不倫は増えている、年々増加しているというのが感想です。
昔ならわけありの人が不倫をしたものですが、今は普通の人が、真面目な人が、ごく一般の人が不倫をしています。日陰の恋でなく表舞台の恋、不倫のなにがいけない、不倫は文化だと言わんばかりに不倫は増加しています。
もちろん不倫は日陰の恋です。表向きは堂々と出来ません。
家族を裏切っているという罪悪感もあるでしょう。
因果応報の天罰も下るという恐怖も併せ持ちながら戦々恐々の世界にいるのは間違いありません。それでもやめられない。人を好きになるということは、ある意味犯罪でもあります。愛は法を犯すためにあるのかもしれません。人を愛する人間はとても厄介な生き物です。
不倫をしている皆さんは因果応報と戦っている気がします。因果応報に負けない手段は罪悪感を持たないこと。だから、罪悪感を持たないために自分の行為を正当化します。自分が不倫をしているのは夫が悪いから妻が悪いから。もう夫(妻)を愛していない。二人の関係は冷めている。だから別の異性を好きになる。結婚しているパートナーを否定することで罪悪感を持たないようにしているのです。罪悪感を持たなければ因果応報の魔の手にかからないからです。
では不倫をしている人は、今のパートナーと離婚して不倫相手と結ばれたいかというとそうでもありません。生活は維持して恋愛を楽しむというスタイルが多い。恋愛だけではメシが食べていけないから。ご飯(生活は家で)して外で恋愛(ロマン)を楽しむというスタイルが多い。誰もが長年の生活環境を失いたくない。家族の居る生活をロマンだけで失うのは避けたいからです。
不倫は愛だけでは結ばれることはない。
女性は夫と離婚しても不倫相手と結ばれたいと切望するが、男性の多くは妻と離婚までして不倫相手と結ばれたいという考えはあまり持たない。その辺に男と女の差がある。恋愛を命とする女と仕事を命とする男の本脳の違いがそうさせている。女は恋愛が命なので、夫と離婚しても不倫相手と結ばれたいと切望するが、仕事が命の男は、愛だけで結ばれることはしない。責任を取る気になってやっと結ばれる。妻のことを愛してなくても何年も何十年も責任をとってきた。男の愛はやがて責任に変わる。そうなると愛より責任を重視する。愛が責任に取って変わった男は愛だけで責任を放棄するわけにはいかない。長年積み重ねた責任が、長い間に習慣となり恋愛の甘い蜜の色恋よりも、責任が重い足かせとなり、愛よりも責任を重視する。だから男は恐いのだ、愛のために責任を放棄することが、なぜ恐いか、それでは男として失格だからだ。責任を放棄した男は男のプライドと自尊心が傷つくようにできている。これが恐い。これが男の正体。これが男の脳の造り。だから、男脳は愛だけでは結ばれることはない。責任という足かせを愛だけでは乗り越えることができない。そこに男の弱さがある。
不倫の恋は、
罪悪感と
責任と
好きな気持ちと
果たせない世界観の愛。
そう不倫は優柔不断の愛で責任のとれない愛。
つまり保証のない愛なのです。
それを認めることです。
だから、本気になってはいけない。
一時期を楽しみ、綺麗に終わること。
それが不倫の償いである。
男をダメにする女は、
別れ際の悪い女。
綺麗に別れることができる女はいいが、別れ際の悪い女は最悪となる。
本気で愛したのなら最後は綺麗に別れるべきである。
愛はお互いに迷惑をかけないこと。
不倫なら、なおさらである。
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