人は希望がないと生きていけない。
希望とはなにか?
希望とはどうやって作るのか?

希望とは生きる糧である。
希望の作り方は日常にある。

希望が生きる糧だということはわかった。
だが、希望の作り方が日常にあるってどういうこと?

日常生活がつまらないと思えば希望はなくなる。
日常生活が面白いと思えば希望は出てくる。
いかに日常生活を楽しむか、そこにコツがある。

日常生活???
日常生活は単調でつまらない。
日常生活は日々同じ事の繰り返しで夢もロマンもない。
朝仕事に出かけ、夜に帰宅し、晩ご飯食べて寝るだけ。
たまの休みに恋人とデートし、友達と遊びに行くだけ。
毎日単調な生活、一週間単調な生活。
恋人がいればいいが、友達が多ければいいが、
恋人も友達も少ない私は毎日単調で刺激のない生活を送っている。
こんな生活をしている私に希望など持てない。
ああ、もっと刺激的なロマンが欲しい。もっと夢あふれる楽しい生活がほしい。
単調な生活をがらりと模様替えする、白黒はっきりした明確な答えがほしい。

希望は、
今すぐ欲しい人には手に入らない。
白黒決着を急ぐ人には手に入らない。
つまり、答えを今すぐ求める人には手に入らない。
希望とは今でなく、うんと時間がかかった先にある。

希望とは答えを優先しない答えを求めない計算しない先にある。
つまり、つまらない時間をどれだけ目的を持って根気よく過ごすかによって希望の芽は出てくる。
その芽は、そんなにかっこいいものではない。
はたから見れば、なんでそんなつまらないものに興味持っているの?なんでそんなつまらないものに一生懸命やっているの?と揶揄されるくらいで丁度いい。周りからやめなよと反対されるものでいい。

希望とは自分独自のもの。
人の評判など気にしなくてもいい。
目立たなく、ださくてかっこ悪い静かなもの、これが希望の正体である。

つまらない日常生活に、目立たなく、ださくてかっこ悪い静かな希望を取入れよう。希望を取入れるにはちょっとした自己管理が必要となる。その自己管理とは自制心だ。希望の芽が出るのはうんと時間がかかる。それこそ何年もかかる。すぐに答えを求める人は3ヶ月で潰れてしまうだろう。潰れれば、もうこの先希望は持てなくなる。それじゃ無味乾燥な人生を送ってしまう。希望の芽が出るまでの何年間かの根気に備えて、ちょっとした自己管理である自制心を身につけることである。

自制心を持った自己管理で、目立たなく、ださくてかっこ悪い静かな希望を追い求める。静かな闘志でコツコツと希望の芽が出るまで継続する。やがてこれが習慣となり、生きる希望となる。能力や才能などなくてもいい。そんなものなくても、辛抱強く続ければ、どんな天才より上にいく。希望の継続は天才を上回るもの。だから、希望を日常生活に取入れよう。

つまらない日常に、目立たなく、ださくてかっこ悪い静かな希望を取入れる。この生き方が素敵な生き方となります。


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コメント

胸に突き刺さりました

30歳
これからの人生に迷っています

流産とか、不妊とか、不倫とか、病気とか、お金とか、ご近所とか、人間関係、仕事、親、将来、

小さな希望
他人にはなんの価値もない 興味も湧かないことでも
ちっぽけなことなら、わたしにもあります

セミの声、むせ返るような熱気で朝目覚めて、
夏だなぁと感じるだけでも…幸せといえば、幸せなんです

わたしって馬鹿なのか?と思ったりしてましたが
それでもいいんでしょうか?
夏に生まれたからか、夏が好きなんです

毎日、続ける
誰も見てなくても 知らなくても コツコツやる
コツコツコツコツ 亀の歩みでも進みたい
死ぬまでに、自分の生まれてきた意味を感じたい

今、すごく辛くて、一人で泣いていました

そんなときにこの文章に偶然出会えたこと
感謝します
勇気が出ました ありがとうございます

ありがとうございます。

40年生きてきて、いまが1番自分らしく、毎日笑って過ごす!平凡だけど、そんな小さなことが毎日心の底から出来てるように思います。

ここに至るまでには、私もいろんなことがありました。
暴力、罵声、離婚。大切な父親の死。
幸いなことに、私の周りにはいつも元気でいてくれる娘や、
母親、兄姉がいたためいろんなことを一緒に乗り越えてきたように思います。

ですが、すべては自分が決めること。
自分が自分らしくあるための決断は、いつも自分で決めなければならないのです。
そして、自分が決めた決断は決して間違ってなかった。と、
自分を信じる自分でいられるようにもなりました。
そうすると、どんな小さなことにも
感謝したり、楽しく笑えたり。
自分が嫌だなと思う事には、きっぱり見切りをつける決断が素早くできたり。
時間を無駄に過ごしたくないですから。

笹さんのお言葉にも、私は感謝します。
死ぬまでに後悔しない人生を歩めるよう、改めて気づかせていただき、お言葉ひとつひとつに、力強さを感じ共感を感じました。ありがとうございます。

先生も、いつもありがとうございます。
たくさんの気付きを得ています。

カツさん

どうもありがとうございます。

一人じゃないのに、一人だと思って泣いていましたが、
カツさんのおっしゃるように、人は色んな人に助けられて
生かされていますよね。
それに、自分を信じられる自分に、わたしもなりたいです。

日々精進、暑さに負けず、頑張っていきたいと思います!
カツさんも、沖川先生も、熱中症などお気をつけになって頑張ってください。

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