人は苦境に立たされたとき、いつも不幸を感じる。
もうダメだ。終りだ。この先この悪い状態がずっと続くと恐れる。
この状態がずっと続けば確かに不幸だが、そんなことは決してない。
人間には逆境を乗り越える心理的免疫システムがある。
この心理的免役システムは誰しも持っている。みんな持っている。
あとはこのシステムを発動すれば良いだけのこと。
苦境を乗り越える心理的免疫システムとは、人間の心は弾力性を持っているということです。弾力性が危機に遭遇したとき、最初は落ち込むが、時間の経過と共に立ち直るという役割を果たします。人間の心には弾力性があるので、いつまでも落ち込んでいるわけにいかない免疫システムがあるのです。要するに、早く心理的免疫システムを発動した方が立ち直りは早いということです。
心理的免疫システムの発動は人によって差があります。
早いか遅いかの差です。
三日で発動する人もいれば、3年かかってやっと発動する人もいます。
早く幸せになれるのは、もちろん前者の方です。後者は長く不幸の旅が続くでしょう。
幸せはこの心理的免疫システムをいかに早く発動するかにかかっています。
仕事で落ち込んだとき、恋愛で落ち込んだとき、結婚生活で落ち込んだとき、人間関係で落ち込んだとき、いかに早く心理的免疫システムを発動するかです。単純にいえば、成功者は発動か早く、成功しない人は発動が遅いということです。
なぜ成功者は発動が早いのか?それはそのことについて勉強しているからです。逆に成功しない人は勉強などしていません。こんな素敵な方法があったなんて知らなかったのです。今日あなたはここで勉強することになります。だから今日からあなたは心理的免疫システムを早く発動させる側の人間になれます。
苦境を乗り越える人は、危機を成長のきっかけとします。
そして、危機は最初に思ったほど絶望的ではないと考えます。
危機は人の前向きな成長の土台となると考えます。
そのような考えを持つことで、逆境を乗り越える心理的免疫システムが発動します。
もちろん戦いはあります。
こちょばゆい戦いがね。
私はこちょばゆい戦いを楽しんでいます。
不安があるからこそやる気が出る。
怖いからこそやる気が出る。
批判・非難にさらされているからこそやる気が出る。
不安よ恐怖よ批判よ非難よ、オマエらを見返してやる。
「倍返しだ」と息巻く。
不安はこちょばゆい。恐怖もこちょばゆい。人の批判や非難もこちょばゆい。行動しているときはこれらのネガティブはこちょばゆく感じるが、止まっているときは恐怖に感じ、不安に苛まされる。だから立ち止まってそのことを悶々と考えてはダメ。前進するのだ。こちょばゆく感じながらも前進するのだ。
幸せはちょっとした先にある。
このこちょばゆく感じた先にある。
つまり、心理的免疫システムを発動させて、努力している最中に幸せはある。
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