ホーム > 恋愛・結婚・復縁  > 心の中で犠牲者の役を演じないこと
不幸探しの女性がいる。
その女性は幸福を見つけるのが下手。
自ら幸福になることを否定している。

せっかくこちらが前向きなアドバイスしても、不幸探しの習性が染みついているのか、前向きなアドバイスを否定する。

「おいおい、それじゃダメですよ。あなたのためを思って、私が全知全能をかけてアドバイスしているのに、それを否定したら意味がありませんよ。」
そう言われて女性は「はっ」と我に返った。
(私はいつも否定ばかりしている)と気づいたらしい。

ここまできたアドバイスも、二人で何時間も話し合って決めたこと。現実に即した可能性をありとあらゆる方向から探り、現状で起きたことも、時系列に何時間も具体的に聞きながら、こうした方がいいだろうとたどり着いた答え。彼の性格を十分に把握し、相談者の性格も十分に把握している私の知識を余すことなく、私の全知全能をかけたアドバイス。占いだけでなく、私と相談者の二人の会話による共同作業で見つけた答え。話している途中で本人も納得した答え。その最終的な方向性のアドバイスを否定する。

それが傷ついた女性の特徴とはいえ、それでは前に進まない。何も解決しない。ただ振り出しに戻るだけ。そして、堂々巡りの悩みが続くだけ。

決められない。
これがこの世界の現状かもしれない。
苦境で苦しみ、悲しみに明け暮れた女性たちは決められない。
マイナス思考でネガティブに支配された女性たちは決められない。
不幸探しをしている女性たちは決められない。
なぜ決められないのか?
それは、
心の中で犠牲者の役を演じているからだ。

私の仕事はこの役柄を変えること。
あなたは犠牲者ではない。
今日からあなたはヒーローだと、演じる役を変えること。
もう犠牲者の役は終了。
明日からあなたはヒーローだ。
と。

不幸探しから幸福探しに廻る。
不幸を多く探すより、幸福を多く探した方がいい。
どんな小さなことでも不幸に反応するのでなく、どんな小さなことでも幸福に反応しよう。

長い時間かけて導いた答えも、ちょっとした不幸の考え、ちょっとした否定の考えで、台無しにしてしまう。
台無しにしてしまったら、いつまで経っても幸せになれない。
堂々巡りの不幸が続くだけ。

これからは、
不幸探しをするのでなく、幸福探しをすること。
そのために、心の中で犠牲者の役をこれ以上演じないこと。



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