽しくなるよ。そしてある程度イメージトレーニングができたら、実演してみる。な~に最初はうまくいかなくて当たり前。消しゴムは落としたが、相手が拾ってくれなかったり、拾ってくれても、モジモジしてお礼だけで話が進まなかったり、うまくかみ合わなかったり、返って恥ずかしくなって穴があったら入りたくなる気分にもなるだろう。それが訓練さ。そこから反省も生まれ、次はもっとうまくなるという向上心も出てくる。家の中で恋人がいない、私は将来結婚できないかもとうだうだ悩んでいる人よりも、外へ出て恥ずかしいけど消しゴム一個を落とすあなたが確実に前へ進んでいる。そして訓練の成果は必ず実を結ぶ。


イメージトレーニングによる話題つくり、これを面白おかしく毎日繰り返せば、どんなシュチュエーションでも使える。例えば会社帰りの駅に向かっている途中でも使える。目の前を社内で憧れの○○さんが駅に向かって歩いている。いつもなら勇気が出せず無言で後ろを歩いている自分がいたが、消しゴムトレーニングで心を積極的にすることができた私なら勇気を持って憧れの○○さんに声をかけることができる。定番のお疲れ様から始まり、その日のうちにお茶やゴハンまで行ける。まさかと思う奇跡が心を積極的にすることでできるのである。消しゴム一個でシロウトがプロになる訓練。日常のイメージトレーニングと実演。その習慣が潜在意識を活用させ、イメージ通りの願いが叶うのである。

別れたショックから立ち直り、苦しみも癒えてきた。
今後どうしょう・・・。
私のところへはそういう相談も多い。


「一か月前に先生に予約の電話を入れた時は、別れたばかりで辛かった。藁にもすがる思いでどうすれば彼と寄りを戻せるのか聞きたかった。でも一か月も経ち、私の心は少しずつ変わってきた。今は復縁より、今後どうしたらいいのか、お聞きしたい」


予約して鑑定を受けるまで一カ月待ち。この状況がお客さんの心理も以前とは変わってきた。人気が出る前はその日の当日でも相談に乗ることができたが、今は早くて一カ月待ち。一カ月単位で予約をストップしないと三カ月、半年先まで予約が埋まるだろう。そうなっては恋愛相談ではなく人生相談になってしまう。用がなくなりキャンセルも多くなるので、一か月単位で管理することにした。その一カ月待ちが、ある意味いい影響を与えている。別れたばかりのネガティブで苦しいときは、前向きなアドバイスが耳に入らないし、冷静な判断もできない。一カ月待ちの状態がお客さんを冷静にさせ、お客さん自身の心が自立し、私の経験による客観的なアドバイスも素直に聞き入れるようになった。慌てる乞食はもらいが少ない。焦った心は失敗に終わる。言葉の通り冷却期間を置いてからアドバイスを受けることで今後の幸せが見えてくる。


不倫の恋が終わり、今後どうしていいのか観てください。
観てみると、確かに不倫。結婚線に不倫の刻印がしっかり残っている。そして別れ際は相当辛かったという愛情線の乱れが無数にある。苦しみのアイランド(島)がそれを物語、愛の波形は乱れに乱れ、結ばれないように切れている。この線の中に壮絶な愛の物語、波乱万丈の歴史がある。普通の恋より禁断の恋の方が愛に関しては深く、これこそ「ザ・恋」というくらい深く刻み込まれている。
これだけ愛情が濃いと辞めることができないだろう。でもそれを続けたら幸せになれない。女としての人生を台無しにしてしまう。それを説明して今後を観る。


不倫は付き合った年数だけ、次の幸せは遅くなる。1年不倫をすれば次の恋まで1年かかる。3年不倫すれば次は3年後、5年なら次は5年後。不思議だがそれに近い平均がでる。付き合った年数が長いだけ、次の幸せはその年数に比例して遅くなる。それも因果応報の成せる業かもしれない。


そして悪いことに不倫は繰り返す傾向もある。禁断の蜜を味わった人は次も禁断の蜜を求める。不幸になると知りながら普通の恋では物足りない。よほど不倫で苦しめられ、もう二度とあんな苦しみは味わいたくないと心の底から自戒しないと、また同じ過ちを来り返すだろう。二度と同じ過ちは繰り返さないことだ。



そして次の幸せは、私の専売特許でもある。心を入れ替え新しい道へ進むのは私の得意とするところである。生まれ持って新規開拓精神の私は新規開拓を得意とする。過去の仕事でも、第一線の新規開拓組であった。前職でも自分が新規で取ってきた顧客でその会社が成り立っているという自負もある。会社全体の売り上げの4割は私の新規開拓の手によるものだからだ。このままトップを続けても良かったが、サラリーマンがつまらなくなり、占い師になることを選択したため、前職を辞めることにした。それでもその新規開拓魂は今でも引き継いでいる。


新しい道へ進むことは面白いし、ワクワクする。辛い恋があった分、次は良い恋が待っている。そう考えると人生は楽しくなる。いつまでグズグズ暗い世界にいるんだ。「元気出せ!」とアントニオ猪木みたいに喝を入れたい。ダメゴイにいつまでも執着してないで、そんなものに縁を感じないで、颯爽と新規開拓のプランを私と一緒に練って行こう。そして今度こそ失敗しないために、いろいろな経験を吟味して作戦を立てていこう。前進している活動こそが、あなたの次の幸せを約束するのです。

禁断の恋に魅せられた人は多い。罪と罰を心に持ちながらもバレるのを恐れて極度に警戒しながらも誘惑の世界へと進んでいく。


禁断の恋の男と女の違い。
最終目標は、男はエンド、女は永遠。

男も女も真面目な人が禁断の恋に落ちる傾向が強い。そして両者の違いは男の方が「いつか終わる恋」と名付けて禁断の恋をしている。男は終わる覚悟で禁断の恋をしていると言っていいだろう。男は社会的責任を果たす義務があることを社会や仕事を通して教わり、鍛え上げられているからだ。真面目な男ほどその社会的な義務を果たす傾向があり、社会通念上許されない恋と禁断の恋は位置づけている。「いつか終わる恋」それが最終目標であり、いつか来る別れの日のために、別れの言葉を胸に秘めながら付き合っている。いつか終わる恋という期間を設けて男は禁断の恋を続けていると言っていいだろう。


それに対して女は「いつか終わる恋」とは名付けない。「恋は永遠」というのが女のモチーフである。禁断の恋に女は正当な理由をたくさんつける。いけない恋を仕方がなかったんだという理由から始まり、私を苦しい状態から救ってくれたと禁断の恋相手を感謝と愛のオンパレードで締めくくる。たくさんの正当な理由をつけないと罪悪感に負けるからである。女性の好きという理由をたくさん聞いているが、どの理由も純粋で正当性のように聞こえる。だが、大きな過ちを犯している。それは幸福への路線を走っているのではなく、不幸への路線を走っているということを自覚していない。それは不幸の列車に乗り、途中下車することなく終着駅まで無賃乗車で乗るようなものである。「不幸の列車に無賃乗車」金も払わず万引きしたような罪悪感がいつも頭から離れない。なのにその恋を辞められない。いや辞められない、何故なら女の恋は永遠をテーマにしているからである。


禁断の恋の行く末は、男はエンドを目指し、女は永遠を目指している。


禁断の恋の危機は、男の方から発した言葉や態度で危機が訪れる方が多い。社会通念上いけない恋、いつか終わる恋を自覚している男は、そろそろ潮時という日が来たとき、そういう態度に出る。そのきっかけは女性が感情的になった日と決めている。さわやかな愛情物語が終わり、身内のような叱咤激励、喜怒哀楽をあらわにしたような、まるで本命の彼に向けている感情が相手の女性から噴出したとき、エンドを目指している男に決心がつく。相手が本気になった、このままでは自分がやばい。脳裏に自分の社会的立場に危機が訪れ、家族が悲しみ不幸になり、自分が社会や家族から恨まれ非難されている姿が思い浮かぶ。「そろそろ潮時、終わりにしよう」そしてその言葉は相手を傷つけない配慮と禁断の恋による罪悪感によっていつも中途半端な態度と曖昧な言葉で別れを告げる。別れ方にも精彩を欠き、はっきりしない理由で逃げるように別れるのが男の現状である。


禁断の恋の醍醐味といっていいかもしれない。いつも男のはっきりしないグレーな態度によって女性たちが苦しみ、禁断の恋らしく、その恋の虜になっていく。彼は仕事ができて真面目、たくさんのことを彼から学んだ。そして私を無味乾燥の苦しみから救ってくれた。その誠実な人が私を避けている。何故???、私の気持ちの誤解を解きたい。恋は永遠に続くと思っている女は、男のいつか終わる恋を理解できず。苦しみながらも永遠に彼を求めようとする。そして最終結末はいつか終わる恋となる。それは男がガンコにそう決めているからである。物事は終わりを決心した人には勝てない仕組みになっているからである。

これを先に書いてから結婚は「責任」という題を書けばよかったと思います。文の進め方が悪くみなさんに誤解を与えました。


離婚の相談の場合。私なりに離婚の条件をあげています。
1、暴力。DVによる肉体的暴力。
2、精神的な迫害。言葉による暴力によって精神的な迫害を長きにわたって受けてきた。
3、生活費を入れない。健康なのに働かない。生活費を半年以上入れていない。
4、アル中、薬物中毒、ギャンブルなどで生活に支障を来たしている。
5、借金。妻に隠して何百万円の借金。その借金の使い道は自身の欲望と遊びのため。
6、裏切り。何度も浮気を重ね、精神的な苦痛を与え続けてきた。


離婚の条件として、このような項目をあげて相談に乗っています。基本的には肉体的暴力と精神的暴力が改善されない、夫が男として妻に責任を果たさない等、このままでは夫婦生活が成り立たず、結婚を継続することが困難となった場合。離婚した方がいいと判断し、それを告げています。そして手相を見ながら今後の相談にも乗ります。人によっては離婚そのものがハッピーな場合もあります。離婚の年に開運を示す自立線が立ち上がっている人もたくさんいます。離婚そのものが幸運をもたらすという意味です。それから今後の恋愛や結婚の線を見ていきます。次の相手が3年後にいるとすると、それまでの計画を立てていきます。今まで夫に苦しめられた人生を今度こそ幸せになることを願いながら計画を立てていきます。


前回私が書いた記事は、夫はまじめに働いて生活費を入れ、社会に貢献し、家庭でも良き夫なのに、女性の不正な恋心「他に好きな人ができた」に警笛を鳴らしたのです。自由恋愛の今日、男性の浮気も多いが、女性たちの浮気も多くなってきました。特に悪いのが、男性は浮気で終わることが多いのに対して女性は本気になることが多いからです。本気になったら家庭は崩壊します。夫とは好きで始まった恋愛から結婚。働き者の良き夫がいるのに、トキメク恋愛を求める女性たち。そこには責任というものが感じられません。


夫がいるのに、女性が本気になる恋愛を目の当たりにして見ると。女性の恋はいつも真剣で純粋です。女性とは恋そのものが命なんでしょう。「彼が好きで苦しい」という内容が多いからです。


その恋に対して、私は因果応報のことを説明し、辞めさせることも促しています。それでも「好き」という気持ちはたとえ因果応報が働くと理解していても、気持ちの方が勝り、それを抑えることはできません。ならば家族や他人に迷惑をかけない責任を心がけるよう話しています。大人の当人同士のエゴの恋。家族と他人に迷惑をかけない恋、果たしてそんな恋があるかどうかわかりませんが、個人個人の状況に応じて、たくさんの悪い結末や良い結末を知っている私が、因果応報がなるべく働かない形でアドバイスをさせていただいています。


その結末は「いつか終わる恋」それを周知して家族と他人に迷惑をかけないことです。

個人個人が、それぞれにあった理想を求める。それでよいと私は思っている。


恋愛日記はいろいろな意味が含まれている。最近の先生の記事は以前より変わった。忙し過ぎて疲れているのではないか?先生個人の価値観が強すぎるのではないかと悪評をたかれたり心配をされたりしていますが、本人はなに吹く風、いたって元気である。


忙しさや疲れは、慢性的であり、もう8年もそんな状態が続いている。8年もほとんど休みなく続けた自分に「よく頑張った」と、ときどき自分を褒めている(笑)そのわずかな自己満足が「やらなけらばいけない」という使命感を燃えさせる。自分が引退したとき、恋愛日記だけは不撓不屈の精神で続けたと自分自身に自慢できるものを何かひとつ残したい。


理想を求めて。

最近はそれを中心に考えている。「相談者の理想は何なのか?」相談者のお話を深く聞いていると直感が冴えてくる。直感は長い経験から、継続して来るものである。その直感はネガティブを瞬時にポジティブに変える「はっ!」思わせるような、単純だが忘れていたことを思い出せるような手法を取り入れている。「はっ!と気付く理想」初歩に返った古典的な方法だが、それが最近功を奏してきた。復縁を辞めるのも、あきらめないで頑張るのも、それが功を奏する。夫婦が離婚するのも、離婚しないで続けるのも、それが功を奏する。理想は相談者自身の心と気持ちの中にある。その忘れかけていた理想というカギを直感で引っ張り出す。その妙技がだんだん面白くなってきた。


個人個人にはいろいろな理想がある。それぞれが素敵であり、面白くもあり、正しくもある。彼がどうのこうの、他人がどうのこうのより、「あなたはどうしたいのですか?あなたの純粋な気持ちを聞かせてください」それがこの問題の答えです。答えが出てから、その答えに沿った計画を立てていきましょう。自身の理想を求めた計画です。人生楽しくなりますよ。

結婚は愛より責任だと私は思う。伴侶に対しても子供に対しても責任をとれない人は人として失格ではないだろうか。


結婚していて「好きな人ができた、別れてくれ(離婚してくれ)」というのは非常識で人として使う言葉ではない。好きな人ができた?別れてくれ?そんな間抜けな理由で結婚を愚弄すべきではない。結婚はあなたが考えているようなエゴの対象(他に好きな人ができた)動物のような欲望の塊のような考えで決定できるものではない。何を考えているんだあなたは!と言いたくなる。


結婚は50年責任を果たすためにある。50年間夫婦が協力して子供を育て、家を建て家を守り、安心して暮らせる家庭を創るためにある。その安心な暮らしは、それぞれの役割を果たすことで手に入れることができる。男はまじめに一生懸命働き、女は家庭を守りながら子育てをする。その平凡な古典的な役割をめんどくさがらず当たり前のようにやって安心な暮らしは維持できる。


平凡な暮らしには刺激的なときめきはないが、もっと深い愛があるのをご存じだろうか。長く夫婦をやっていると誰しもわかることだが、二人には共通したとても深い愛が芽生える。それは家族という他人を寄せ付けない愛情である。縁の深いその愛は恋人のような刺激的なトキメキはないが、大人の安心とゆとりがある。平凡の中の幸せ、刺激を求める必要がないその空間は夫婦にしかわからない。その愛には心の底から信頼と尊敬がある。言葉には出さないが、安心した生活でその答えは出ている。その領域に達すると好きだの嫌いなどという、そんな低次元の感情で男と女を査定する必要がなくなる。それよりもっと深い信頼関係が自然にできているからだ。


責任を果たすことは、長くに渡って一生続けることである。それも愛の信念である。