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5、絶望の淵から彼を動かす

彼を失い、すべてを失い、人に会うのも怖くて、ほとんど笑うこともなくなりました。
こんなに苦しみを続けていくことに何の意味を見出せないのです。

失恋して多くの女性が絶望の淵に立たされることがある。恋愛は女性にとって人生そのものかもしれない。

しかし、過酷な状況でも人は立ち直れる。そのことを忘れてはいません。
『たかが恋愛です。』こう言うと失礼かもしれませんが、私はあなた以上に絶望の淵に立たされた人を知っています。その人は、20そこそこで結婚し、子供二人をもうけました。ところがダンナの浮気が原因で離婚。幼い子供を食べさていくために22歳という若さで居酒屋を始めるのですが、資金難と客足が伸びず、大きな借金を抱えてしまいました。暴力金融に毎日脅されて借金の取立てが来ます。痩せやつれ、望みを失い、生きていくのに疲れ、幼い二人の子を抱きかかえ、踏切に飛び込もうとした瞬間!!大きな心の衝撃とともに我に返ったそうです。『私は何をやっているんだ』と。踏み切りのカンカンという音が今も耳の奥に残っているそうです。
25年前のお話です。今、その人は、私の行きつけの居酒屋のママさんです。店は連日満員で繁盛してます。二人のお子さんは立派に成長し、長男は税理士として活躍してます。次男はママさんの後をついで居酒屋の経営者として修行中です。二人の手相を見ましたが、どちらとも将来有望な男性です。あのとき、人生に負けたママさんが、飛び込んでいたらこの二人はこの世に存在しません。

ではママさんは何故思いとどまったのでしょう。
ママさんは、ここで負けるのはくやしいと思ったのです。勝ちたい、裏切った亭主や冷たくした世間を見返してやりたいと。このまま死んでたまるか。命を一度捨てた人は強い。それからのママさんは、借金取りに頭を下げながらも必至に居酒屋をやっていきました。

勝利するためのただ一つの方法は、戦いのいちばん激しいところに踏み込んでいって勝ち抜くことである。すべてを失って、どん底に落ちても、諦めないで逃げないで戦いに挑むことである。
これは恋愛にも言える。あなたさえ諦めなければ、あなたが本気になれば、復縁でも何でもできる。人は絶望の淵から立ち上がるようにできている。彼との心の葛藤や感情のもつれ、恐れないで挑む事である。中途半端ではなく、しっかりと愛することである。

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コメント

居酒屋のママさんの話、大好きです。
とても勇気がもらえます。
守るものがある人は強い。
昔の私はチヤホヤされたい人でした。いつでも注目されたい人でした。その頃が一番なんでも自由で何不自由なくできたのに不満だらけでした。
よっぽど今の方が困難だらけで日々戦いですが、感謝に満ちた毎日です。
子供達の笑顔のために今日も不満も言わず、黙々と頑張る。居酒屋のママさんのように必ず光が差すと信じて。

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