しかし、若い頃は困難だらけだった。
今の若い人が困難にあえいでいるように、私も同じ立場にいた。
困難とは何か?
一言で言うと、考え過ぎによる精神的破壊状態。
若いときは、自分の考えと違う不愉快なことが起きるものだ。恋愛にしろ、仕事にしろ、家庭生活にしろ、人間関係にしろ、不愉快なことばかりが起きるものだ。このブログで話題の彼氏との確執。やれ音信不通になった。やれ彼の気持ちがわからなくなった。やれ彼の愛情が薄くなったと、疑心暗鬼が集うストレスのオンパレード。年齢を重ねれば、そんなのどうってことないのに、若いときはこのどうでもいい小さなことばかりが気になって夜も眠れない。考え過ぎだ。それで精神が崩壊する。これが困難の始まり。困難は勝手に自分で作ったものである。
考え過ぎはいけないの?
考えることは良いことだとだ。だから考えて考えてたっぷり苦しまなさい。人は苦難を乗り越えて成長するものだから、考えることはとても良いことだ。だが、考え過ぎて心が折れないようにしよう。精神を破壊するまで考えてはいけない。精神が崩壊する寸前でその考えをやめること。開き直ることも大切だ。考えて考えて結論が出ない場合は開き直ること。どんなに大切なものでも開き直って諦めること。諦めることは決して悪いことではない。今は実力がなくて手に入らなかっただけ。いずれ実力がつけば手に入るようになる。今は分不相応、実力がつけば分相応になる。考えて悩んでいる最中は脳を鍛えていると思えばいい。君は今考えて考えて苦しみながら成長している。
困難の克服は、そんな生易しいものではない。
つまり、そう簡単に克服できない。
苦しんで苦しんで、自分なりの解決策に辿り着く哲学がないと困難は克服できない。苦しんで苦しんで解決策を見つけた人が困難を克服できている。私もそうだったし、あなたもきっとそうだ。困難の克服方法は人それぞれ。一概にこの方法がいいよ、とはいえない。だが、誰にも通じる有効な方法がある。それは困難を楽しむことだ。困難を愉快だと思うことだ。たっぷり苦しんだあとは笑っちゃえ。よくもまあ次から次へと困難が襲いかかって来るものだと笑っちゃえ。ネガティブなマイナス思考で困難を受け止めるより、笑いながら受け止めたほうがまだまし。その方が解決策は見えてくる。なぜ見えてくるか、余計なマイナス思考がないからだ。マイナス思考は困難の克服を邪魔する。マイナスな思考が、一日の考えの大半を占め、いったい?いつになったら解決思考に転換できるの?解決思考に転換できないまま一日が過ぎてしまう。マイナス思考の堂々巡り、これをやっていたらいつまで経っても解決はできないよ。
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