お金は興味より懸念。
そしてお金は人生の保険。
考えさせられる内容だ。
もし、一生遊んで暮らせるお金があったら、仕事はさっさと引退して遊んで暮らしたい、と思うのが一般的な人の考えだと思う。社会に出て40年以上働いて定年退職を迎えたら、「ご苦労様、仕事はもういいよ」となりたい。自分もそう思うし、ほとんどの人がそう思っているのではないだろうか。毎日が日曜日、毎日が自由で好きなことをやって暮らすことができれば、人生は最高だ。お金と健康さえあれば、後半の人生は豊かな暮らしになる。そんな暮らしをしたくて、みな一生懸命働いているのではないだろうか。
ところがその老人は言う。
この考えはとても愚かだと。
収入がなくなれば、人はお金に興味を持ちお金に支配されるようになる。お金に支配されるようになれば、毎月減る銀行口座に不安を覚え、詐欺まがいの不動産投資や株式投資にひっかかり、大損害を被るか、全財産を失う危険性がある。こうして財産を失った人は世の中にたくさんいる。お金に興味を持ってはいけない、お金は人生の保険だ。保険はいざというときに使うもので、生活のために使うものではない。日常の生活は働いて得る収入でまかなうべきだ。だから私は99歳になった今でも働いている。
お金は興味より懸念か。
そしてお金は人生の保険。
うむ…。
困ったものだ。
この本を読んで。
そろそろ引退を考えていたのに、困ったものだ。
老後はのんびり暮らそうと思っていたのに。
もっとも愚かなことは、銀行口座が目減りする暮らし。
うむ、考えさせられる。
考えさせられるが、いい本だ。
さすが、99歳の人生の大先輩だ。
この本を読んで、銀行口座が減る暮らしは避けたいと思うようになった。
そのために体が元気なうちは働こうと思う。
最新の予約の空き状況はこちら
- 関連記事
-
- 雨の多い夏
- せっかちと根気、根気とスピード、両方の性格を取り入れる
- お金は興味より懸念、お金は人生の保険
- 癒し
- 内なる生活の質素な暮らし
暇を持て余し収入が減るとろくなことを思いつかない。結果お金に支配されだす。
その他女性の場合は「人の生活が気になってしかたなくなる」。カーテンの隙間から隣の家の様子をのぞき込み、あることない事いいふらすおばさん。やたら人の生活を妬んだりひがんだり、暇なおばさんが3人集まれば人の悪口。誰かに行き会えば息子、娘、孫の自慢。自分の身の周りの話しを一人でしゃべりまくる。自分も暇だと人も暇だと思うようで、まさに時間ドロボー、老害。男性の場合は趣味も持たず、地域活動をするゆとりもなかった仕事人間だった人ほど、時間を持て余す。家に引きこもり、暇なのと仕事を失い生きる張り合いを無くしたことがストレスとなり、退職後3年以内に亡くなる人がけっこう多い。特に学校の先生。やはり仕事はあったほうがいいです。自分がやったことに対しての結果としての報酬はどんなゲームよりも楽しいし、生きがいです。そして貯金を取り崩す生活は不安だし(懸念)、生活のレベルを落としお金に支配されるのはみじめです。