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世知辛い世の中、生きていることがしんどい。
いい仕事に巡り合えず、収入も低い。一部の人間を除いてほとんどの人間は、この先、自分の人生はどうなるのだろうと不安の中にいる。

今の仕事にやり甲斐を感じない。働けど働けど我が生活は楽にならない。自分の能力やエネルギーは全部搾取されている。企業の奴隷となって、自分をこき使う上司や会社幹部や会社の経営者に搾取されている。

彼らは自分たちの生活を良くするために、社員をこき使う。威張り散らしている上司、儲け主義の不正極まりない経営者、狂っている上司、非常識な経営者のブラック企業の中で、自分は生きている、理想を失った奴隷のように。

夢も希望もない時代に、ひとつだけ救いがある。
それは人を愛することだ。世知辛い世の中では、好きな人がいるだけで救われる。恋愛だけが世知辛いブラックの世の中で、一筋の光を放つ唯一の存在だ。これがあるお陰で人間は生きていける。

人を愛することは、生き甲斐を感じる唯一無二の存在。
唯一無二とは、かけがえのない存在。この世にひとつだけの存在。特別でとても価値のある存在のことを意味する。この存在があるから、人はどんなに辛くても生きていける。辛い仕事やしんどい人間関係、夢や希望を失った自分の人生で、唯一無二の存在が人を愛することである。

彼ら上司や経営者は、人を愛することを忘れた強権主義の資本家。彼らには人を愛する唯一無二の存在がない。恋愛から遠のいた貧しい人たち。金で女を買うことはできるだろうが、温かい本当の恋愛はできない。だから、彼らはいじめるのだ。恋愛にうつつを抜かしている社員を。

資本家のいじめに遭いながら、下の者は唯一無二の存在を探す。希望がない世界で、唯一希望があるのが恋愛だからだ。

世知辛い世の中で唯一無二の存在を見つける。
この光はどなたにも巡ってくる。
やっと自分も見つけた唯一無二の存在を。
好きな人ができた。


ところが、この好きな人もブラックだった。
仕事もブラックで、恋愛もブラック。
やってやれないよ。

と、思うかもしれないが。
まあ、好きな人はブラックでもいい。
ブラックでも唯一無二の存在だ。

人は人を愛する心があるから救われる。
こいつがどんなにブラックでも救われる。


この子は(この人)は、とても精細で傷つきやすくネガティブだ。

いつも悩んでいる、いつも不安の中にいる。

嘘もつくし、約束も守らない。

隠れてコソコソ悪いこともする。

とても気分屋で、すぐにヒステリックになる。

音信不通は当たり前で、いつも苦労ばかりかける。

別れたり寄りを戻したりの腐れ縁の仲.。

いつもトラブルばかり起こし、いつも喧嘩が絶えない。

こんな面倒臭い人と、よう付き合えるな・・・正直自分でもそう思う。

いい加減に別れようと思うが、別れられない。

だが、こいつ(この子、この人)は、唯一無二の存在だ。

こいつ(この子、この人)がいるから自分は生きていける。

世知辛い世の中で、こいつがいるから自分は希望が持てる。

なんだかんだ言っても、こいつはわたしの生き甲斐だ。

この世にひとつしかない、唯一無二の存在だ。



若い頃と違って、熟年の恋愛は波瀾万丈が多い。

若いときはフリーな恋愛でも、熟年になると制約が多い恋愛となる。

40代、50代の恋愛は、制約だらけだ。

どんな制約かというと。

1, 年老いた親の面倒と介護。

2, 離婚していれば、男性は子供の養育費、女性はシングルマザーとしての責務。

3, 年齢からくる病気や体調不良や更年期障害などの身体の衰え。

その他、制約はいろいろとある。

中高年の恋愛は、若い子と比べて、障害やトラブルやつきものであり、自由にのびのびと恋愛ができない。制約がつきものである。

たとえば、ここにバツイチシングルマザーの女性がいる。年齢は44歳。子供は二人、上の子が14歳の中学生の長女と、下の子は10歳の小学4年生の長男。まだまだお金にかかる年齢だ。付き合っている彼氏は、実家住まいの48歳の男性。

彼女は子育てに追われ、経済的にも苦しく、安定した生活を確保するためにパートナーを探している。そこで彼と出会った。彼は結婚歴のない男性でとても親切で優しい。前の夫は傲慢な男でひどく傷つけられたが、今回の男性は穏やかな性格の持ち主。この人なら第二人生を一緒に歩んでいける男性だと思って付き合うことにした。

だが、自由に恋愛ができない。
彼は実家暮らしなので親の面倒をみなければならない。年老いた両親。両方とも80歳。母親は病気がちで寝込んでいるので家事ができない。母親の週に1回の通院と、家事全般を彼がやらなければならない。父親はどうかというと飲んだくれのダメオヤジ。人生を哀れむように朝から晩まで酒を飲んでくだくだと言っている。働きもしないし、家のことは何もしない。母親の面倒をみることなく、両親はいつも喧嘩ばかりしている。年金で生活をしているが、年金だけでは足りず、彼の収入で一家の生活を支えているのが現状である。年老いた両親、老害となった親との実家暮らしは、制約だらけである。

制約の多い、中高年の恋愛は、若いときのような自由恋愛はできない。

なにの。
それを知らない人たちが多い。

恋をすれば、みな青春を取り戻す。
男性は少年になり女性は少女になる。

女性が目指す乙女の恋愛は、制約という壁で崩壊する。

そこでまた、乙女と同じように苦しむ。

もうやめようか。

乙女として苦しむのは。

苦しむ代わりに、彼を信じて彼を愛していこう。
長い時間かけて彼を信じて愛していこう。
そうすれば、時間があなたの味方になってくれる。

年老いた親には、もう時間がない。
老いてつきるまで、彼に親孝行をさせればよい。

あなたはその間、子供が成人するまで待てばいい。あと10年すれば子供は成人となる。その間子供を愛し、大切に育てていけばいい。

10年経てば、すべてが解決する。
制約のある恋愛とは、10年物語が多い。
これが中高年の恋愛だ。これが制約だらけの恋愛だ。

このことをよくわきまえ、10年間ひたすら信じ続け、ひたすら愛し続けること。


あなただからできるのだ。そのためにあなたは経験を積んできた。

大人の流儀という経験を積んできた。

この経験さえあれば、どんなに波瀾万丈でも心はぶれることはない。

心さえぶれなければ、人生はあなたの望んだとおりになる。

人生とは思うとおりにいかない。

人生とは邪魔ばかりが入る制約だらけだ。

これを乗り越えてこそ、自分の望んだものが手に入るようになっている。


では、幸せはいつくるの?

わたしはいつ幸せになれるの!とあなたは考えるだろう。

幸せはいまここにある。

子供を育て、戦っている毎日に幸せがある。

親の介護に負われて自由に恋愛できない彼を愛していることに幸せがある。

幸せとは先にあるのではない。

幸せは今にあるのだ。


あなたが頑張って生きている今の時間こそが幸せなのだ。

このぶれない心さえ持てば、あなたは望むものを手に入れることができるだろう。

そうなれば、最高の幸せを掴むことができる。

でも、その幸せは一瞬で終る。

最高の幸せは一時的なもので、永遠に続くわけではない。

永遠なる幸せは、今のあなたの生活にある。

毎日の生活を充実させて生きること。

仕事に励み、子供を大切にし、人とトの関わり合いを大切jにして、変な欲望を持たず、充実して生きること。

これさえできれば、幸せなときを過ごし、10年くらいあっという間に過ぎてしまう。

そしてあなたは、第二の人生のスタートラインにつけることができる。
幸福で豊かな人生のスタートが切れる。



彼女は白黒つけられる経験豊富な女性。

彼は白黒つけれない経験の浅い男性。

今は昔と違って寿命が延びた。昔の寿命は50歳、今は100歳の寿命とすると、50歳でひとつの人生が終わり、もうひとつの人生が50歳から100歳まである。熟年離婚の多くなった昨今は、第二人生へ向かう人も多い。

彼女もそういうタイプだった。結婚して子供を育て上げ、離婚して、次の第二の人生のパートナーを探していた。この世に女性として生まれ、普通に何人かと恋愛して、その中から普通に結婚して、二人の子供にも恵まれ、無事に成人まで育て上げ、離婚した女性。こういう女性を経験豊富な女性という。女性の愛、女性の人生では合格点。見事に一つの人生を終え、第二の人生に向かおうとしている。

そこで出会ったのが、49歳同年の結婚歴のない男性。片方は第一の人生を終えた女性。片方はまだ第一の人生を歩んだことがない男性。つまり経験豊富な女性と、経験の浅い男性との付き合いである。

本来なら経験豊富な女性がリードするべきなのだが、女性は恋をすると余裕を失ってしまう。女になって、乙女になってしまうのだ。それだけでも始末が悪いのに、さらにこの女性の経験豊富さが新たな障害となる。

障害とは、白黒勝負に出ること。
彼は恋愛経験が浅い、そこへ経験豊富な女性が白黒勝負に出ると裏目に出るというパターンである。経験豊富な女性は「なんで?」と思うかもしれないが、経験の浅い男性からすれば、白黒勝負は恐怖の沙汰である。彼はいつもその場面から逃げてきたのである。女性とご飯食べたり遊ぶのは好きだが、責任をとって付き合うのは苦手のようだ。まして結婚して家庭を持つということは彼にとって未知の世界で恐怖となる。


彼女は以下の点を見逃がしていた。
自分は経験豊富な女性、彼は経験の浅い男性。女性に免疫がなく女性に慣れていない男性に、いきなり白黒勝負を仕掛けたら、面食らって逃げてしまうのがおちである。それに彼女は気づかなかったのである。彼はいい歳だが、白黒つけられない男性である。白黒つけられない男性は、そのことで悩む。自分のことを「不甲斐ない男だ」と思って悩む。すべての男性が男らしいとは限らない。彼女はそこを見逃していたのである。

方向性を決める。
1,焦る必要ない、時間はたっぷりある。
まず彼女は、恋愛して、結婚し、出産して、子供を成人まで育てあげ、離婚した。彼女の人生は波瀾万丈だったかもしれないが、女として一人前の人生を歩むことができた。彼女の前半の人生、第一の人生は終了したのである。第一の人生は、女としてよく頑張った人生でもある。これから彼女は第二の人生へと向かう。

第二の人生は、子供をもうける必要はない。すでに成人した子供が二人いて、彼女の年齢からして子供を産むことは無理だからだ。子供が産めないなら時間はたっぷりある。時間はたっぷりあるのに焦ったから失敗したのである。なぜ?焦るか、それが女性の本能だからだ。女脳は、男脳と違って、すぐに白黒と決着をつけようとする。焦る必要がないのに、すぐにことを急ぐ性質である。とくに経験豊富な女性は、経験があるがゆえに早くことを進めようとする。それが今回の大きな失敗の原因である。

子供を産む必要ないのに、なぜ焦ったの?
相手は恋愛経験が浅く、一度も結婚したことがないのに、なぜ焦ったの。この辺をじっくり話し合って、彼女に完全に理解してもらうことにした。方向性を決めるには、まず女性が納得して理解しなければいけないからだ。方向性の1として、「焦る必要ない、時間はたっぷりある」ことを理解してもらった。

2,相手のペースに合わせる。
「焦る必要はない、時間はたっぷりある」の次は「相手のおペースに合わせること」だ。人間というものは愚かな生き物で、なんでも自分のペースで進めるクセがある。つまり人間とは自分勝手な生き物だ。経験豊富な女性からすれば、経験の浅い男性は頼りなくイライラするだろう。それで自分が教えてやろう、わたしがリードしてやろうと思うのも無理もない。一時期は彼もそれを望んでいたからだ。だが、人間というのは自分の考えがあって、他人に自分の胸の内まで土足で上がり込んで欲しくない。白黒勝負はまさにそれで、白黒勝負によって、彼のプライドは傷つけられたのである。

これからは、もう白黒勝負に出ない。これからは相手のペースで付き合う。時間はたっぷりある。子供を産む必要はないので、タイムリミットのある恋愛はもうしなくていい。これからはじっくり彼のペースに合わせ、彼が成長するようにこの恋愛をゆっくり楽しめばいい。その心がけができれば、第二の人生は豊かなものとなる。

ゆっくりと、第二の人生の恋愛を楽しむ。
焦る必要はない。
ゆっくりと恋愛を楽しめばいい。
もうあなたに子供を産むタイムリミットはないのだから。

それが明確になると、晴れてくる。
気分がすっきりする。

この気分の良さが心地良いと感じたとき、それが彼にも伝わる。

お互い、後半の人生だ。
たっぷりある時間を有効活用して、たくさんの楽しい思い出を作ればいい。

人は思い出の同乗者と結ばれることになる。


験豊富な女性と、経験が浅い男性。

女性は結婚して子供を二人産んで育てあげた。だが、数年前に夫と離婚してバツイチシングルマザーとなった。年齢は49歳。

一方の男性は、結婚経験がなく親と同居している一人っ子。年齢は同じ49歳。

社会経験豊富な男女の組み合わせ。
相性といい、人間性といい、女性にとっては再婚相手として望ましく、男性にとっても初婚相手として望ましい。

だが、付き合って半年足らずで別れてしまった。


理由は経験豊富な女性の焦りによるもの。
彼からのアプローチから始まり、最初は順調だった。毎日の連絡、週に2回の食事、彼からの熱意が伝わり順調だった。4回目のデートのときは手も繋いでくれた。だが、彼からのアプローチはそこまで、そこから何も進展しない。

3ヶ月で10回以上デートしているのに、彼からの肝心の言葉が出ない。「僕と付き合ってください」という言葉がない。

こんな男性は初めて、今まで付き合ったことのないタイプだ。好意は伝わるのに、告白がない。過去の経験では、ここまで親しくなれば男性からの告白があるはずなのに、彼からはそんな様子は微塵もない。ただ淡々と私とデートしているだけ。

そこで女性がしびれを切らした。
しびれを切らした女性は勝負に出る。「私のこと、どう思っているの?」突然の彼女の質問に、彼は冷や汗をかきながら、黙っている。押し黙っている彼に「私のこと好きなの?私はあなたのことが好きよ」とさらにたたみかける。それでも彼は黙っている、頭の中は小パニックを起こし、言葉が見つからないまま、彼はちゃんとした返事をすることはなかった。

それから音信不通となる。
毎日あった連絡がその日を境になくなった。私から連絡すれば返事はあるが、彼からの自発的な連絡はなくなった。私から連絡しても、返事は三日後とか、以前はその日にあったのに、とにかく彼の態度が変わった。あの日から変わった。そして、とうとう音信不通になってしまった。


2ヶ月音信不通。
こっちから連絡しても、返事がない相手に連絡をするのは苦しい。連絡をしたら、返事がいつくるのか、そればかり考えて悩んでしまう。送ったら悩み、送らなかったら悩み、にっちもさっちもいかない堂々巡りの悩みで、音信不通にされた女性はどん底の苦しみを味わう。

そこで私の鑑定を受ける。

「彼は免疫ができていないんだね。」

「え?免疫ができていない」

「そう、女性と付き合う免疫がない。つまり女性に慣れしていないのだ。あなたは結婚して子供を産み育て上げた。女性の人生としては十分な経験を持っている。だが、同じ歳の彼は、一度も結婚したことがないし、子供も育てた経験がない、そうでしょう。」

「はい、彼は一度も結婚していません。過去の恋愛も、数人の女性と付き合っただけで、どれも長続きしなかったようです。

「なぜ長続きしなかったか、わかりますか?」

「いえ、わかりません」

女性たちが女脳で勝負したからさ。だから長続きしない。女性は数ヶ月デートすると、告白待ちになる。でも、彼はぜんぜん告白してこない。それで女性がしびれを切らして白黒勝負出る。それで彼の恋心はおじゃんとなる。たぶんそれを繰り返してきたのだろう」

「わたしと同じパターンで終った、そういうことですか?」

「そういうことです」

「どうするばいいんのですか?」

「彼に免疫をつけさすことさ。そのために女に慣れてもらう。すぐに白黒勝負する女性は、彼には合わない。1年くらい付き合わないデートを重ねて、じっくりと女とはこういうものかと慣れさせること。そうすれば彼にも免疫ができる。女性とは素晴らしいという免疫がね。」

「わたしにできるかしら」

「できるさ、やってごらん。」



ダメ男の正体。
ダメ男の正体は、一般的にみて大分劣っている。稼ぎも悪く精神的にもモロイ。女に対する興味は人一倍高く浮気が多い。社会に縛られるのが嫌で無理して働こうとしない。自由を愛し、女を愛し、遊びを愛し、束縛を嫌い、気ままに生きていくことだけを考えている。人に依存しながら社会に依存しながら、誰かが助けてくれるだろう、親が助けてくれるだろう、女が助けてくれるだろう、しまいには国が助けてくれるだろうと、常に誰かに依存しながら生きている。

逆にここまで自由を求めるのは立派だと思う。
社会の縛りを拒絶して自由に生きる、とても素晴らしい。だが、女を道連れにしないでほしい。一人で自由に生きていってほしい。だが、そういう人に限ってひとりでは生きていけない。さみしがり屋ですぐに女を求める。社会の縛りに拒絶しながらも女だけは別のようだ。甘える存在がないと、寂しくて生きていけないのだろう。


女性とは不思議なもので、そういう男を好きになる。
「可愛い」と好きなる。自分を必要としている弱り切った子犬のように可愛い♥といって、頬ずりしたくなる。どうやら女性は、完成された男より未完成の男の方が好きなようだ。未完成の男に、やり甲斐を感じときめくのだろう。「この人は私がいないとダメになる」と。

女性はトキメキで生きている。
未完成な男を自分の力で育てたい。
育てることに生甲斐を感じる。
育てることが女性の本能で、それにトキメキを感じている。
だが、その恋愛がうまくいくはずない。

うまくいっていない事柄にぶつかると人は悩む。
悩むことは決して悪いことではない。悩みながら人間は成長するからだ。だから悩んでもいい。問題はどうやって悩みの中から理想を見つけるか、そこに今後の課題がある。

彼のことが好きだが、彼は理想とは程遠い。このまま彼と付き合っていても幸せになれない。

幸せになれないことは分かっている。
でも、未完成の男が好き。

未完成の男が好き、でも幸せにはなれない。
女性の愛は常に矛盾の中にいる。

矛盾とは悩みの種だが、また矛盾があるから人間は成長できる。
矛盾を克服することで、向上心が生まれる。


どうやって矛盾を克服して、向上心が生まれて成長することができますか?
皆さんはいつもそんな質問する。一攫千金でお金が欲しいように、複雑な問題も一発で解決して欲しいとせがむ。あわてなさんな。世の中に、一発で解決できる問題などない。矛盾と戦うのは、果てしなく続く努力と果てしなく続く忍耐が必要ということだ。あなたにそれだけの根気と忍耐があるのか、その覚悟があるのか、その根性があるのか、問われるのはそこ。

矛盾を克服するには、果てしなく続く努力と果てしなく続く忍耐には目標が必要である。ちゃんとした目標がないと、人間は果てしなく続く努力と果てしなく続く忍耐に耐えられず、途中で挫折してしまうからだ。何を目標にするかだ。この目標が分からず、私の鑑定を受けている人も多い。

そこで答える。2時間いろいろと話し合った末に、矛盾と戦うためには、この子には「この目標がいいだろう」という答えを出す。

矛盾と戦う答えは、みな違う。
どうすれば、矛盾を向上心に変えられますか?という答えはみな違う。それをひとくくりにどうすればいいの?とするものではない。みんな違うからだ。

人は矛盾の中で生きている。
間違いないのは、その矛盾の中にあなたの向上する目標があるということだ。「それを見つければ、人生は変わるよ」それをいいたい。


くみさんのコメントから。
男友達の恋愛相談に乗っていて、「恋愛はビジネスと一緒だ」と言ったら反感を買いました。

私の持論では、恋愛=完全にビジネスです。
結婚はもっとそうです。

恋愛や結婚になると途端にみんなタダで手に入ると思いがちですが、本当に欲しい人、愛してる人がいるなら努力して手に入れるものだと思います。タダでは手に入りません。タダで「欲しいからくれくれ」って言えるのは赤ちゃんまでです。

相談に乗っていた男友達は、「どうしても付き合いたい女性がいるけど全然振り向いてくれない。1度デートに行けたけど、その時たまたま僕にお金がなくてランチを彼女に奢ってもらったらその後はデートを断られるようになった。」先生、どう思います?


私がどう思うか?
まず、この男友達は男として失格ですね。事情はよく解りませんが、初デートのときにお金がなくて女性に奢ってもらうのはナンセンスです。責任を取る男性なら、男の恥だ、あり得ないと思うでしょう。

しかし現代は、そのあり得ないという男性が増えた気がします。女性に奢ってもらえるのは普通に当たり前だと思っているし、結婚しても生活費を折半にする、あるいは女性の方に多く出してもらう男性が山ほどいます。お金のある人、稼ぎのいい人がお金を余分に出す、男女平等法がしっかりと確立されているのでしょう。

平等な時代に何を思うか?
「男女が平等に協力し合う時代」と聞こえはいいですが、私は「男女が依存する時代になった」と思っています。むかしは女性が頼れる男性に依存したのですが、今は男性が頼れる女性に依存することも普通に起きています。つまり男女が逆転しつつあるのです。平等という名のもとに、お互いが依存している。今は共依存の時代となったのではないでしょうか。

平等で共依存の時代。
それがその時代のルールならそれに従うしかないでしょう。長い年月かけて男女平等法が確立してきたのだと思います。

だからですね。
女性が男性に依存すると恋愛が壊れるのは。
女性が男性に依存して壊れた恋愛をたくさんみてきたので、これはまた厄介な時代になったなと感じています。女性の本能(依存と従属)を出したら、男性が逃げる。女性が甘えたら男性が、重い、ウザイと思って引く。おいおい勘違いしないで、男女は平等だよ、オレに頼るならオレは責任取れないからねといって逃げてしまう。女性の本能を出したら恋愛が壊れるという厄介な時代となりました。

この時代の男性は頼ることはできません。
依存したら、重い、ウザイと思われます。
「責任とってよ!」といったら逃げてしまいます。
告白やプロポーズをしない男性が増えているのもそのせいかもしれません。

なぜそうなったか?それは「男女が平等」だからです。
男女平等に時代に、依存とか責任はありません。
お互い折半で平等に接するしかないからです。


男女平等の時代。
時代は逆戻りしないと思います。
このまま男女平等の時代が続くでしょう。

そうすると、恋愛の仕方も変わってきます。
もう、昔のやり方は通用しないと思います。
この時代にあったやり方を探すしかないでしょう。

恋愛はビジネスと一緒。ただでは手に入らない。
最近は女性の方が男らしくなってきました。
私のブログのせいかもしれません(笑)

それでいいのです。
恋愛はビジネスです。
タダでは手に入りません。
男女が依存しあったら、恋愛は成立しません。
誰かが責任を取らなければならないからです。
こんな時代となってしまいました。

さて、どうするかな?
生きるのが難しい時代ですが、私は、この時代にあった記事を今後とも配信していきたいと考えています。

今後ともお付き合いください。よろしくお願いします。



自分が正しいと思ったものを彼が反対する。

彼が正しいと思ったものをあなたが反対する。

そして、喧嘩となる。男と女はそれを繰り返す。

喧嘩を繰り返せば、疲弊してやがて別れることになる。

別れを阻止するには、妥協するしかない。

上手な妥協ができてこそ、男と女は成長できるようになる。

相手や自分が正しいことを(正)という。

相手や自分が反対することを(反)という。

正・反が喧嘩の原因。

そこに(合)を入れることで喧嘩がおさまり、二人の関係は良くなる。

合とは合意のことで、妥協して合意する、つまり、和解することを意味する。

自分が正しい、相手が正しいのではなく、自分が反対、相手が反対ではなく、妥協することで合意が生まれる。


成長しているカップルは、正→半→合の流れを繰り返している。最初は自分が正しい、相手が反対することで喧嘩になるが、妥協点を見出して仲良くなる。だが、しばらくするとまた自分が正しい相手が反対するという喧嘩が起きる。そこでまた妥協点を探して合意して仲良くなる。男と女は正→半→合の流れを繰り返して成長していっている。長年連れ添った夫婦はみなそうしている。名百回と繰り返しているうちに妥協のプロとなっている。

妥協できないカップルは、別れるか離婚するだけである。

男と女は価値観が違う。

男と女は矛盾だらけだ。

相手が何を考えているのか?わからないのが男と女だ。

この矛盾を克服するためには、妥協することだ。

妥協のプロになってこそ、男と女は死ぬまで長く付き合えるのである。



「おはようございます」
今朝は目覚めの悪い自分がいました。朝からだるい、そのせいかブログを書く時間がいつもより30分遅れ。キーボードをタッチするが、遅れとだるさのせいで、なかなか進まない。これではまともな記事が書けない。ああ~・・・。

ま、こんな日もあるさ。
体調は毎日いいわけではない。爽快な日もあれば不快な日がある。気分の乗る日と気分の乗らない日がある。天気と一緒だ。晴れに日もあれば、曇りの日、雨の日、嵐の日がある。気温も暑い日もあれば寒い日もある。天気と一緒だ。自分の体調も。

それでも書く。
晴れだろうが曇りだろうが、好調だろうが不調だろうが、自分で決めたことはやる。自分に誇れるものを残したい。その一心で書く。

書いているうちに、目覚めてきた。
不思議なものだ。今朝は何も書く気がしないと思っても、書いているうちに目覚めてくる。頭の中はモヤモヤと混乱しているが、書いているうちにこれを書こうかなという道筋がなんとなく見えてくる。これが一日にリズムの取り方かもしれない。

1年のうち95%は快調だが、5%は不調の日がある。
今日は5%の日。あきらめよう・・・いい記事を書くのは。

日頃から体調管理に気をつけ万全を尽くしているつもりなのに、なぜこんな日があるのか?それは私が人間だからだ。沖川も人の子、365日万全ではない。5%くらいは不調の日もある。その日があってもいいと思っている。

体調が悪い日は書くのをやめたら。
もちろん体調の悪い日は書くのをやめる。それはご心配なく。さすがの私も40度の高熱があったら記事は書けない。そうでなくて、ストレスやスランプのような不調なときどうするかだ。不調なときはあえて書くようにしている。折れそうな心を折れないようにする。これが自分の役目だからだ。

見本を残したいのだろう。
こうすればいいという見本を。「継続は力なり」という見本を皆さんに残したいのだろう。途中で辞めて後悔するより、好きなものはとことんやりなさいという見本を皆さんに残したいのだろう。

それが自分の役割。
人間は何かの役割を持って現在を生きている。自分はこの仕事をやって、このブログを書いているという役割。これが自分の役割なら、一生懸命演じるだけ。これが自分のやり方、自分の役割だと信じて。

さて、出勤する時間となりました。
今朝のブログはここまで。




今朝の記事で、何を演じきるかを書いた。
あなたは自分の人生において、何を演じ切りますか?

世の中には、不幸な人と幸福な人がいる。
私は、それがその人に生き方なら、それはそれでいいのではないかと思っている。

世の中にはいろいろな人がいていいと思っている。
貧乏人も否定せず、金持ちも否定せず、幸福な人も否定せず、不幸な人も否定せず、いろいろな役割があっていい。みんなそれぞれの役割の中で一生懸命生きている。どんな生き方をするかは?それは個人の自由だから、それはそれでいいのではないでしょうか。

常識にこだわって、あれもダメ、これもダメと堅苦しく考えるより、世の中は不公平で当たり前と考えた方が、自由にのびのびと生きられるのではないでしょうか。常識にこだわるのなら、あれもダメ、これもダメという人を選ばなければいいだけのことです。

それぞれの生き方がある。
それを尊重してあげよう。
そうすれば、争い事がなくなる。


どうして人間はあれこれと不安になるのだろう。
どうして人間はあれこれと悩むのだろう。
悩みや不安は単なる妄想に過ぎないのに。

妄想の正体は何か?
私の考えで正体を暴くとこうなる。

人間は、見たこと、聞いたことを受け入れる性質がある。
つまり人間は感受性が強いのだ。

感受性は人によってバラバラ、鈍感な人もいれば敏感な人もいる。
無神経な人もいれば、神経質な人もいる。

これらの要素が集まって妄想が生み出される。
妄想の正体は何か?それは実体のない空想である。
感受性の強い人間が作り出した絵空事である。

ところがこの絵空事は、強く考えれば考えるほど実現する。
想像力の高い人間は、考えたことを作り上げてしまうのだ。
それを創造力という。

なぜ考えたことを、創り(造り)上げてしまうのか。
そっちの方に向かって、自分が演出し、自分が主役になって、創造主の役を演じてしまうからだ。悩める子は悩むのが自分の役割だと信じ、悩むことだけを演じる。これを朝から晩まで演じていけば、実体のなかったものが現実になる。

自分は貧乏だと思って、貧乏になることだけを演じれば、間違いなく貧乏になる。社会も周りもその人が貧乏になるように協力してくれる。仕事を与えず、お金を与えず、のけ者にされ、周りから助ける人がいなくなって、運からも見放され、本人は間違いなく貧乏になる。

その反対に自分は金持ちだと思って、金持ちになることだけを演じれば、間違いなく金持ちになる。

貧乏人も金持ちも、それぞれ自分が演じた役割に過ぎない。生まれたてのスタート地点は平等だったが、何を毎日考えたかで、その人の役割が出来上がる。世の中には金持ちも貧乏人も普通の人もいる。それぞれが自分の役割に従って生きているだけである。

途中で役割を変える人もいる。
貧乏なんか嫌だ!自分は金持ちになるぞ!と役割を変える人。そういった類いの人は立身出世の主役となって、厳しい現実の戦いに挑み勝利する。そして金持ちになる。貧乏人から金持ちになる出世物語をその人は演じきったのである。

恋愛においても、彼が信用できないとなれば、疑い深い女性の役割を演じ切るだろう。

彼が浮気をしているとなれば、探偵の役割を演じて浮気の証拠を掴むだろう。

彼と別れるとなれば、悲劇のドラマの主演を演じ切るだろう。


その逆もある。
アットホームな家庭を築きたいとなれば、サザエさん役を演じ切るだろう。
王室に嫁ぐとなれば、シンデレラの役を演じ切るだろう。
信頼できる関係なら、円満夫婦の役を演じ切るだろう。

もちろん変更することもできる。
信じた関係が信じられない関係に変更することもできる。
不信と疑念だらけの関係が信じ合える関係に変更することもできる。


あなたが日頃感じている、悩みや不安は実体のない妄想に過ぎない。
何を演じるかで、妄想が現実のものとなる。
何を演じるかだ。