具体的にいうというのは批判する場合だけでなく褒める場合も大切なポイント。褒められた方は曖昧な褒め言葉でも嬉しいことは嬉しいのですが、具体的なポイントがないので、そこから学ぶことは何もありません。つまり、褒めて育つモチベーション効果にはならないのです。
直接伝える。
批判も賞賛も面と向かって伝えるのが最も効果的。直接伝えるのが苦手な人は、よくメールやラインで伝えようとしますが、それだと相手の反応や相手の意見を聞くことができません。伝え方が一方通行となり、かえって誤解を生むこともあります。伝えるとは言葉と耳で呼応すること。呼応とは、一方が呼びかけ、 相手がそれに答えることを意味する。意思の疎通とは言葉と耳で呼応することにあるので一方通行では相手に伝わりません。また何でもかんでもメールやラインで済まそうとすると、音信不通の原因にもなります。大事なことは直接伝えることが大切です。
批判が有益な話し合いになるためには、問題処理の方向が示されていないとならない。「批判を有益な話し合いにする」そう心がけて望むことが大切です。そしてこうなれば良くなるという解決策を示すことが大切です。「有益な話し合い+解決策」この2本セットで、相手に苦情や批判を伝えることです。解決策のない批判は、批判れた側に挫折感や士気の低下ややる気の起きない喪失感が残るだけで効果はありません。また批判した相手を恨むだけです。解決策のない一方的な批判は有益な話し合いにならないと心がけましょう。
共感する。
気持ちを察すること。批判を受ける側に批判内容や口調がどう伝わるかを察すること。よく会社などで部下をぺしゃんこにする上司がいます。部下を酷評するだけで、罵倒してしかり飛ばし、その後何もフォローしない出来の悪い上司です。このような批判は破壊的な影響をもたらすだけで会社の利益にはなりません。これでは問題解決どころか、恨み辛み、自己弁護の言葉が感情的にはね返ってくるだけで、心の距離が遠くなるばかりです。相手を潰してしまうような批判は避けるべきです。批判をする場合は、相手の気持ちを察して共感すること。これを心がけることです。
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