こういうの、最近多くなったね。
途中から自信がなくなって、別れようという男性が目白押し。またか、という相談が毎日ように舞い込んで来る。
今の時代は、メンタルを強化しないと生きていけないね。
メンタルをいかに強くするか、一人一人問われる時代になったのかもしれないね。
では、どうやって強化するか?
スパルタ教育がいいのでは?
そういえば昔あったな「スパルタ」というものが。
スパルタ教育とは、ひと言で言うと厳しい訓練のことをいいます。言葉の由来は、古代ギリシャのスパルタという国で、軍隊の兵士を育て上げるために子どものうちから厳しい訓練をしていたという史実によります。このことから、日本でも上の立場の人が下の立場の人を厳しく育てることをスパルタ教育と呼ぶようになりました。
でも、これを今の時代にやるとPTAや親御さんたちが黙っていないでしょう。スパルタ教育をしようものなら「虐待だと訴えられる」始末ですから。現代の日本社会ではスパルタ教育は難しいでしょう。
もともと兵士を育てるための教育。上下関係が厳しく、集団内部では規律正しい行動や言動が求められます。学校では先生の言うことが絶対、会社では上司の言うことが絶対というような風潮になります。
最近は、スパルタという言葉は聞かなくなりました。自由に個性を伸ばすということが学校教育の現場で重視されるようになり、スパルタという言葉はひと昔前の言葉になってしまった感があります。
私的には、スパルタ式の方がメンタルは強くなる気がするのですが、どうやらそれは現代には通じないようです。
スパルタの欠点は、逆らうことも反抗することもできず、従うことを強制されて、心が傷つき、モチベーションも下がることにあります。
やさしく甘えかせばメンタルが弱くなり、スパルタで強制的にやればメンタルがやられる。困ったものですね。
スパルタも長所も短所もあり、自由に個性を伸ばすやり方にも長所短所がある。では、どうやってメンタルを強くするか?ここから先は個人個人がどう考えるかです。
自由で個人を尊重する時代に過保護になって甘えかせば自信のない人間になってしまい。自由で個人を尊重する時代でも自分を厳しく律することができれば自信のある人間になる。これだね、これからの時代は。先生や上司などの上がいなくても、自分で自分を律するしかない。
甘えかすのも自分、厳しくするのも自分。怠けるのも自分、頑張るのも自分。不安になるのも自分、不安をなくすのも自分。自信を失くすのも自分、自信をつけるのも自分、逃げるのも自分、責任を取るのも自分。やる気を失くすのも自分、やる気を起こすのも自分。すべて自分自身、ここから先は自分で自分を律するしかありません。
心を強くしたかったら自分を律することです。
自分を甘え貸さないことです。
スパルタ方式でやればメンタルは強くなります。それだと強制されて心が傷つく?その考えが甘えです。強制されて心が傷つくことを何度も何度も味わえば、傷ついた心には経験という免疫ができて強くなります。逆に自分に任すと手を抜いて甘えるから、スパルタ方式で強制的にやった方が強くなるという人もいます。
若いころパワハラ上司に何度も何度も叱られ心が傷ついたとしても、それを何年も繰り返し、その上司がいなくなってもまた新たなパワハラ上司が現れる。転職する先々に嫌な奴がいる。それを何回も何回も繰り返せば、経験という免疫ができます。そしてその経験は心を強くするための材料となります。
私は思うのですね。
心を強くする方法は経験だと。
私にもこんな経験があります。
若いころは辛かった。あいつのお陰で、心が折れ、ボロボロになり、仕事のやる気を失くした。あのヤロー許せない。こういった人が私にも何十人といました。その経験があったから自分は強くなれた。これだけ痛い目に遭遇すれば、免疫もでき、ちょっとやそっとで心は傷つかない。これが経験だと思うのです。
ですから、あなた方は経験を積んでいるのです。心を強くするための。
結婚前提に付き合ったのに、結婚する自信がないといって彼氏が逃げたとします。
あなたはそれによって心が傷つき、辛い思いをしていると思いますが、それも経験です。こういう男性がいっぱいいればいるほど、心を強くする経験をたくさん積めるということです。
たくさん経験を積んでください。あのヤロー許せないという経験を。そしてこの経験は自分を強くするためのものだと思ってください。自分を強くするためだと思えば、心は強くなります。
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