他の人に少し心が奪われそうになって、彼は連絡をしてきた。ギリギリセーフで縁のある相手だということを認めよう。
もし、連絡をして来ないのなら「それまでの男」と諦めるつもりだった。彼は首の皮1枚で縁を残した。
しかし、まだ本物ではない。首の皮1枚の愛情は、男の都合の部分が高く私は彼の都合のいい女にはなりたくない。首の皮1枚の薄い愛情を鵜呑みにするとまた私は彼の勝手な冷たい仕打ちを受けることになる。そんなアホらしいことで苦しみたくない。
その防御策として彼女はある決意をした。
それは「男の言葉を鵜呑みにしないこと、良い言葉でも悪い言葉でも」そして信じるのは彼の行動のみである。
口では「君に会いたい、いつ会える?」と嬉しいことを言うが、ぜんぜん実行に移さない。口では「結婚は考えていない」女性にとって悪魔の言葉を男は平気で言うが、それさえも彼女は信じないことにした。男は失う恐怖に陥れば、昨日までは結婚をしたくないと言っていた男が明日結婚しようとコロっと態度を変えることもあるからだ。
そういう考えになれるよう備わった技術が、「失ってもいい」という考えである。開き直りとも言えるその技術は実は恋愛で成功するカギでもある。その失ってもいいという勇気ある決断が男のココロを変えるのである。
縁のある男なら、その勇気のある決断で真剣に動くだろう。
縁のない男なら、その勇気のある決断を下したら「さよなら」と言ってあなたの下を去っていくだろう。「去るものは追わず」これが縁の見極め方である。
二つに一つ、彼女はどちらにころんでもいい心構えで彼に相対した。
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さて、彼は首の皮一枚繋がるかな?(*^_^*)