ホーム > 恋愛・結婚・復縁  > 中断と挫折。
テーマの前に記事を二つ書き留めてあったので、それを先に投稿します。
テーマへの着手は10/22より行います。

「夢に向かっている自分とそうでない自分」
あなたにもあるだろう。
夢に向かっている自分とそうでない自分がいる。
私にもある。夢に向かっている自分とそうでない自分がいる。
平凡な私たちは非凡な人たちの真似はできない。
夢に向かっているときは一心不乱に夢に向かいなさい。決してよそ見をしないように。ただひたすら夢に向かいなさい。何年も夢を達成するまで一心不乱に夢に向かいなさい。
できない・・・。
途中で中断して挫折してしまう。
これが普通の人。
私もその中の一員。あなたもそうだろう。

夢に向かっている自分とそうでない自分。
やる気のある人生とやる気のない人生。人の心は一定ではない、常に変化している。今日やる気があったかと思えば、明日にはやる気が無くなっている。今日前向きなら明日は後ろ向き。今日ポジティブなら明日はネガティブ。今日落ち着いていれば明日は不安定。このように人の心は常に揺れ動いている。

人生とは思うように行かない。常に中断がある。中断は他人の考えだったり自分の考えだったりする。他人からの中断だろうが自分からの中断だろうが、そんなのは無視して強引に突き進めばいいものを、人はそこまで強くなれない。人には情があるから中断を無視できない。無視すれば薄情だと思われるからだ。薄情で冷酷な人間が羨ましい。そういう人が夢を達成するのだろう。邪魔者は徹底的に排除し、己のなすことだけに集中できるからだ。何が何でも中断は許さない。この徹底した自己管理があればどんな夢でも叶うだろう。

私もあなたもそこまで出来ない。
挫折という中断を何度も経験し、ここまで来ている。
私たちは優しいからだ。
優しい人間はいつも損ばかりしている。
信じていた人に裏切られ。愛した人に振られる。
そういったショックによって、夢は中断し計画は頓挫してしまう。
平和な順調な心は長く維持できない。
いつも足を引っ張れる中断がある。
中断相手が家族だったり、仕事関係だったり、友人だったり、恋人だったりする。彼らは自分の思惑と違う行動に出る。自分が想定していない邪魔をする。

休日に自宅でノンビリしていると、子供がパパ遊んでとせがんでくる。妻は庭の草刈りを命じ、スーパーで一週間分の食材の買い出しを命じる。こちとら毎日15時間以上働いて疲れているんだ!たまの休みに日くらいゆっくり休ませて・・・といっても通用しない。しぶしぶ子供の相手をして妻の相手をする。しまいには年老いた親が病院に行くから送り向かいしてと命じてくる。疲れた体に鞭を打って親孝行をする。そうこうしているうちに親戚縁者のトラブルに巻き込まれる。叔父が倒れた、叔母が離婚した。見舞いと相談相手。甥っ子の入学式、姪っ子の卒業式。祝い金の捻出。休む暇がないほど家族の用事が続く。休みの日はノンビリさせない中断が続く。中断さえなかったら、ノンビリ休めたのに。

そして疲れた体に鞭打って月曜から仕事に出る。朝9時から深夜まで山積みのような懸案事項と戦う。「オレはいつ休むんだ」と言わんばかりに戦う。明日提出の見積もりを作っていると顧客から電話がかかってきて「あの件どうした?」という催促が来る。見積もりを今日に10時に終わらせる予定が顧客の電話の対応によって1時間ずれ込む。よし11時までに終わらせるか、と思ったら今度は部下が仕事のへまをやらかして、その対応に追われる。結局今日は定時までに見積もりの作成が出来なかった。そして残業する。残業中に上司から電話がかかってきて、「今大事なお客さんを接待して飲んでいるから君も来てくれ」と頼まれる。「明日提出の見積もりがあるのですけど・・・」といういいわけは通用しない。上司の命令は絶対だから(サラリーマンのサガ。出世に響く)接待した顧客をタクシーで送り届け、時計を見たら深夜の0時を回っている。これから社に戻って見積もりの作成だ。やっと見積もりが完成したのが深夜の3時。ふらふらで家にたどり着く。睡眠時間3時間で、また過酷な一日が始まる。中断さえなかったら定時に帰れたのに・・・。

中断さえなかったら。楽にのんびりできたのに・・・。
優しい私たちは、いつも邪魔されている。
目標や計画を立てても、中断によって阻止される。
これが人生。
その中で目標を達成しなくてはいけない。
中断はひとつの挫折を生む。
やる気になったエンジンが、せっかく暖まったエンジンが、中断によって、また一からやり直さなければいけないからだ。エンジンを再スタートさせることは大変なこと。なかなかやる気が起きない。これが挫折となる。

中断・挫折で、私たちはここまできた。
これからもこうやって生きていくだろう。
私たちは情があって優しいから。
でも、その中断と挫折によって鍛えられているのは間違いない。

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コメント

No title

本当に私の人生もこの通りです。
わき目も振らずに夢に向かっていても時々本当にこれでいいのだろうかと、心は揺れ沈みこむ時もあります。
(他にも楽しいことはたくさんあるのにそれらをみな切り捨てている)
(他人の誹謗中傷に心を痛めながらやっているのがバカバカしくなる) 
といっても、結局は元の路線に戻ります。
それでも他者や自分の事情で中断せざるおえなくなり物事が予定通りに進まない。
その時間の埋め合わせが、風呂に入らなかったり、食事を手抜きしたり(口に詰め込むだけのエサってかんじ)、睡眠時間を削ったりです。しかし、一人では生きて行けないし、
この世に自分一人きりだったら、(評価してくれる人もなく、
喜んでくれる人もいなかった)夢に向かう意味もないのでなんとか折り合いをつけてやっていかなくてはならないと思っています。

共感します。

仏教の教えのようですね。
思い通りにならないのが人生。思い通りにならないのは自分だけじゃない。
この世は魂の修行の場。と聞いた事があります。
傷つけ、傷つけられながら優しさを学ぶ。
最終的に望むものはきっと皆同じ、家族に見守られながら良い人生だったと思って最期を迎えること。

人生の3分の1を迎えた今。もっと優しくなりたいと心から思います。

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No title

信者さんへ。
なかなか人生は予定通りにいかないけど、それでも私たちは生きている。気楽に心に余裕をもって、共に頑張りましょう。

けいさんへ。
仏教の教え?否定も肯定もしません(笑)
沖川流の考え方だとご理解ください。

損得

いつも拝見させて頂いておます。

優しくて、情がある人ほど、なぜ損をするのでしょう。
私は本当にお人好しで、みんなから優しいって言われます。長所ではありますが、重要な時ほど利用されてる気がします。裏切られたり、振られたり。
特に恋愛で損をするタイプです。優しいからゆえに、既婚者、彼女がいる人が寄ってきます。
そして私の事を好きになるのに、振られます。フリーの人とお付き合いしても、お前には他にいい人いるよ。と振られます。

ずっとこの性格で生きてきて、損をしないために人が嫌がる事、悪いことをするなんて到底出来ません。元の正確なので自分にストレスを加えてする行動になってしまします。

自分の心が弱いのでしょうか。
いつかは素敵な人と出会い、幸せになるのでしょうか。

No title

まみさんへ。
自分の心が弱いのではありません。
最後は真面目な心優しい人間が勝ちます。
損をしないために人が嫌がる事、悪いことをする必要はありません。
またそれにストレスを感じることなく、自分らしく生きてください。

気になりました

若い頃に、恋愛でよく失敗していた私でしたので、まみさんのコメント気になりました。
心の支えにしていた、ある文章がありますので記入します。優しさ、信頼ということの意味と、自分を守ることの大切さが分かると思います。
特に私は4番の、あなた自身の人生をどうしていきたいのか。という内容は、私を強くしてくれました。

■心理パターンを変えて、自分を守る方法
 恋愛においては、支配的な男性の言いなりになってしまったり、愛されるためにすべてを受け容れようとして、都合の良い女になってしまいます。それでは、このような状態を改善するにはどうしたらよいでしょうか?

【1】 自分の意見を「持ち」、「伝える」
 たとえ相手と自分の意見が異なっていたとしても、「自分の意見を持つ権利」があります。
 この時、相手が希望していることが自分の考えていることに沿わなかったとしても、曲げる必要はありません。できないことは「できない」と伝えることが重要です。相手と自分の意見が違うときに、自分を殺して相手にあわせてしまう人がいますが、そうすると、どんどん相手があなたを自分に都合のよい人として扱うようになってしまいます。
これらは、「私はこれが食べたい」「申し訳ないけれど今日は残業できない」というように、あなた自身がはっきりと自分の意見を持ち、主張することで改善されていきます。
【2】 嫌なこと・好きなことの基準を明確にする
 自分を守るためには、まず、自分自身の基準に沿って行動することが必要です。

 受け容れられること、受け容れられないことの範囲と、好き・嫌いなどの基準がなければ、断ることも受け容れることができません。
 例えば、「今は仕事があるので時間をとれない」とか、「明日朝が早いから、今日は長電話はできない」など、自分の状態に照らし合わせて人と関わるのです。
 この基準は、あくまで「自分自身の今の状態、無理をしない範囲」に沿うことです。他者の基準ではなく自分の基準を優先してあげましょう。
【3】 マイナスの感情を受け止める
嫌だと思うことや、相手を嫌うことを「悪いことだ」と思い、避けてしまう人がいますが、実はこうしたマイナス感情も自分を守るための大切な指針です。
 恐怖を感じる相手から適切な距離を置く、嫌だと思う関係性から離れて尊敬しあえる人と関係を持つ、悲しいと感じたらそれを我慢することなく表現する……。
 このように、マイナスの感情を元にして行動することで、自分自身を苦しみから守り、より良い関わりを持てるようになります。
【4】 他者の責任を負わない、他者と自分を切り分ける
 心が優しく真面目な人ほど、他者への責任や他者の幸せを背負ってしまいがちですが、他人と自分との境界線を引いて物事を考えることが大切です。

 たとえ両親であったとしても、相手の人生を肩代わりしたり、代わりに相手を幸せにしてあげることはできません。

 そして、あなたが他人のことにかかり切りになっているときには、あなた自身の大切な人生、あなたという存在は、尊重されていません。

 だからこそ、まずは「自分自身の人生をどうしていきたいのか」その責任をとることが大切です。

 これらの行動をとるとき、心の中を見ずに、ただ外側だけを頑張って変えようとしても、行動の軸となる思考は変わっていませんから、「頑張ったのに戻ってしまう」ということが起きます。

 心の中を変え、自尊心のなさを改善することによって、場面にあわせて自発的に「自分を大切にする行動」をとっていけるようになるのです。

優しい私たちは身を削り、心をすり減らし「こんなに頑張ってるから必ず報われるはず」と自分を慰め、今日も男は会社の駒となり歯車となり、女は愛の奴隷となっていく。
少しでもはみ出した個性は叩かれ、誹謗中傷の的となり、枠からはみ出た人をなくすために誰かが作った「一般常識」という形にはまっていく。
個性を殺しながら、夢を描けない理由を誰かのせいにして生きていく。
古い日本の在り方が今も深く根付いている。
自分勝手にワガママに突き進む人だけが望む未来を手に入れることができるのか?
そうは思わない。
yesもnoも自分で選ぶ。
誰かに嫌われたっていいじゃないか。
誰の真似もしなくていいじゃないか。
誰のものでもない、自分だけの人生じゃないか。

挫折から

一年半付き合い、グレーな関係が続く最中、あきらめるキッカケになればと思い、昔登録したマッチングサイトを見たところ、彼がいました。
何故か希望が見えてきました。

いつも、付き合った彼女は三か月で終わる。そして即探す話を聞いていた私は逆にピンチはチャンスと思ってしまいました。他の人を見て是非比較して欲しい。また、いつも同じパターンで失敗する彼、冷静にそんなバカで弱い彼氏、辞めればいいのにとも思いました。でも、何故かあきらめられない私がいる。そして何故か営業マンになった私がいます。本当にあきらめればいいのにと思う馬鹿な私もいます。

No title

本当に人生はうまくいかないものですね。
若いとき結婚をし、子供を産み、離婚も経験しました。
いま振り返ってみても、ただただ一生懸命でした。
仕事も恋愛もずっと一生懸命でした。
そうして頑張ることで仕事では努力も報われました。
恋愛はうまくいかないことばかりだけど、いま好きな彼を好きで感情的にもなるし、寂しくなって落ち込んじゃうし、嫌われちゃったと思うこともあるけれど、わたしはわたしのままで失敗しながらでもいいから、やっぱり自分の気持ちを信じて正直でいたいと思います。

一回り下の彼が私を何とか諦めてほしくて、色々やっているが効果がない。

先生の言う通り、歳の近い人の方がいいと私も思うので、好きだけど、サヨナラしなきゃいけない。

でも、年下君は、その優しさが分からない。

No title

momo torakoさんへ。
1から4の項目。大変勉強になりました。
経験を経て自分というものを持つ。経験を経て進化成長していく。これは男女関係なく必要ですね。

名無しさんの「yesもnoも自分で選ぶ。」これも同じことが言えます。

よりさんへ。
弱い彼氏、辞めればいいのにとも思いました。でも、何故かあきらめられない私がいる。そして何故か営業マンになった私がいます。本当にあきらめればいいのにと思う馬鹿な私もいます。
あきらめよう…そすればうまいく。続けよう…そうすればうまくいく。どちらも自分の責任で選択することです。

anさんへ。
人間は失敗するから成長でき成功するのです。今までの失敗を生かしてください。

アライグマさんへ。
momo torakoさんのコメントを参考にしてください。

先生コメントありがとうございます。
こちらの出所は今は不明ですが、苦しかった時、何度も何度も読み返し、自分を大切にする意味を理解し実践したことで、私は幸せな結婚が出来ました。
これらを本気で実践すれば、必ず、必ず、祝福に溢れた幸せな未来があります。
あらゆる場面で、自分を大切にする行動をとっていけるようになります。

momo torakoさんのコメントの文章

調べてみました。
斎藤芳乃さんのnikkei WOMAN Online 2013年2月1日付記事ですね。
以下は、その記事を基に再構成された、NIKKEI STYLE WOMAN SMART「あなたが「自分に自信がない」本当の理由」(「自尊心」養成講座)の2014年6月10日付記事です。
※該当部分は2ページ目から
https://style.nikkei.com/article/DGXNASFK2000X_Q4A520C1000000?channel=DF260120166504&style=1&page=2

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