彼:1971年9月2日:フリーランスのグラフィックデザイナー、他に自分でも違う業種でのビジネスを立ち上げたが全く軌道に乗っていないようです。
私:1972年12月27日 教育機関研究員 。
彼とは10年以上前から共通の友達も何人かいる顔見知り程度の友人だったのですが、1年半ほど前に、仕事で私の住んでいるところに彼が来たときに数年ぶりに再会しました。私も彼も日本国外に住んでおり、飛行機で5時間ほどかかる遠距離です。最初の数か月は彼はマメに連絡もくれ、会いにもきてくれ、日本でも一緒に温泉にいくなどして本当に好かれてるなあと思いました。体の関係は一緒に寝ても、彼は私の意見を尊重し最後まではいっていません。が、もともとかなり仕事が好きな人で、数年前会社を辞めて独立したため、お決まりの放置に近い状態となりました。その後ほぼ会えてません。一度どういうことなのか聞いたら「君はちょっと自分とは違うなと思うんだよね。でも、俺は白黒つけようって言ってるわけじゃないんだ。でも君が白黒つけたいなら切ったほうが良いと思う」と言われました。「君と将来どうこうなろうと思ってはいない」とも言われました。でも、彼はなんだかんだいって、私が連絡ほしいといえば連絡をしてくるし、プレゼントも送られてきたことがありました。こうなったら沈黙してやると思ったら、自分の仕事を手伝ってほしいと言われ(彼の仕事はネットでできることがあるので)、結局前より連絡を取ることになったり。。。そういった中で、彼が仕事も結婚にたいしても自信がなくて、毎日崖っぷちに立ってるようだとか、ほんとにしんどいんだよ、とか弱音を吐いてくることもありました。(彼は10年ほど前に10か月だけ結婚してました。それ以降は彼女はほぼいなかったみたいです。本当に仕事ばかりで浮気とか他の女に行く心配が全くないのがすごくいい点なのですが)現在は私の方が本当に白黒つけたくなって、沈黙して3週間目です。
沖川の答え。
男性は白黒つけたくない。女性は白黒つけたい。このパターンは多い。「俺は白黒つけようって言っているわけじゃない。でも君が白黒つけたいなら切ったほうが良い」「君と将来どうこうなろうと思ってはいない」といいながらも優しい彼。女性側からすれば、なんと曖昧な男に見えるかもしれないが、これが白黒つけられない男のやさしさである。このケースの場合は男性には白黒つけられない、女性が白黒をつけるべし。男性が白黒つけられるのは、仕事がうまくいっているとき。そのときの男性は白黒の白を選択する。仕事がうまくいっていないときは黒を選択する。だが、黒を選択すれば愛する彼女と別れなくてはならない。それは嫌だ。せっかく知り合って歴史を刻んだ彼女と別れるのはもったいない。だからグレーにするしかない。これが大方の男性の考え。
男の白黒の選択権は仕事の成否にある。愛情には白黒の選択権はない。選択権はあくまで仕事の出来具合で決まる。出来が良いと白を選択し、出来が悪いと黒を選択する。男は仕事が命だからである。この本能は女性の力ではどうすることもできない。彼の仕事の状態を見ていると、「毎日崖っぷちに立って、ほんとにしんどい」と弱音を吐いている。この状態では黒しかない。だが、彼は男なので自ら黒を選択したくない。自ら黒を選択すれば惨めな負け犬になるからだ。今は黒でもいつか白になりたい。これが男の本心。だが、この本心は彼女には伝えない。仕事が成功して白になるのがいつになるのか?彼自身にも解らないからだ。
それまで彼女を待たすわけにはいかないから男は次の発言をする。「俺は白黒つけようって言っているわけじゃない。でも君が白黒つけたいなら切ったほうが良い」と、あえて女性に白黒の選択権を譲る。それは、君の人生は君自身で決めなさいと言っているのである。仕事がうまくいっていない俺に依存するな、ともいっている。そして、「君には俺よりもふさわしい男性がいる。その男性と結ばれて幸せになりなさい。俺は遠くから君の幸せを祈っている。」世界の男性が恋愛の卒業式に贈る言葉も心の中で叫んでいる。これが白黒つけられない男性の全容。だから、このケースの場合は、女性が白黒をつけるしかない。
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