男と女の別れる理由は、そのほとんどがたいしたことない理由ばかり。別れに値しない小さな理由で別れている。そのほとんどが価値観の違い。
女が考えていることと、男が考えていることは違う。
違う考えに、双方が歩み寄ればいいのに、プライドが高いせいか歩み寄ることができない。好きなうちは歩み寄ることができるが、気持ちが冷めると歩み寄ることができない。最初は猫をかぶっていた女性も付き合いが長くなるにつれて自己主張をするようになり、最初はかっこつけて紳士ぶっていた男性も付き合いが長くなるにつれて威張り散らす亭主関白となる。最初はラブから、付き合いが長くなるにつれてストレスに変わり、ちょっとした価値観の違いでもめて喧嘩となり、長年蓄積されたストレスが、ここぞとばかりに爆発して、別れに至る。
価値観の違いでぶつかった男女は素直でない。
怒りとプライドで自分を抑えきれない。
相手を思いやる気持ちを忘れ、相手を敵視して、忌み嫌う言葉ばかりが出て来る。
敵視の暗く冷たい状態がしばらく続き。
「このままではやっていけない」と、どちらかが別れを切りだす。
別れを切り出した方、別れを切り出された方、双方ともここに来てやっとことの重大さに気付き、心がパニックとなる。
別れるのは嫌。
でも、このままではやっていけない。
答えが見つからないまま、対策を何も打てず、暗い雰囲気に飲まれて男女は別れることになる。
客観的に見れば、こんなの別れる理由に入らない。別れる理由にしてはあまりにも小さすぎる。
当事者から見れば、小さな理由であっても当人にとっては大きな理由。他人にはわからない世界大戦が二人の中で起きている。これをコップに中の嵐と言うが、本人たちはコップの中の嵐だということに気づいていない。人は感情的にヒステリックになると、自らコップの中の嵐を巻き起こす、これを内輪もめという。
内輪もめ。
仲間である者どうしが互いに争うこと。
夫婦喧嘩は犬も食わない。
夫婦の間のけんかは、ほとんどの場合、取るに足らないことが原因でおこり、 情にとらわれた理性のない喧嘩が多く、何でもよく食べ、興味を示す犬でさえも、 見向きもしない。
カップルの喧嘩とはこのようなもの。
犬も食わなければ、他人も関与しない。
揉め事は二人で解決すること。
ほら、喧嘩をすればするほど夫婦仲は良くなるというじゃないか。
そのこつを覚えることだね。
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