そんなことはありません。
私は彼にとことん尽くしました。
彼のことが大好きで、これ以上ない思いで彼を愛しました。
私は彼のことを尊敬しています。
私は彼のことを信頼しています。
私は彼を真剣に真面目に愛しました。
こんなに頑張った私が、なぜこんな辛い目に合うのですか?
もう一度いいます。
苦しみはどんな場合でも、何らかの悪い思いを抱いた結果です。
見たところ、確かにあなたは真剣に彼のことを愛して尽くしているように見えます。だがその思いは100%ではありませんでした。どこかに彼に対する不信や不満があったのではないでしょうか。そして自分にも弱さがあった。自信がなく、将来に不安を抱いていた。自分に自信がない人は、相手に不信と疑惑を抱くものです。彼は本当に私のことを愛しているのか、彼は私を裏切っていないのか、というような悪い空想を抱いたことはありませんか?彼のことが好きというポジティブな感情と彼に対する不満を感じているネガティブな感情が入り交じるのが人間の心です。悪い結果は何らかの悪い思いが増したときに起こります。つまりネガティブな感情がポジティブな感情を上回ったときに悪い結果が起こります。
苦しみはどんな場合でも、何らかの悪い思いを抱いた結果です。
真面目な人でも悪い結果を招くことがあります。
反対にずるい人間が良い結果を招くことがあります。
真面目な人が損ばかりして、ずるい人間が得をしている世の中だとひがみたくもなるでしょうが、ひがんでもしかたありません。ひがむこと事態が浅はかだからです。なぜ真面目な人が損するのか、それは真面目な人間でも卑しい心があるからです。反対にずるい人間にも清らかな心があります。人間は表面的な見た目で判断してはいけません。ハタから見ればこの人はいい人なのに損ばかりしている。反対にずる賢く悪そうに見える人が成功している。成功するのに、どれだけの苦労があったのか、またどれだけの努力があったのか、信念に基づいた行動をどれだけ長く忍耐強くやったのか、そういった部分を見ないで見た目で判断するのは浅はかというものです。人間は一見だけでは分からないのです。
真面目な人間にも卑しい心があります。
心が美しい人にも卑しい心があります。
表面上は真面目で清らかな心を持っているとしても、ひがんでいる卑しい心を持っているのが人間です。苦しみはどんな場合でも、何らかの悪い思いを抱いた結果です。
一見、真面目で心の美しい人に見える人が苦しむのは、何らかの悪い思いを抱いた結果です。
一見、ずる賢く悪そうに見える人が成功してハッピーになるのは、何らかの正しい思いを抱いた結果です。
これが人生の公正な法則です。
一人の人間の心には悪い思いも正しい思いも同居しているということです。成功するには正しい思いを活性化させたときです。反対に失敗は悪い思いを活性化させたときです。人間は常に二つの心を持っているということです。
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