商売を当てることは、準備ばかりしていてもダメ。資格ばかりとってもダメ。商売でうまくいかない人の特徴は、準備と勉強ばかりに時間をかけて、客を集めることをしていないからです。お店を開ければお客さんが来てくれる、これこれの資格を持っているからお客さんは当然来るだろう、というような殿様商売が多い。それじゃお客さんが来るわけない。商売の鉄則は、まずお客さんを集めることから、これに代わる鉄則はない。準備の時間があれば客集めに奔走すること、資格をとっている時間があれば客集めに奔走すること、とにかくお客さんを集めることに終始すること。準備や資格はお客さんが集まってからでも十分に間に合う。これが私の考え。
私が占い師を目指した頃は、準備期間に三日間。資金は5000円(ホームセンターの折りたたみ机と椅子)でスタートした。商店街の路上に折りたたみ机と椅子を並べ、今日か占い師です、といってスタートした。資格や実力は?そんなものない。またそんなもの必要ない。30年サラリーマンやってきた経験で十分、それですべて補えると思ってスタートした。私の性格は、何かをやるときは石橋を叩かない。石橋が崩れてもいいからとにかく渡る、渡って崩れたら、そのとき考えればいいという考えの持ち主。無謀とも言えるかもしれないが、それはサラリーマン時代に培った能力。それがサラリーマンを長くやってきた実力。喜怒哀楽、艱難辛苦を長く味わったサラリーマンを舐めるなよ。サラリーマンは、どんな資格より実力は上。スタートして見れば分かること、机上の空論のお固い能弁者などすぐに追いつき追い越せる。ビジネスマンの戦いは熾烈極まるもの、どの大学より、どの研究機関より、どの難問の資格より、そこで戦った人間の方が器は大きい。私はその世界で30年以上戦ってきた、だから器を持っている、資格などなくても、十分に人々の悩みには応えられる、と思ってスタートした。
さて、自分で商売するか。
商売は客集め。それを誰よりよく知っている。支度や準備は後でいい。資格などいらん。それより、とにかく客を集めることだ。これをサラリーマン時代に覚えた。商売の鉄則として体に染みついた。プロは準備や資格ばかりに時間を費やすものではない。スタートを早く切って、早くお客さんを集めることだ。実力?客が集まれば実力はメキメキ上がる。勉強はお客様がもたらせてくれる。生きた勉強に代わる資格はない。プロの勉強は教室でなく仕事の現場がもたらせてくれる。これに勝る勉強法はない。
今日の記事は、あくまでも私の考えに過ぎません。
資格のことを非難しているわけではありません。仕事によっては資格はとても必要なものだからです。
ただ…。資格を取ることばかりに専念して、仕事はいつやるの?という人があまりにも多い気がします。肝心なときに石橋ばかり叩いている人があまりにも多い。資格は単なるスタートラインにしか過ぎません。本当の学びは仕事を始めてからです。仕事をスタートさせることは恐いことです。だがチャレンジは、恐いからこそできるのです。恐がらずチャレンジしてください。そうすれば自己責任とは何たるかを知ることができます。最近の人は責任逃れが多い。仕事でも、恋愛でも、結婚でも、人生でも、責任逃れが多い。みんな逃げている。頭は良くなった、みんなが大学に行くようになって良くなった。資格もたくさん持っている。だが、仕事に生かされていない。高学歴で頭はいいが、精神力が弱い。それだから肝心なときに逃げ出す、そういう人が多くなった気がします。何のために高学歴の資格を取ったのか?逃げるため?それじゃ意味がないのでは?それを常々感じてしまう。
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どうも、ありがとうございました。