ホーム > 月別アーカイブ: 2010年05月
根気のいる優しいメールで、1カ月ぶりに彼から返事が来た。


ここに、これから先の注意点がある。

怒って責めてはいけない。

あくまで冷静に、感情をセーブし、プライドを捨てること。モチベーションが下がった男は、脅迫観念が強く神経質でとてもナーバスな心を持っている。そこに少しでも否定的なことを言われると、神経質でナーバスな心が敏感に反応し、「別れる」と逆上してしまう。傷ついた負け犬は女を守るより女といつでも別れる覚悟で連絡をとってきているのである。「メールの返事ください」と女性が言っただけで、「頭にきた!君とは別れる」という男がバカバカしいほど世の中に多くいる。仕事で落ち込み自信を失くした男は、自分を否定するちょっとした反応にも敏感なのである。



浮かれてはいけない。

男は久しぶりに連絡をすることは、面倒な心を押し切りやっと重たい腰を上げて連絡をしてくるものである。そして少し怖い気分と嫌な気分が同居している。もし彼女が自分を少しでも責めたら「別れてやる」という心を持ちながら、恐る恐る彼女に久しぶりに連絡をとった・・・・。心配をよそに、彼女は僕を責めないで優しい対応で迎え入れてくれた。男はホットし、安心した。


さて、ここから問題。

あなたは今後どうしますか?

多くの女性はやっと彼から返事が来たことで、浮かれて安心する。そして明日から連絡がまた再開すると思っている。それはとんだ勘違い、男をまだ見抜いていない。男は安心するとまた音信不通になるのである。実はここから音信不通に対する勝負が始まるのである。



やっと連絡がとれたのに、わだかまりが取れて安心したのに、また音信不通?・・・。


この男の期待を裏切る行為に多くの女性たちが落胆し、怒りを覚える。最初は怒りを抑え、我慢して優しく彼の久しぶりの連絡に対応してあげたのに、また音信不通、やるせない気分になりストレスも頂点に達する。



男を見抜こう。男は安心すると恋愛を一時期中断するクセがある。その中断は最初の音信不通とは違う。彼女の気持ちを確かめ安心した中断なのである。恋を終わらせる覚悟で連絡を取ったが、彼女の優しい対応で安心した。ほっとした男は息抜きで中断する。そう思えばいい。


戦いはこれからである。
男に合わせたければ、数か月で物事を見るのではなく数年単位で物事を見ることである。女性は数カ月音信不通にすれば自爆する。この神話を打ち破り乗り越えることで、その先にある男とはうまくいく。


将来の不安、仕事のストレス等で音信不通にする男。それでも彼が好きという女性は男のクセを見抜きながら対処していかなくてはならない。


音信不通→1カ月ぶりに連絡→安心する→また音信不通→2週間ぶりに連絡→安心するまた音信不通→1週間ぶりに連絡→安心する→3日音信不通→そして連絡が普段通り取れるようになり、元に戻るのである。



男の中断するクセを見抜き、
彼のことを心配してあげよう・・・女性らしく。
彼のことを優しくしてあげよう・・・女性らしく。
彼のことを信じてあげよう・・・母のように。
を心がけ、ブレないで対応していけば。男の音信不通は対応できるようになる。彼はあなたの忍耐強い優しさに感謝するようになるだろう。そして音信不通前のラブより、もっと強い絆の愛に生まれ変わるだろう。


彼女は付き合っている彼に突然音信不通にされた。
先週の金曜日は彼とデート、ゴハンを食べに行き楽しく過ごせて何ら問題はなかった。昨日もメールのやり取りをし、いつものようにラブラブの関係だった。昨日まで何の問題もなく普通だった気がする。ところが・・・今日から様子が変わった。


彼から連絡が来ない。私がメールすると以前は必ず返事があった。すぐに折り返し返事がなくとも、数十分、数時間後には返事をしてくれる。その日に返事がないのは今までなかった。ところが今日一日返事がない。何があったのだろう?明日まで待ってみよう。翌日になったが・・・彼から・・・返事が来ない。そして三日経っても返事が来ない。毎日連絡を取り合っていたのに、三日間彼と連絡がとれない。


今まで連絡が合ったのに連絡が来ない、この不気味な前兆が不安を呼び起こし、やがてパニックへと変貌する。そして信頼関係が崩壊し警戒心と不信感で相手を見るようになる。


彼女は過去にも同じような経験が二度あった。そして二度とも失敗した。
一度目の失敗は焦ってパニックになったのが失敗の原因だった。
二度目の失敗は、一度目の教訓から放置したら、永遠に連絡が来なくなり自然消滅となった。

そして三度目の正直。今度は男の心理に沿ったやり方で臨んでみようと考えた。


男は突然不安に襲われ音信不通にするクセがある。まずはそのクセを見抜くこと。彼に仕事上のトラブルがあったのだろうと彼女は瞬時に見抜いた。ゴハンを食べながら彼と会話をしているとき、仕事がどうもうまくいっていないことを言っていた。「たぶん、あれだな」彼女はあのとき彼が話した内容を思い出し彼が何を言ったか、その時の会話の記憶をたどった。彼は職場が変わり、その職場の上司とうまくいっていない。そこから仕事のモチベーションが下がり、何もかも嫌になる不安に襲われた。だから現在は音信不通であると悟った。


今まで女性のみの恋愛感情で男を見て、音信不通にされたら焦ってパニクって恋を終わりにしていた。でも今回は違う。男に対する冷静な判断と分析力も取り入れ、尚且つ女性の優しさで勝負することにした。


一度目の、焦ってパニックってダメになった経験を生かし、二度目の、放置して自然消滅した経験を生かし、二つの失敗の中間を選ぶようになった。焦っても放置してもダメ作戦である。



彼のことを心配してあげよう・・・女性らしく。
彼のことを優しくしてあげよう・・・女性らしく。
彼のことを信じてあげよう・・・母のように。
彼は今落ち込んでいるのだ。

その言葉を何度も言い聞かせ、彼女は彼にメールを送り続けた。


そして一ヶ月後、彼からメールが来た。
「ゴメン・・・仕事が忙しくて返事ができなかった、心配かけて悪かった」



そこからが問題です。

女性たちは彼からやっときた返事に対して、さらに悪化させる傾向があります。次回はその注意点を踏まえて話を続けます。

音信不通の彼に対して、彼女が心配して連絡をとる。それは彼も知っている。昨日まであんなに仲良く連絡を取っていた仲だからよくわかるし、申し訳ないという気持ちもある。でも今日から連絡をしない(音信不通にする)と決めている。その理由は、それぞれの男の頭の中にある。仕事の忙しさを理由にする男もいれば、マンネリ化して飽きてきたという男もいるだろう。急速な情報社会で飽きるスピードも速くなってきた。最近の男の子は飽きるのも速い。そもそも男は通信機器の恋は苦手、連絡は用があるときのみ、用もないコミュニュケーションの連絡は男の体質からして長く続くはずがない。気持ちは彼女と毎日の連絡に嫌気がさしているのに、彼女は僕以上に根気があり、毎日楽しく連絡をしてくる。最初は毎日連絡をくれる彼に「男のクセにうざい」と言っていた彼女も毎日連絡をくれる彼に慣れてしまい、お互い毎日連絡をすることが習慣となってしまった。そうなると女は本領を発揮する。「愛はコミュニュケーション」と太古から受け継がれた女脳が本領を発揮する。「最初は男から後から女が」という構図ができあがる。その構図ができると、男は抵抗を示すように習慣化された連絡を中断したくなる。この毎日の連絡というペースは男の本質からして合わないのである。「最初だけ」が男の本質だからである。



前期に述べた理由はわりとまともで正当性のある理由である。続いてネガティブな理由として、彼に極度の不安が襲ったとき。仕事の失敗(取り返しのつかない仕事のミスをした)勉強の失敗、(目指していた試験に落ちた)失敗したときに将来の不安が襲いかかる。そして環境が変わる時も男は不安に襲われることもある。転勤や海外赴任などの人事異動の時期も男は不安を抱える。環境の変化=恋愛の変化となる。男女の別れでもっとも多い時期が春である。この時期は移動が多く、学生から社会人へ、本社から地方へ転勤、または海外へ転勤などの移動が多く、環境の変化は別れの時期でもある。何故別れることになるか、一番の理由は、男は遠距離恋愛ができないと決めつけているからである。女は通信機器で恋ができるが、男は通信機器で恋ができない。リアルな彼女がそばにいないと恋はできない。なぜかと言うとSEXができないからだ。通信機器で恋ができるのはオタクのみと思っている。将来に不安がよぎると男はまっすぐに恋を中断するクセがある。女性にはなかなかその部分は理解することはできないかも知れないが、「男は将来が不安になったとき、恋を中断する」これをルール化し、あなたの知恵袋としてしっかりマスターしましょう。不安になったら・・・恋を中断するのが男、ここの「中断」をしっかりと理解することである。あなたのことが嫌いになったわけでもない、あなたと別れたいのでもない。中断したいのである。中断とは、一時期恋をストップすることである。「不安で恋をする気になれない」それが男だと理解することである。



続いて男の嘘と悪さ。
男だから、彼女以外の女に興味を持つ。それは正直ある。男と女では貞操観念が違うからである。女性の恋愛は好きな人は一人という一本型の恋だが、男の恋愛は何本もの柱を持つパーセンテージ型の恋である。彼女が80%で、職場の気になる子が10%、キャバクラのA子ちゃんが5%、ネットで知り合ったメル友のB子ちゃんが5%と複合型で恋をしている。もちろん彼女がNO1に好き。NO1に大事にしている。ところがNO1だった彼女が、感情的なトラブルで地位が下がることがある。そのとき男はNO2の女に興味を持つようになり、NO2だった彼女がNO1だと思うようになると、本命の彼女を音信不通にする。「他に好きな人ができた」女性がもっとも恐れる現象だが、しかしその現象は女性が思っているほどの100分の1だと私は思っている。女性が思うほど、男はそんなに悪くないからだ。嫉妬に極度の警戒心を持つ女性特有の現象だと理解している。その嫉妬が女性から起こる別れの原因のNO1(オレを信用していない)を引き出しているというのも付け加えておこう。本命の彼女がいながら、小さな嘘と悪さを重ねる男たち。ネットの情報化社会では日常茶飯事に起こる出来事なので、あまり気にしないようにするのが得策である。



女性が好きな彼のことを心配するのは当然である。そのことは彼も知っている。心配した彼女から何度も連絡が来るのは仕方がないことだということもわかっている。すねた子供が母親に心配されないより心配された方がより自分が大事にされているという気持ちと同じように、音信不通にしている男も彼女が心配することで、より自分は愛されている、好かれていると感じるものである。女性の心配は男性にとってありがたいことである。しかし限度がある。その微妙な限度の使い方を間違えないように。



男の音信不通の理由はいろいろある。
理由の1は男の仕事が原因。
仕事が忙しくて、とても恋愛に手が回らない。仕事や勉強で失敗し、極度のスランプとプレッシャーで何もかもが嫌になった。仕事や勉強の成績が落ちた。恋愛をオアシスとする男はメインの仕事に不安の事態が起きると、真っ先に恋愛を止める脳が働く。恋にうつつを抜かしているから仕事が失敗するんだ、成績が落ちるのだ、とまるで自分の能力のなさを恋愛のせいにする。仕事脳の男は、ライバルである恋愛脳といつも葛藤をしている。そして葛藤の中から選んだ結論が仕事に支障がないように恋をするである。仕事が忙しい時は、恋は一時期中断して、忙しい時期が終わり余裕と暇ができたら彼女とデートをしようと心に決めている。勝手に心に決めたことを、男は彼女に告げないし相談もしない。相談すれば反対されるとわかっているからだ。


中には親切な男がいて「来月から仕事が忙しくなる、連絡もできないし会うこともできない」と言う。そう言われた彼女は「わかった、お仕事頑張ってね」と愛想よく返事をする。男は彼女が理解してくれたと思い仕事に励む。ところが・・・三日もしないうちに彼女からメールが来る。それを無視したら、一週間後にメールがわんさかくる。それを全部無視したら二週間後にひどい罵声で「あんたなんかもういい!さようなら」と責められて振られてしまった。・・・???僕は最初にちゃんと説明したよな、来月から忙しくなるって。そして翌日、彼女から反省と謝罪のメールがくる。しかし、その時はもう遅い。その謝罪メールを見た時点で男はバカにするなと怒る。「こんなに振り回す女と誰が付き合うか!」と怒りが頂点に達す。そこに男の侍魂でプライドが勃発する。女性のやっていることは、全部男性心理の逆をやっているのである。昨日女性が怒って別れを告げ、今日謝罪するとはナンセンスなのである。



彼のことを好きなのはわかりますが、礼儀を知らない相手に愛を貫くあなたもどうかと思います。「好きだからと言って苦しむのはおかしい、それは何か間違っていると思いませんか?」勇気を出して、彼を失う覚悟で毅然としてください。彼を失ってもいいという勇気が一番の音信不通の対処方法です。


男の性格は直りません、直そうとすること自体が無駄なのです。直そうとしないで見極めることです。「直すより見極める」これがこれから生きて行く女性たちの大事なプログラムとなります。


愛だの好きだのという情ばかりに一生懸命になるから男を見極めることができないのです。それも人の心としてとても大切ですか、もっと理性と知恵がこれからの女性たちには必要です。恋に狂った女を演じるよりも、颯爽とした勇気ある女、毅然とした女を演じてください。


道理に合わないものは、毅然と筋を通す。相手が音信不通ならあなたも音信不通にする。そして今後二度と自分から連絡をとらない。このくらいの明確な意志を持ってください。


私自身「さようならだけが人生だ」「去る者は追わない」という人生を長年経験しました。その結果、ちっとも寂しくありませんでした。愛する者を失う時も、失う寸前まで一生懸命に努力する。だが努力が報われず失うこともある。一時期は悲しむが悲しみの時間に長くいない、悲しみは悲しみ、明日への前進は前進と心をわけて行動する。人生を見極めて早く立ち直る心が明日への栄冠を勝ち取ることができるのです。たくさんの人とお別れをしてきました。先日も母と別れました。それでも生きている私は、明日に向かって進まなければいけません。前へ進むことで別れた人への恩返しだと思っているからです。だからちっとも別れることは怖くありません。何故なら別れた人へ恩返しができると思っているからです。


「とても冷たい心」と勘違いする人もいると思います。だが執着している心が私は温かい心だとは思っていません。逆に執着している心は悲惨で冷酷なのです。自分の愛のために相手を無謀に追い詰め、冷酷で、怒ったり恨んだりもします。道理をわきまえ、別れを恐れない、そういう心が逆に別れないで済む最大の方法で、相手を納得させる温かい血が流れていると思うからです。


音信不通に対する対処方法は、別れてもいい覚悟で、失ってもいい覚悟で、毅然と筋を通す。これが私のNO1の答えです。



そしてNO2、
「それでも彼が好き」という女性に対して・・・うむ・・・困ったちゃんだ???。女性流の方法が通用するかどうか男の心理を織り交ぜながら書いてみましょう。押したり引いたりしながら、男を動かしてみましょう。押すなら「心積極的に」引くなら毅然と筋を通す。この二つを取り入れながら。


理由もなく突然音信不通にされたら誰もが嫌な気分になるだろう。男性だって彼女から理由もなく突然音信不通にされたら嫌な気分になる。ケイタイが開発され便利にはなったがその反対に音信不通という心の弊害もでてきた。


「音信不通」この生きているのか死んでいるのかわからない消息不明の家出少年のような男たち。その男たちの職業はりっぱな職業についている人たちが多い。医者、弁護士、警察官、教員、官僚、公務員、一流企業のエリート社員。大学や大学院を出て、難関な資格を取って社会で国民の見本となって仕事をしている彼らが、一番女性を悲しめる音信不通という不誠実なことをする。とくに警察官などは国民を守る仕事についていながら、彼女一人守りきれていない、これじゃ安心して警察を頼りにすることはできない。弁護士も法の番人でながら音信不通と言う法を犯している。付き合った彼女に対する愛と責任を放棄している人が他人を弁護できるわけがない。学校の先生も彼女に対して音信不通にしておきながら子供たちに何を教えるつもりか、まさか道徳を教えるのではないだろうな。・・・と言いたくなるような事件(音信不通)が全国に蔓延している。


私がそういった人たちと付き合っている彼女なら。「彼と別れる」覚悟で次の行動をする。彼が警察官なら、警察署へ出向いて署長に会ってこう告げる「女一人守れないものが国民を守れるはずがありません。しっかり指導してください」もし署長がだめなら、県警へ、古いプライドに守られて頭の固い役所相手に、上へ上へと上告していく。もちろん彼とは別れることにはなり、彼も相当のダメージを受けることになるが、それより「女一人守れないものが、国民を守れるわけがない」という全国スローガンを全署員に立ち上げる方が先なのである。相手が教員なら、その学校の校長に会う、校長がダメなら教育委員会。エリート社員ならトップの社長へ。医者なら院長へ。官僚なら大臣へ。自分は犠牲になっても、今後彼が付き合う女性たちが音信不通と言う憂き目に合わないためにトップの上司に苦言を呈す。男は彼個人の性格を動かすより、トップの上司を動かした方が有効だということを百戦錬磨の経験から知っているからだ。


その経験はサラリーマン時代にたっぷり経験した。担当の営業マンが音信不通となる。こちらから連絡しても何日もなしのつぶて。そのとき私は彼個人を相手にしない。相手の会社の社長に連絡し、トップから注意を与えてもらう。そうすると昨日までなしのつぶてだった相手が犬のようにしっぽをふって連絡をしてくる。それ以来彼からの音信不通はなくなった。こちらから連絡すれば、すぐに折り返し連絡が来るようになった。「男は上司に弱い」というのを数十人体験した。嫌われるよりなめられるのが嫌というのが当時の私の戦法である。あなたも「嫌われるよりなめられるのが嫌」という戦法を勇気があれば試してみるといいだろう。


「女一人守れないものが、いい仕事できるわけない」というスローガンを挙げて。


さて、前半は過激だが男流の男の動かし方を書いてみた。あなたは女でたぶんそれができないだろう。

後半は音信不通からうまくいった女性たちのお話をしよう。そちらの話題の方が細かく長くなるかもしれない。


まずはみなさんの失敗例から学ぼう。
多くの女性が同じことをして失敗する。それは焦りとパニックである。突然理由もなく音信不通にされた女性たちは、気がふれたように焦る。頭の中が焦る、焦る、グルグル回りながら焦る。そして焦りながら不安も同居してくる、焦りが不安を呼びこんだのだ。その不安は彼とは最悪の事態に発展するという直感からもきている。そんなバカな昨日まであんなに仲が良かったのに、そんなわけない。不安からきている最悪の事態を早く回避したくて、彼が音信不通にしている理由を早く確かめたい。でもそれを確かめることができない・・・音信不通だからである。その状態が二週間続くとたいていの女性は自爆する。


対応策は、
突然襲われた危機に対する対応。
まずは、世界の事例でも突然音信不通にする男性たちがたくさんいると理解することだ。あなたの彼だけではないのです。日本人だろうが、欧米人だろうが、アジア人だろうが、この世界で生きている男性たちは突然音信不通にするというクセを持っている。一人二人の事例ではない。何万何千人と言う音信不通の相談を受けている私がそれを証明する。



音信不通は男のくせ。「男とはこういうものだ」と知ることである。「男とはこういうものだ」とは、悪い部分も含めて男を知ることである。知らないから損をするのである。知っていれば焦る必要もパニックになる必要もない。不安定な経済危機にいる男は昨日まであんなに優しく親切だったのに、突然連絡がつかなくなることはよくあるものと理解しよう。それがこの世界で生きている男の特徴である。私だけ嫌われたと勘違いしないように、どこでも男は同じようなことをしている。そしてどこでも女性は私だけ嫌われたと思って同じようなパターンで終わっている。個人の狭い間隔で男を見るからそうなるのであって、地球規模で男をみれば、あ、どの世界の男も同じようなことをやっている。そう思えば、少しは気が楽になるだろう。「音信不通は男のくせ」とそう理解すれば苦しみは軽減される。


とても女を苦しめる変なクセ。先生「くせ」と片づけないでくださいと苦しんだ女性たちからお叱りを受けるかもしれませんが、あえて「男のくせ」とした方が、物事は簡単に危機を乗り越えることができる。ほらどこでもかしこでも、男たちは音信不通にしているぞ。みんながやっているのだからどうってことない。一人で苦しむからバカを見るのである。そしてあなたを嫌いになったわけではない。男たちが勝手に不安になっているだけなのである。


さて、次回は。
男のクセを見抜いたあなたが、音信不通を乗り越え、どうやって彼に自信をつけさせるのか。その奥儀について書いていきたいと思う。


彼女と昨日まであんなに仲良くしていたのに、今日は突然不安になる。


そういうことが男にはある。


プレッシャー。


プレッシャーによる不安を抱える男性たちが多くなってきた。


そのプレッシャーはバブルが崩壊して増えてきたのではないだろうか。大手銀行、証券会社、大企業が次々と崩壊し、リストラの嵐が働く人々を不安に陥れた。「明日は我が身かもしれない」という不安が常についてまわり、将来の安定は皆無となった。バブルが崩壊して15年以上経つが、崩壊した後遺症が今の若者に引き継がれた。先輩たちが築いた、日本国民が皆中流階級という安定していた時代が終わり、今は格差社会である。格差の中に生きる現代の若者はいつも不安を抱えて生きている。今は正社員でも、いつ自分が職を失うかもしれない、一度職を失うと、もう二度と正社員にはなれないかもしれない。そうなれば結婚どころではない。一人で生きていくのがやっとである。


だから男たちは、いつ自分がどうなるかわからないから、プレッシャーのかかる恋愛をしたがらない。プレッシャーとは責任をとる「結婚」である。今の時代、将来の安定保証ができない。恋愛の最初は歴代から受け継がれた本能のままに女を愛し、その女と結婚したいと男が持っている本能のままにアプローチをするが、付き合って数カ月もすると格差社会の現実が見えてくる。みんが中級階級時代の先輩たちと時代が違うことを確認することになる。あの時代の男たちのほとんどが付き合った女を愛し、その女と結婚した。それは経済が安定していたからだ。


付き合っている女性は、相手の男性を好きになり、やがて結婚を夢見る。その心理は中流階級時代の女性心理とまったく同じ。本能が持っている気持ちと言っていいだろう。恋愛から結婚まではほとんどの女性が考えるはず、私は恋愛だけして結婚を考えないという女性は結婚歴のない独身女性にはほとんどいないだろう。


女性は太古から本能は同じである。「好きな人と恋に落ち、結婚したい」それが江戸時代でも、昭和の時代でも、平成の時代でも、みんなが中流階級を意識した時代でも、そして現代の格差社会でも気持ちは同じである。


ところが男性は違う。
社会に不安があると結婚を考えない。みんなが中流階級を意識した時代は、こぞって男たちは結婚した。それは終身雇用で経済が安定していたからだ。でも今は安定していない。経済が安定していないと男は自分の身を守るため結婚を考えない。下手に結婚すれば地獄に落ちるとわかっているからだ。経済が不安定の中で生きている男たちは、いつも心が不安定である。だから・・・突然不安が襲ってくる。


彼女とこのまま付き合っていいのかな・・・
オレは結婚を考えていない・・・。


続きは明日。そんな男たちの打開策も含めて、女性がどう立ちまわればいいのか。


信頼できる男はブレない。その反対にブレる男もいる。感情的になってブレる男がここ20年ほどで多くなってきた気がする。恋愛相談をしていてそれを感ずる。え、こんなことで彼は感情的になるの?とか突然理由もなく音信不通になるとか、私たちの時代ではほとんどありえなかった事件が頻繁に起きている。


ましてメールで別れを告げるのは論外中の論外、男の風神にもおけないほど卑怯で情けない。最後くらい、堂々と男らしく彼女に会って別れを告げてほしい。女性たちの方が最後は会おうとしているのに、男性は会わないでメールで済まそうとしている。このへんに最近の男性の意気地のなさが見えてくる。最後はきちんと会って別れを告げる。それが長年付き合った彼女への礼儀である。その礼儀は人として身につけてほしいものだ。



別れの予兆で、今一番多いのが、男の不安である。

突然襲ってくる男の不安。昨日まであんなにラブラブで楽しくしていたのに、突然連絡が来なくなった。・・・音信不通である。それは何の予兆もなく突然起こる。その状態になったとき、女性たちはみな同じ行動をする。焦って不安になりパニクル。そして音信不通の彼に何度も何度も連絡をとる。「心配している」と気遣いながらメールをする。それでも彼は音信不通、音沙汰なし。こんなバカなと私も最初は思った。私が知っている信頼できる男は決してそういうことはしないからだ。どんなに苛酷で忙しくても、愛する彼女には連絡をとる。これが普通で当たり前なのに、最近はその普通の当たり前の人が少なくなったのでないかと思うほど、音信不通の事件が勃発する。



理由もなく音信不通にする男たち。
仕事が忙しいからと最近まで私も考えていた。男の仕事の重要性は35年もサラリーマンをやってきて十分に理解できる。本当に忙しい時はメールをする1分の時間もないほど忙しいし、仕事以外は何も手につかない。苛酷なストレス苛まされ、精神状態は限界でいっぱいいっぱいとなる。そこへ彼女のストレスが加わるともう恋愛を終わりにしたくなる。その状態に男の仕事は追い込まれることはある。それを知っているので、忙しい仕事のせいだろうと最近までそう思っていた。


しかし、どうもそれだけではない気がする。

仕事のストレス以外では何だろうと考えた結論が、男に突然襲ってくる不安である。

女性が突然襲ってくる不安を恐れるように、最近の男性もそれと同じような現象を持つようになった。男性心理が女性心理に近づいてきて、女性化してきた。そんな気がする。

男の不安、次回へ続く。

「先生、男の良い部分も書いてください」読者からのコメント。


人として忘れていました。「はっとした気分です」女性との相談で偏りがちな記事を少し軌道修正しなくてはいけないと思いました。

男の良いところはたくさんあります。それを次回からブログの中に挿入していきたいと思います。


男の良いところ。
まず、私が最初に上げるのは、「信頼」です。
「男は信じて頼りになる」恋愛の世界ではいろいろありますが、社会では日本の男性は世界でもっとも信頼されているのです。それを付け加えて話を進めます。


私から見て、男と女はどちらが信用できるか。仕事(ビジネス)、恋愛や結婚、人生の生き方すべてを統合してやはり男の方が女より信頼できます。ある面では女性の方が信頼できることもありますが、総合の評価では男性の方が信頼できます。沖川も男だから男同士のよしみで、そう言っていると思うかもしれませんが、長年の人生経験から出た答えだと思ってください。

信頼、信じて頼りになる。信頼できる男性の良いところは「ブレない」ところです。女性は感情的になってブレるところがありますが、男性は何が重要なのか理性が的確に判断し、感情によってブレることはあまりありません。女性から見ればなんて鈍感なのと思われるかもしれませんが、男性はそれが素晴らしいことなのです。その素晴らしい鈍感が理性を構築し、感情的にならず仕事を前向きにとらえることができるからです。男性はビジネスにおいてはその理性が最大限の武器になります。理性の力、男性にはそれがあるので、女性より信頼できると私は思っています。