
ビビッときた。雷に打たれたような電気が走った。私にとってど真ん中のストライクだった。一目見た瞬間に胸キュンとなり一目惚れした。どれが正しいか分からないが、一目惚れにはいろいろな言い回しがある。一目惚れを、文章で表することは難しいものだ。
一目惚れした人とは結ばれるか?
私のところでは結ばれなかったケースの方が多い。駅のホームでバレンタイチョコを渡した女性も数ヶ月で一目惚れの恋は終わった。爽やかな恋だったが、最後に結ばれなかった。そういう女性も含めて、私のところに鑑定に訪れる。この場所はうまくいっている人はほとんど来ない。うまくいかないからここに相談に訪れる。そう考えると、ここは一目惚れで結ばれなかった人たちが多い。では、ここに何を求めているのか?「うまくいかなかったものを、うまくいかせるにはどんな方法がいいか?」そして、「心の傷を癒やし、未来の活力を生かすためには、なにをどうすればいいか?」それを求めて、相談に来ていると私は理解している。
男性のハンターとしての本能。
うまくいかないケースに男性の「ハンターとしての本能」がある。今の時代は、確かに男たちが弱くなったかもしれない。だが弱いとはいえ、男のDNAは生きている。「それは狩猟民族としての血、ハンターだ。」やはり男性は、自ら欲しいものを手に入れたい。自分が獲物になるのは嫌だ。女性に一目惚れされて好かれるのは嬉しい。だが、なんかな~違うんだね。{やはりオレは自ら好きなものを追いかけたい、この方がやる気がでる。」
女性の一目惚れはふあふあしている。
男性から見れば、ファッとした感触…女性の一目惚れは。そして何かを懇願している感触…女性の一目惚れは。なんだろう、このふあふあした感触は?そうか…責任感を感じないからだ。男性の一目惚れは自ら責任を取ろうとするが、女性の一目惚れは責任ではなく依存だ。これも男と女の本能の違いだろう。男は惚れた女に責任を取ろうとするが、女は惚れた男に依存する。この愛の形が、男と女ではまるで違うからだ。
では、男はふあふあした感じが嫌いか?
嫌いではない。大好きだ。雲の上に乗っているようなふあふあ感は気持ちがいい。女性に好かれるってホントに気持ちがいい♪♪男として生まれてこれ以上嬉しいことはない。「え、このオレでいいの?」この嬉しい気持ちが男の自尊心を高め、このロマンがいつまでも続くことを願いたい。
だが、ふあふあ感は長く続かない。
惚れた男に尽くす女の優しさは長く続かない。惚れているから多少の我慢はできるが、やがてその我慢も限界にくる。乙女から大人に変貌を遂げる女性は、尽くすことから支配することにまわる。彼を自分のものにしたい。彼を虜にしたい。このように尽くす気持ちから支配にまわったとき、男性の喜びであったふあふあ感は消える。
女性の気持ちが尽くす心から支配にまわったとき、男性は支配を避け逃げようとする。
女性がふあふあしたときは男性も居心地良かった。だが、女性が支配にまわったとき居心地が悪くなった。つまり、束縛が始まって居心地が悪くなった。そうなったら男性は逃げる。単純な男性の行動に女性はひどく傷つく。そこから先は誰もが予想する通り、悲しい結末となる。女性からの一目惚れは、尽くす気持ちから支配にまわり束縛が強くなったとき、思うようにいかない男性に対して女性がネガティブになり別れの危機を迎える。
もし、ふぁあふぁ感が続いていたら、そんな結果にはならなかっただろう。
ふあふあ感とは、ネコ被りである。「わたしあなたに惚れているのよ♡」という可愛い子猫の仕草。か弱い子猫があなただけが頼りとひっついて(ニャー・ニャー)いっている。「この子はオレが守ってやらねば」と男の自尊心を満たしてくれる。子猫のうちはいいが、やがてメス豹のように、鋭いキバをむき出して襲ってくる。猫かぶりはキバをむき出すのではなく、ペロンとして甘えること。そしてふにゃふにゃとしていること。それが続いたら、男はイチコロ、いつまでも子猫を可愛がる。

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男性の一目惚れは責任感が芽生え、女性の一目惚れは依存心が芽生える。
この違いを理解し、女性の依存心を有効活用すればよい。男性はふあっとした感じの猫かぶりに弱い。「可愛いなオレが守ってやろう」という気持ちを持続させるとこ。メス豹にになるのは結婚してからでよい。そのころは、男性は女性の尻にひかれているから。
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