「シンデレラコンプレックス」コレット・ダウリング著。木村治美訳。
次回作、次回のシリーズにあたって、この本のことを思い出して本棚の奥を探った。
あったあった、シンデレラコンプレックスが。
30年ぶり。
ぱらぱらとめくる。
なるほど。
やはり。
と思いながら本を読み進める。
熟読したら、次回作の私のテーマとなる材料がふんだんにあった。
皆さんも読んでほしい。シンデレラコンプレックスを。
女性の自立に関する現状がたくさん載っているので。
久しぶりに熟読してみて、この本に書いてある内容と私の気持ちが一致した。
つまりリンクした。
30年前は「ふ~ん、そうなんだ」と読み飛ばした気がする。
私には、シンデレラコンプレックスがあまり理解できなかったようだ。
30年ぶりに読み返してみて、やっと理解できるようになった。
この仕事を長くやっているせいかもしれない。
女性の悩み、女性の自立に関して長く相談していると、シンデレラコンプレックスの意味がわかるようになる。
つまりその意味が板につく。
男性でその意味がわかるのはそうそういないと思う。
男社会の政治家や企業家にはまずわからない。
ましてその下で働く管理職の男性にはわからない。
さらに彼女のいる一般男性にはわからない。
だから、女性を追い込む事件を起こす。
痛ましい過労死や自殺などの事件。なんとか広告代理店のような事件が。
競争社会の自立を促す悲惨な事件が日本中のあっちこっちで起きている。
私はこれを「競争社会の自立の弊害」と呼んでいる。
これから書くブログは、
女性のことを理解して、女性に対する労りを持つこと。
それに尽きる。
女性とは弱い生き物。
それを守るのが男性の役割。
本来の基本に戻ることを希望しながら、このシリーズを続けたいと思います。
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