私1991.12.23
私と彼は先日お別れをしました。付き合いは2年弱でした。彼は飲食業で独立したいという夢が昔からあり、仕事が一番だと付き合った当初から言っていました。
私に対してたくさん向き合ってくれていたのですが、今の彼は1年後に独立するという目標があり、結婚を先に考えて付き合っていた私達ですが、今の彼には結婚願望がなく、好きという感情はあるけども仕事に集中したいと言われ別れを切り出されてしまいました。今の自分は私の求めていることに答えてあげられないと。
私としては受け入れてあげることしかできませんでした。別れを切り出したのは思いやりもあったのだと感じたからです。ただやはり、突然のことだったので頭でわかっていても心は苦しい毎日です。お互いが好きでも別れなければ行けないのかと思ってしまうことがあるたび、彼が今何を感じてるのかと考えてしまいます。
自分も彼を越す人が現れないかぎり、前に進めない気がしています。男でもやはり元カノの中で一番と思う人がいたら行動するものなのでしょうか。
沖川の答え。
男の夢の犠牲となった女性たち。この物語は、悲しいほどいっぱいあります。「男の夢のために恋が終わる」まるで古典のような、古い演歌のような、なんとも切ないものです。このシーンの別れは、男をいい気にさせます。自分だけ哀愁で酔っていられるからです。大切な人と別れてまで、オレは仕事(独立)を選んだ。この仕事をなんとしてでも成功させなくてはいけないという闘志がわく。犠牲が大きかった分、男は燃えるのです。別れをきっかけに将来のチャレンジが始まる、だから男をいい気にさせるのです。それが男の哀愁なのかもしれません。男の演歌は好きな人と別れる詩ばかりです。「こんなに愛しているのに、別れなくてはいけない。男の夢のために別れなくてはいけない」それがかっこいいと思っている。男ってバカですね。ばかだけど、これが男の道です。
この物語に遭遇すると、私はいつもある本のことを思い出す。それは、「アルケミスト」パウロ・コエーリョ(著)です。「アルケミスト」は、情熱的な恋愛が人生の中心に置かなければならないという考えを否定する恋愛小説。
愛と自分の夢とのせめぎ合い。
男は板挟みになる。恋愛関係に人生の意味を置くことがしばしばあるが、気持ちの高まりのままに相手と結ばれることにとらわれれば、世界の残りの部分に深くかかわる人生から、自分が切り離されかねない。
情熱的な恋愛は大切だが、義務ではない。義務は自分の夢を追うことだ。夢に心身を捧げることを通じてのみ、「大いなる魂」は、孤独を打ち破り、知恵と力を与えてくれる。
夢を追求している時は、心は決して傷つかない。それは追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ。
「アルケミスト」は男が夢を追求する姿を書いてある。男の夢は恋愛より大切だと書いてある。そして女性の愛は、「男の夢を応援する」ことによって愛が証明されると書いてある。
私もそう思う。この場合の愛は、「男の夢を応援すること」それ以上でもそれ以下でもない。ただ彼の夢を遠くで応援すること。それでいい。
自分も彼を越す人が現れないかぎり、前に進めない気がしています。男でもやはり元カノの中で一番と思う人がいたら行動するものなのでしょうか。
それはあります。「自分の夢を心から応援してくれる女性ならば」
この記事に関するコメントは投稿者本人のみとさせていただきます。
他の人はコメントできません。ご了承ください。
最新の予約の空き状況はこちら
- 関連記事
-
- 丸4年付き合っていましたが(OAN)
- 男との別れは納得できないものなり
- 別れの原因は、彼が飲食業で独立したいという男の夢があったから
- 年配の自営業者である男性の気持ち。(LIKO)
- 尻に敷かれる男性