ホーム > 月別アーカイブ: 2021年08月
それはどんな状況で、どんなタイプの男性か?

まず、戻って来ないタイプの男性。

罪悪感のある男性は戻って来ない。

罪悪感のある恋愛とは、浮気や不倫の不貞の恋愛。

浮気や相手の女性や不倫相手の女性には罪悪感があるので、その作戦は通じない。不貞の恋愛は、女性が彼に振り向いてもらおうと思って冷たくしても、男性の方は「やっと…これで終りにできる」と密かに胸にしまい込み、何も動くことなく、この恋愛を終焉へと導く。

様々な彼女との想い出と共に、未練と開放感を同居させながら、「オレが悪かった」「君は悪くない」「君には罪はない」「全部オレのせい、ゴメンね」「君の幸せを心から願っているよ」・・・と密かに終らせることができる。

男性の罪悪感は女性の罪悪感と違う。女性は最初に罪悪感を持つが、男性はあとから罪悪感を持つようになっている。女性は恋が深まれば深まるほど罪悪感が消え失せていくのに対して、男性は恋が深まれば深まるほど罪悪感が増大するようになっている。

社会性の高い男性は、恋愛が深くなればなるほど、それに比例して罪悪感も強くなる。男性の不貞の恋は、後先考えない欲望の愛。この欲望を制するのが社会的責任。社会的責任が強く芽生え始めると、「自分は何をやっているんだ!」と後悔するようにできている。

だから、不倫をしている男性の多くは家族の元へ帰る。たとえ奥さんのことを愛していなくても家族の元へ帰る。なぜ、愛していない奥さんの元へ帰るの?と女性は思うかもしれないが、男性は女性と違って、「愛よりも責任」を重んじるからである。

彼女ほど奥さんのことを愛しているわけではない。だが、奥さんはそれほど悪い女性ではない。何十年も自分のために尽くしてくれた。子供たちのよき母親でもあった。恋愛相手(女)としては見れないが、家族としては見れる。恋愛か責任かというと、男は責任を選ぶ。


彼女に対しては、後先考えない欲望で迷惑をかけた。だから「オレが悪かった」と男性は心の中で謝罪する。そして、遠くで彼女の幸せを願う。

男って勝手ね。あなたの欲望でわたしの人生狂わされたわ、どう責任を取ってくれるの!(そう言われても…)面目ない。(責任はとれない)ただ、ひたすら謝るしかない。

「愛と責任」どっちが重要か?
人類は「愛」というが、それは間違っている。男の場合は断然「責任」だ。責任を果たしてこそ、愛は本物となる。たとえそこに恋愛感情がなくても、責任を果たしてこそ本物の愛がある。

恋愛感情は一種の麻薬みたいなもの。麻薬の生活は長く続かない。5年で恋愛感情という麻薬は切れる。そのあとに残るのは責任という重し。残りの人生は責任を果たすだけである。


不貞の恋をしている男性は、最初に欲望の愛から始まり、愛が深くなればなるほど罪悪感が強くなり、社会性でもってこの恋愛を終りにしようとする。男の愛は責任。恋愛の愛よりも、責任の愛を選択する。だから男性は、不貞の恋愛のあと、家族の元へ帰る。


男性が罪悪感から社会的責任を取り戻そうとしている時期は、不倫相手の彼女に冷たい。この冷たい仕打ちが女性を苦しめることになる。そろそろ終りを迎えた終焉の恋。女性は悩み苦しみながら、自ら終りを仕掛けてこの恋を終りにする。


終った。
終れば、縁が切れて、繋がりもなくなる。

男性は家族の元へ帰り。
女性はひとり徒労の世界へ取り残される。

「冷たくすれば、男は戻ってくるのか?」

不貞の恋愛は、ほとんどのケースで戻って来ない。

もし、戻って来ることがあるとすれば、彼が離婚したあと。奥さんとの社会的責任の決着がついて離婚が成立すれば、戻って来る可能性はある。でも、その可能性はほとんどない。罪悪感が芽生えた恋愛は、女性が冷たくしても、戻ることはほとんどない。なぜなら因果応報が働くから。






好きな男性に尽くす女性。

あなたは一生懸命尽くした。これでもかと言わんばかりに愛情を注いだ。自分の都合は指しおいて彼の求めに応じて何でも提供した。あなたは彼を愛し、彼を求め、彼を追いかけ、彼に散々尽くした。

これだけ尽くしたのに、彼の態度は曖昧のまま。告白してもNOと言われ、結婚も責任が取れないからNOと言われる。NOってことは、私の愛情がまだまだ足りないからだわ…そう思って、あなたはこれでもこれでもかとまた尽くす。

それでどうなった?
事態は進展したか?進展どころか、逆に悪くなった。そして、自分だけが苦しむようになった。私はこんなに努力しているのに、彼はわかってくれない。こんなに彼のことを愛しているのに、彼の態度は私に冷たくなるばかり。

それで、勝負に出る。いつまでもこんな状態を続けていられない。「白黒決着」という勝負に出る。結果は…悲しい結末。なんで?なんで?と…とても辛くて悲しい恋の物語が続く。ここまできたら、終わるに終われない波乱万丈の恋愛が続く。

恋愛ってね、苦しんだ人の方が相手のことを好きになるようにできている。


冷たくあしらわれても、ひどい仕打ちにあっても、希望を忘れず、これでもかこれでもかと努力した人が相手のことを好きになる。これをまさしく女性はやっている。女性だけが行動し、女性だけが求めて追いかけている。その点、男性は何も行動しない。自ら連絡もしないし、自ら会いたいと誘っても来ない。行動しているのは全部女性の方だ。

好きな人は行動する。好きでない人は行動しない。女性だけが行動して、男性が行動しないということは、男性はその女性のことを好きでない証拠。男性が好きなら自ら行動するはずだ。だが、残念ながら行動しているのは女性ばかり。

これを逆転させなければならない。
男性に動いてもらえるために逆転させなければならない。

恋愛は行動した方が好きになる。
では、どうすれば男性が行動するようにできるか?そこを考えてほしい。男性が自ら行動する方法は何か?この方法を実行に移せる女性が逆転劇を演じることができる。

新シリーズ。
「冷たくすれば男は戻ってくる」


明日から、新シリーズの始まり始まり。
あなたの逆転劇が始まる。
お楽しみに。


別れた彼が今でも好き。

復縁を目指して連絡を取るべきか?それとも復縁をあきらめて前へ進むべきか?決められずに悩んでいる人がいます。

連絡を取るべきか?取らない方がいいか?「どちらを選択すればいいですか?」と私に質問されれば、私は「どちらでもいいですよ」と答えます。決めるのはあなた自身だからです。でも、肝心のあなたが決められない。

その辺は百も承知しています。決められないから私に鑑定を依頼して来るのでしょう。そこから私は詳しい状況を聞くことにしています。何があったのか?別れる理由は何だったのか?二人の付き合いに何があったのか?詳しい経緯を聞きます。

そこまでは通常のカウンセラーと同じやり方です。でも、私は占い師になのでカウンセラーとは違います。占術を駆使して鑑定を行ないます。私が得意とする九星学と手相を組み合わせて、二人の仲をさらに深掘りしていきます。

九星学は、生年月日によって二人の相性と性格を分析します。そして男脳と女脳を分析します。男脳と女脳は、相容れない勘違いの脳となっているので、男が考えているのは女にはわからないし、女が考えているのは女にはわからない。この勘違いを私が通訳していくわけです。

手相は、今の恋愛の状況がはっきりとわかります。愛が破局しているのか?繋がっているのか?相手は運命の人か?そうでもない人か?もし彼がダメだった場合、次はあるのか?次の相手はいつ頃現われるのか?手相によって、現代と未来を予測します。

九星学の判断は、相手の責任能力を判断します。二人の関係の詳しい経緯を聞いて、別れた理由が彼の仕事の忙しさが原因か?女性がネガティブになって重くなったのが原因か?相手に他に好きな人ができたのが原因か?相手の責任能力を私なりの手法で判断します。

仕事が忙しくて別れた場合。
彼の男としての力量はどのくらいあるか、私の経験と直観で判断させていただきます。

彼は仕事人間で余裕のない男。
仕事中毒の仕事人間は仕事が忙しくなると恋愛をストップします。この手のタイプは仕事が暇にならないと恋愛はしません。まさしく典型的な男脳タイプ。頭でっかちで、思いやりを司る愛の感情が育っていない。仕事人間の男は愛の責任能力なしと判断します。

メンタルのやられている男。
仕事鬱になってメンタルがやられている。最近はそういう男性も増えてきました。仕事についていけず落ち込み、世間の厳しさに対応できず、荒波に溺れてしまった男。そういう男性は心が病んでいるので、愛の責任能力なしと判断します。

女性のネガティブが原因で別れた場合。
放置された女性は自爆して終る。このパターンで終った女性は多い。そこから別れた彼に連絡するべきか悩むのだが、それも男性の状況や性格によって違う。相手が仕事人間なら、連絡しても無視されるだけ。相手のメンタルがやられていれば音信不通にされるだけ。

通常であれば、女性のネガティブが原因で別れることはありません。ネガティブになった原因は男性側にある。この理由を確かめてから、さらに性格と状況を詳しく分析して、彼に責任能力があるのか?ないのか?判断してから連絡するか?やめるか?決めるべきだと思います。

「どちらを選択すればいいですか?」と私に質問されれば、私は「どちらでもいいですよ」と答えます。これは決して投げやりで言っているわけではありません。どちらも詳しく分析して対応できるということです。

あなたは決めれば、どんな選択でも、ちゃんと相談に乗り、ちゃんと対応します。作戦を練るのなら作戦にも参加します。場合によっては何度も相談に応じます。素晴らしいヒント、素晴らしいアイデアをあなたに提供できる用意はできています。




毎日あった連絡がなくなった。こちらから連絡をしても返事は遅い。早くて明日、下手すると1週間もかかる。毎週あったデートもなくなり、2ヶ月も彼に会えていない。こんな状態が続けば…乙女は自爆してしまう。

なんでもっと返事を早くくれないの!なんでもっと会えないの!なんで・なんで!!恋する女性は、そうやって男性を責める。

彼の回想録によると、
過去の恋愛は、いつもそれで終っていた。歴代の女性たちは、みな彼の仕事が忙しくなると、ワガママをいって自爆して終った。

彼の口癖はいつもそうだ、
「過去の女性たちは、みんな仕事の邪魔をしたから終りにした。」オレ嫌なんだ…そういうのが。「もっと連絡ちょうだい」「もっと会いたい」と言われるのが嫌なんだ。ただでさえ、仕事が忙しくいっぱい・いっぱいなのに、女の都合で仕事の邪魔をされるのが嫌なんだ。

「仕事の邪魔になると終りにする」これが彼の口癖。これを現代付き合っている彼女に忠告する。過去の女性たちとは、いつもそうやって終ったと忠告しておけば、いま付き合っている彼女は、「自爆しない」というもくろみが彼にあるのだろう。

この忠告を聞いた今カノは、(わたしは自爆をしない)と心がける。それも彼の計算の内。だが、彼は女性を信用していない。果たして自分が忙しくなったときに、今の彼女はおとなしく待てるのか?それとも待ちきれず自爆するのか、彼女の人間性をテストする。


試験にかけられた女性。
女性は好きな人に嫌われたくないので、試験に合格するため努力する。彼の仕事を邪魔してはいけない。「もっと連絡ちょうだい」「もっと会いたい」といってはならない。彼に執拗な要求をしてはならないと自覚する。彼はこういうのが嫌いだから。

女性の勘は鋭いが、また洗脳されやすい。彼女は彼の言葉によって、洗脳されてしまった。歴代の彼女たちの失敗を自分はしないと心に決めた。

「仕事の邪魔になると終りにする」
過去の女性たちはいつもそれで終った。仕事が忙しくなり放置して終った。自分は仕事人間で、仕事が中心の男。仕事が忙しくなるとついついワークホリックとなってしまう。

それによって、いつも女性たちに嫌がられ、文句をいわれて終ってしまった。中には浮気をされた女性もいる。自分が忙しく構ってあげられなかったので、よその男とできてしまった。いつも自分は、文句をいわれて終るか、浮気をされて終るかのどっちかだ。

こういう男性って多いね。
こういう男性のことをなんと称するか?

単なる「ひねくれ者」。
これが私の考え。

君たちは若いから騙される。
私は若くないから騙されない。
私はひねくれ者は相手にしない。
だから、洗脳もされない。

「仕事の邪魔になる彼女は終りにする?」いつもそうやって終った。放置したら終ってしまった。脳の前面(前頭葉)だけ発達したエリート思考の考えでは、この先生きていけない。感情を司る脳(人を思いやる脳)を発達させないと、幸福も成功も手に入らない。これがこの手のタイプである、「ひねくれた男」にはわかっていない。

私は脳学者ではないので詳しくはわからないが、私なりに脳について説明すると、脳は2つに分れている。

1、理性脳。
2、感情脳。

理性脳は仕事をやるための脳。

感情脳は恋愛や結婚などの愛の脳。

簡単に説明すると、そうなる。

つまり、脳は理性と感情のバランスでできている。理性脳だけではバランスが崩れるし、感情脳だけでもバランスが崩れる。両方のバランスがとれて、脳は正常に保つことができる。

仕事人間に鬱が多いのはそのせいである。また恋愛人間に鬱が多いのもそのせいである。理性脳と感情脳のバランスを取るからこそ、人間は幸せに生きていけるのである。

この考えを持って、ひねくれた男と付き合うとなると。

私なら付き合わない。

彼がもう一個の脳(感情脳)をマスターできれば、付き合ってもいい。理性脳の男と付き合っても面白みはない。クルーで冷たく生意気で、ひねくれた性格でイライラするだけ。イライラする時間を過ごしている暇は私にはない。

よし!では、彼のテストに合格してやろう。

それは私が放置すること。

彼の仕事が忙しくなれば、こちらから放置すればいい。その間、彼のことは何も考えず、好きなことをやればいい。これでテストは合格する。

私のやり方は、ただテストに受かるだけではない。彼のもう一個の脳を動かすための作戦も実行する。それは、「彼に愛を失う恐怖」を与えること。彼だって人間だ。愛なしでは生きていけない。愛を失う恐怖を与えることで、彼の感情脳は全面開花する。

やり方は?
内緒。
来たときに教えよう。




心配したりびくびくしたりするのは正常なことだが、恐怖に支配されてはダメ。理性に従い、責任を持って危険を冒す決心をしよう。

危険を冒す決心?
そんなもの滅多にない。だから、安心してほしい。

あなたが転職するのが危険を冒す行為か?

あなたが新しい資格にチャレンジするのが危険を冒す行為か?

あなたが日本を出て海外に移住するのが危険を冒す行為か?

あなたが親元から離れて自立するのが危険を冒す行為か?

あなたがガラの悪い友人と縁を切るのが危険を冒す行為か?

あなたが彼に別れを告げるのが危険を冒す行為か?

あなたが彼に告白するのが危険を冒す行為か?

あなたが音信不通の彼に連絡を取るのが危険を冒す行為か?

あなたははっきりしない彼に白黒決着つけるのが危険を冒す行為か?

あなたが自分の夢にチャレンジするのが危険を冒す行為か?


理性で考えれば、これらは危険な行為ではない。人間が成長するための不可欠な要素に過ぎない。

あなたはいろいろと考えた。自分が前に進むためにはどうすればいいか?といろいろ考えた。考えに考え抜いた結果、あなたはこれらの行動をするとと決めた。あなたが決めたことは、前進し向上するという決心に過ぎない。


もし、あなたが失敗するときは、あなたが問題にぶつかってあきらめたときだ。だが、決心したあなたはそう簡単にあきらめないだろう。

あなたがどんな状況に置かれようと、それをどう受け止めるかはあなたが自身に選ぶ権利がある。

どういうことか?というと。
自分一人の場合は自分一人で責任がとれるが、恋愛の場合は相手がいるので、自分一人では責任が取れない。相手の同意があって、初めてお互いが責任を取れるようになる。

相手がNOといえば、それまで。NOを自らの責任として受け入れなければならない。しかしNOにも相手が誤解しているNOもある。相手がこちらの真意を勘違いしてNOといっている場合もある。

誤解のNOに関しては、十分に説明して誤解を解けばいい。誤解が解けてYESとなれば、二人の仲を前進さればいい。誤解が解けてもNOなら、致し方ない。これ以上構わないで、NOを自らの責任と受け止めて終わりにすればいい。

こういった話し合いを持てる人はまだいいが、中には話し合いをしようとせず、逃げる人がいる。怖がって、メンドクサクなって、逃げているのだろう。逃げる男はあなたの話し相手ではない。こんな男、さっさと終わりにすればいい。

重要なのは事実ではない。
彼との過去にはいろいろな事実がある。彼と愛し合った事実。彼と楽しかった事実。彼との思い出深い事実はたくさんあると思う。一緒にお酒を飲んで会話をした夜。非日常から離れた旅先の思い出。毎日のLineのやりとり。彼との思い出は事実としてたくさんある。

重要なのは認識。
思い出の事実は確かにある。でも、彼が今やっている態度は?彼の今の行為は?逃げているだけではないか。過去の思い出はあるが、今は卑怯にも逃げている。その場合は過去より今を取ること。今の認識を選択することである。

過去は確かに愛し合った事実があるが、現在の彼は逃げている。もうここには過去の彼はいない。今の彼は卑怯にも逃げている。これから先、あなたに考えて欲しいのは、「事実なんてない、あるのは認識だけ」という考えを持ってほしい。


あなたがどんな状況に置かれようと、受け止めるのはあなた自身。どんな結果であれ、あなたが決めればいい。あなたが恐怖に苦しめば、恐れていた結果になるよりたちが悪くなるよ。



こちらのカテゴリは、すべて電子書籍の方へ移行しました。

続きは、「男は忘れた頃に帰って来る: この一冊で男心の全てがわかる」でお読みください。

41xN0MDWuDL.jpg

ご購入はこちらとなります。

キンドル本の出版はインターネット上のコンテンツとカブっていると、『お客様の作品の一部またはすべてのコンテンツは、インターネット上で無料公開されています。・・・』というメールが送られてきて、審査落ちする可能性があります。

たとえ自分が書いたブログ記事でも、引用してはいけないということです。

え、なんで?他者の引用なら不正とわかりますが、自分の記事を引用してはいけないの?

どうやら、そういう決まりのようです。

本の出版にあたって、インターネット上で重複する記事や同じ内容の文章がかぶっていると、審査に落ちるということです。たとえ自分のブログでも、インターネット上で無料公開されていると、審査に落ちる可能性があるということです。

審査を通る対策として。
こちらのカテゴリ「グレー男、曖昧な男、中途半端な男」を非公開にすることにしました。

「グレー男、曖昧な男、中途半端な男」こちらのカテゴリは、人気が高く、今までたくさんの人に読まれてきました。非公開にするには忍びないのですが、電子書籍を出版するにあたって、やむを得ない事由による措置となります。多くの方に、こちらのカテゴリを長年に渡って愛読して頂き、誠にありがとうございました。感謝申し上げます。


「グレー男、曖昧な男、中途半端な男」カテゴリを電子書籍に移行しましたが、さらにバージョンアップしています。何度も何度も編集して、より深くより手応えのある内容になっています。進化した続きは、電子書籍「男は忘れた頃に帰って来る: この一冊で男心の全てがわかる」でお読みください。ありがとうございました。




男女が付き合えば、浮気の心配はつきない。

とくに女性は必要以上に勘が鋭く、彼のこまかな一つ一つの動作や行動「一挙手一投足」に気を配り、ことごとく気になってしまう。

デート中に彼の携帯にLINEの着信音が鳴れば気になる。しかも彼はわざわざトイレに行って、LINEに応対しているとなれば、すごく気になる。なんで?わざわざトイレで…。

彼の家にいったら、女性ものの化粧道具があった。風呂場には長い髪の毛が落ちていた。彼は「姉だか妹のもの、あるいは元カノが忘れていった」というが、果たして信用できるか?

彼のSNSを見たら、怪しい女の子の影があった。その子のアカウントを見ると、どうやら彼と親しいようだ。「誰なのこの子」と聞くと、彼は「単なる友達」と答える。怪しい…。

女性は様子が変?怪しい?と思ったら、彼のこまかな一つ一つの動作や行動がことごとく気になる。気になって気になって夜も眠れなくなってしまう。疑いだしたらキリがない。頭の中はあらぬ妄想でいっぱいとなる。あらぬ妄想を何日も何日も繰り返せば、気が変になる。

そして、
ついに我慢の限界がきた。

嫉妬に狂って爆発してしまった。

「もう我慢できない!もう許せない!」となって、彼を散々責めてしまった。ヒステリックになって、責めてしまった。自爆だ。終りだ。

こういった例は多い。

原因を作ったのは男性の方だが、でも…終ったら意味がない。人生ははかなく無常となる。男性のふしだらな行動が女性の不信感を仰ぎ、最終的には感情の爆発となって終りを迎える。なんかいい方法はないかと、いろいろと模索してみた。そしたらあった。最高の処世術が。

中国古典の一つに菜根譚(さいこんたん)という本がある。洪自誠(こう・じせい)が著したものだが、菜根譚(さいこんたん)は、清言の書として人々に愛読された。

処世訓の最高傑作の1つとして、田中角栄、吉川英治、川上哲治、野村克也、松下幸之助など、各界のレジェンドが愛読した世界的名著。そこに、人間関係の処世術があった。


この本によれば、人間関係の処世術は、三つの法則から成り立っているという。


1, 相手の小さな過ちや失敗をいちいち咎めないこと。

2, 相手の隠しておきたいことをわざわざ暴かないこと。

3, 相手の過去の過ちをいつまでも覚えておかないこと。

そうすることで、己の人格が高まるし、何よりも人から余計なことで恨まれることもない。

なるほどね。
そういえば、「自分はこの三つを前からやっているな」と気づく。人の失敗を咎めないし、人の隠し事を暴かないし、人の過去の過ちをいつまでも覚えていない。基本「人を許す」ことをやっているので、これによって損をしたことは一度もない。まあ…損を損と認めない鈍感の部分もありますけどね。

私は「嫉妬や怒りは、人間が持ってはいけない感情だ」という処世術を持っているので、菜根譚(さいこんたん)に記している人間関係の処世術はそれに匹敵するものだと思います。

あなたも、この三つの人間関係の処世術を導入したらどうでしょうか。そうすることで、人間としての器は大きくなると思いますよ。





誰もが幸福になりたい。

誰も不幸になりたいとは思わない。

だが、幸福になるには不幸を乗り越えないとなれない。

また、幸福に安堵して油断して怠けると不幸になる。

「幸福」と「不幸」は表裏一体、紙一重ではないかと思う。

不幸を経験するから幸福になる。
幸福を経験するから不幸になる。


前者は不幸から立ち直る努力をするから幸福を掴むことができ、後者は幸福に甘えて油断するから不幸となる。努力すれば幸福となり、油断すれば不幸となる。人間の歴史は、努力と油断の繰り返しなのかもしれない。

人間の本質は基本的に怠け者。
できれば仕事などしたくない。自由気ままなに遊んで暮らしたい。でも、それだと怠惰怠慢な生活を送り不幸になってしまう。それでは「いけない」と思って努力をする。働く努力を続けることで幸福の切符を手に入れる。

しかし、努力はしんどい。
あくせく働くのはしんどい。働けど働けど我が暮らし楽にならない。薄給の上、時間と能力と気力と体力を搾取される企業の奴隷では身も心もボロボロとなる。努力すれば多少なりとも幸せを感じるが、それを維持するのはしんどい。

「もう嫌だ!しんどいからやめる」。
そうなればまた不幸に逆戻り。仕事をやめれば、しんどさから解放されるが、それ以上の苦しみが襲ってくる。それは先の見えない不幸。収入が断たれれば、人間が生きていくために必要である「衣・食・住」の3原則が保証されなくなる。

3原則がなければ人間は生きていけない。また、3原則があれば生きていける。衣服と食物と住居。 生活をしていく基礎。これが幸福の基本。「衣食住」さえ確保できれば、人間は幸せに生きていける。歴代の多くの偉人たちは、「衣食住があれば幸福。それ以上は贅沢だ!」という言葉を残している。

今は「衣食住」もいろいろと変化してきた。

「衣」はファッションの時代へ。
「食」は飽食の時代へ。
「住」はマンションや戸建てのマイホームの時代へ。

「衣食住」にも高価なものがある。ブランド品に身を包み、高級レストランで食事をし、豪邸に住む。なんていう贅沢は金持ちに任せればいい。それで幸福とは限らない。

それより質素な生活の方がはるかに幸せを感じるのではないだろうか。少なくても私はそう思う。質素な生活は身分相応で、自分にはぴったりだと思うから。「衣食住さえ確保できれば、それ以外は贅沢だ」偉人たちの声に耳を傾けたいと思う。


いずれにしても、幸と不幸は紙一重。

その人の気の持ち方ひとつで優劣が決まる。

私のお客さんは不幸な人が多いが、それはそれで幸せではないかと思う。なぜなら不幸の裏側には幸福があるから。だから、いまのうちに不幸をたっぷり味わった方がいい。不幸をたっぷり味わえば、人間は幸福になるための努力をするようになっているから。

彼氏とうまいっていない。
彼氏と連絡が取れない。
彼氏としばらく会っていない。
彼氏との今後が見えない。
などなど…不幸な状況は多い。

恋愛は胸を締め付ける窮屈な物語が多いが、その人を選んだのも自らの責任。今は不幸な道なりだが、頑張れば幸福な道も見えてくる。そんなことはない!私は何年も苦労している。7年も10年も努力しているが、一向に彼氏との関係は改善されない。わたしって不幸だわ。この不幸がずっと続くと思うと憂鬱でたまらない。

そうかな。
好きな人がいるのは幸福なことかもしれないよ。彼氏がボンクラであなたにいろいろ苦労をかけているかもしれないが、「いないよりいた方がいいじゃん」中には恋愛ができない人もいる。恋人のいない人もたくさんいる。また年老いて恋愛を卒業した人もいる。死の病の病気になって恋愛ができない人もいる。

そういう人からみれば、「恋愛ができて羨ましい」と思われるだろう。「いないより、いた方がいい」これを再度確認することだね。苦しくても、好きな人がいることは、それはそれで幸せだと思うよ。

いまのうちにたっぷり不幸を味わいなさい。

でも、それは不幸ではない。

あなたが不幸から幸福になるための試練でしかない。

その試練を乗り越えるのもまたあなた次第。

しっかり頑張って、試練を乗り越えなさい。

「いないより、いた方がいいよ。」



選ばないための答えは、
すべて付き合う前にあります。

付き合う前にしっかりと見極めることです。

女性は付き合ったら最後。
もう後戻りができません。

男性の見極め方は、すぐに好きにならないこと。

女性は好きになったら、もう終り。好きになったら正しい見極めができません。ですから、好きになるのは相手の意志が確認できるまで我慢してください。

正しい見極め方のコツは?
いつでも別れる覚悟を持つことです。

いつでも終れる、いつでも別れる覚悟がある。それがあるから正しい見極めができるのです。終るのは嫌、終るのは勿体ないという感情は、浅ましい欲望なので、その感情に支配されると損するのは自分だけとなります。だから、先に好きになってはいけないのです。

ですから、先に好きになってはいけません。いつでも終る覚悟で相手を見極めることです。

何を見極めるか?

それは相手の意志です。
付き合う気があるのか?
結婚する気があるのか?
の、意志です。


前者は20代前半以下で、後者は20代後半以上の女性としましょう。若いときは相手の恋愛する意志を確認し、適齢期になったら相手の結婚する意志を確認することです。

意志を確認する。
見極める方法はこれだけです。


これ以外何もありません。
これ以上余計な考えは持たないでください。
相手の意志だけを確認する。
見極めるとはそういうことです。

もちろんその前に下調べとしての条件があります。
安定した収入があるとか、健康であるとか、人間性がいいとか、背が高いとか、顔がいいとか、自分の好みだとか、あなたに合う下調べの条件はあるでしょう。でも、条件だけではダメです。相手の意志があるかどうか?そこがいちばん重要なのです。


相手に意志が確認できない場合は、

残念だけど、終りにしてください。

わざわざ女性が白黒勝負に出る必要ありません。期間を決めて、この期間内に相手の意志が確認できなければ終りにしてください。

終り方は短文でいい。
「あなたの意志が確認できませんでした。ですから終りにしたいと思います。もう明日から連絡もとりません。会うこともありません。今までありがとうございました」と一報すればいいだけです。

そのあと、相手が意志を示せば、付き合いを続行すればいいし、意志を示さなければ終りにして、次に行けばいいのです。

この流れに疑問を持たないようにしてください。あなたはいつも疑問を持ち、納得いかないといって、意志のない人に頑張りました。多大な時間を有して一生懸命努力しました。その結果、どうでしたか?無責任な男に振り回されて、疲弊したあなたが残ったのではないでしょうか。

もうやめましょう、こんな無駄な努力は。これからは「意志を確認することです」。これ一本に絞って、男性を見極めてください。意志を確認するという強い動機が生まれれば、もう大丈夫です。無責任系男子は排除することができます。

今は肉食でも草食でも、中味は無責任系男子というやからが増えてきました。また絶食系男子も寂しくて女を求めるが責任を取らない危険男子も増えています。彼らゾンビを退治するのは「意志です」。女性は意志を確認すること。これだけに集中することです。

最後に、では意志を確認できず付き合った人はどうなりますか?

意志を確認出来ず、好きになって付き合った。

付き合ったけど、うまくいっていない。

別れたけど、中途半端に付き合いが続いている。

友達以上、恋人未満の変な関係が続いている。

別れたのか?付き合っているのか?腐れ縁が続いている。

意志の確認出来ていないもの同士の付き合いは、このように中途半端なものばかりです。

私たちの場合は、どうすればいいのですか?

その問いに対しても、私の答えは決まっています。

「意志のないものは、終りにする」です。
たとえ、どんなに好きでも「終りにする」です。


これはあくまでも、沖川ならどうするか?という考えです。

皆さんは皆さんで考えてください。
「意志のないものは終りにする」これを参考にするか、しないかは、あなたにお任せします。



最初だけテンション高くて、数ヶ月後にはテンションが下がる男の気持ち。

なぜ?でしょうか・・・。
諸説はいっぱいあると思いますが、私が感じたことを述べたいと思います。この仕事を20年近くやって、6万人以上の鑑定を行なってきて、感じたことをランダムに述べていきたいと思います。

テンションが下がる男の気持ちは、

一言でいうと、「責任が取れない」からです。

なぜ途中で気持ちが変化するのか?それは責任が取れないからです。責任が取れないから気持ちがコロコロ変わる、まるで秋の空のように。

「女心と秋の空」
女性の感情は秋の天気のようにコロコロと変わりやすいことをいう。それは昭和初期のお話で、昭和も後期になると「男心と秋の空」に変わってきた。つまり、感情が移ろいやすいのは女性ではなく男性の方ではないかと変わってきた。

平成になると草食系男子が現われ、令和になると絶食系男子が現われた。

草食系男子とは、性格がおだやかで協調性に富み、恋愛や異性関係に対して執着の薄い男性のことをいう。

絶食系男子とは、肉食系でも草食系でもなく、恋愛に興味を示さない男性のことで、女性との関係無しで人生を楽しめる人のことをいう。

男の本能を持った肉食系男子がこのままでは荒々しく女にもてないと判断し、女性にもてたいがために優しい草食系男子になった。だが、男の基本を失った草食系男子は頼りにならないと女性たちにバッシングされ、恋愛に興味を示さない絶食系男子へと変貌していった。

私の鑑定は、男心と秋の空から始まり、肉食→草食→絶食という流れを生き字引のように歩んできた。なぜ男心は秋の空なのか?なぜ最初だけテンションが高いのか?なぜ男の愛のサービス期間は短いのか?なぜ急に連絡が取れなくなるのか?なぜ音信不通になるのか?なぜ昨今の男性は付き合うとすぐに仕事が忙しくなるのか?なぜ急に疲れて体調を悪くするのか?なぜ急にメンタルが弱くなるのか?

ショックを受けた女性は、
最初はわからなかった。
最初はいい人だと思った。
やっとできた好きな人なのに。
それが・・・なぜ?
こんな仕打ちをするのの?
なぜ、ジキルとハイドのような二重人格になるの?

あの熱意はどこにいったの?
あの優しさは嘘だったの?
遊びだったの?
わたしを騙したの?

女性の不信と疑問に対して、
一言で説明すると、
「あなたに対して責任が取れなくなった」からです。

彼は責任が取れなくなったと解釈すれば、すべてに対して説明がつきます。すべての項目に「彼は責任が取れなくて逃げた」という解釈をつければ、彼がしている無責任な行動に説明がつきます。要するに彼は責任が取れなくて逃げているのです。

今の時代はさらにもう一つ付け加えなければいけません。肉食・草食・絶食の中間系の男子です。肉食のようで実は無責任な男、穏やかで優しい草食系だが実は無責任な男。恋愛に興味がない絶食のふりして実は女好きで無責任な男。無責任系男子をを系列に入れるべきです。

肉食でも責任を取らない。草食でも責任を取らない。絶食はさらに責任を取らない。無責任系男子のオンパレード。これが悩める乙女たちの彼氏の実像です。これを虚像の恋愛といいます。

虚像な恋愛を避けるためには、何が必要なのでしょうか?何を心がけ、何をどうすれば、無責任系男子に騙されないようになりますか?

答えは次回書きます。