恋愛で見れば、やめといた方がいいよという男に女はチャレンジして、やめといた方がいいよという女に男はチャレンジしている。恋とは無謀で、冷静な判断が効かない。夢と妄想で狂っている。達成不可能と知りながら、現実では無理だと分かりながら、あくなき夢を追いかけチャレンジしている。そしてそのチャレンジは無駄なことが多い。でも、無駄だと分かりながらもやめることはできない。やめたら自分の夢を否定することになるからだ。人は頑固で自分の夢を否定することはできない。否定したら他人と一緒で、自分が無くなってしまうからだ。あくなきチャレンジは、自分を無くさないためにある。だから、無謀でも、やめた方がいいよと言われても、自分を見失わないために、好きな人にチャレンジする。無理難題と分かりながら。
もてる人と一般の人との違い。
もてる人はそんな無謀なことはしない。
もてる人は簡単に手に入るものから始める。理想と違っても簡単に手に入るものから、まず始める。だからもてる。なぜもてるか?それは簡単なものから着手して徐々にランクを上げていくからだ。もてる人は、それだけ経験が多いということ。そして、もの凄い練習を重ねてもてる訓練をしている。そういう人にかかれば、一般の人が無謀だと思われる相手でも簡単に手に入れることができる。もてる人は同性からは嫌われるが、異性には好かれる。異性に好かれるというより、異性に対して人一番関心度が強い。ようするに、男であれば「女好き」女であれば「男好き」である。異性が好きなので、誰構わず手を出す。もちろん好みはあるが、好みは一般の人より幅広い。生理的に受付けるものであればよしとする。だが、もてる人は理想がコロコロ変わる。もてるのはいいが、自分が好きなのは誰なのかわからなくなる。そういう人はひとりの異性では満足できず、複数の異性を求めて彷徨い続けることになる。
経験不足で無理難題にチャレンジする人。反対にもてる人。両者を足して2で割った形がいい。無謀にチャレンジする人は、まずは簡単なものから始めて経験を積むこと。ある程度経験を積んだら一人に絞ること。独身時代に5~6人経験して、その中から結婚相手を選べばいい。経験人数はそのくらいがベストだと思う。少な過ぎても多過ぎてもダメ。丁度いい恋の配分は5~6人。5~6人のシリーズで、それぞれの物語にあなたはヒロインを演じるだけ。恋愛ができる賞味期限は短い。花の命は短く、桜みたいに短い。見事に開花させて、見事に散ることだ。
