ホーム > 心の使い方 心を強くする > 去る者は追わない、来るものは拒まない。
さようならだけが人生だ。
去る者は追わない、来るものは拒まない。
こういう生き方はどうだろう?
私は素敵だと思うのだが、皆さんは、どうかな?

それは寂しい。
それは薄情だ。
そんな生き方はあまりに冷たすぎる。
これじゃ情というものがない。
そんな生き方に愛情を感じられない。

そうかな。
人の自由を尊重する生き方は、薄情でもなんでもない。
愛情もあれば、情もある。
好きだけど、相手が去りたいのなら無理に引き留めない。
相手の未来を尊重し、自由に羽ばたいて欲しいと願う心がそこにある。
自分の元から去る人に未来に栄光あれ。
去る者は追わない、来るものは拒まないという人は、実は心優しい人が多い。
さようならは、人間の生き様を意味する。
さようならは、何ともいえない悲しみのペーソスが味わえる。
さようならには、深い愛情がある。これ以上ない深い愛情が。
さようならには、自分の欲望よりも、相手の自由を尊重する意味が含まれている。
この意味を完成させるために、去る者は追わない、来るものは拒まないのである。

こうやって文面を書いていると、何かを思い出す。
そうだ、男の演歌だ。男の演歌は未練たっぷりのものが多い。別れた女性を偲ぶ詩ばかり。「君には罪がない、悪いのはオレだ」という詩ばかり。あるいは映画の「男はつらいよ」の寅さんが振られたシーンばかり。愛情たっぷりで、ペースの悲しみがあり、男の日本文化の伝統がそこにある。男の日本文化は、バカなのである。とくに女に対してはだらしくなくバカ丸出し。「さようなら」を言った男は、船に乗って、汽車に乗って、飛行機に乗って、男はその思い出の地から旅立つ。「さようならを言った男」・・・?でも、男のほとんどは「さようなら」を言わない。黙ってその場を去る。これが女性たちに欺瞞の悲しみ(あざむかれ、だまされた悲しみ)を誘発させるが、男はあざむいているわけでも、だましているわけでもない。ただそれが本能に組み込まれて、ひとりで旅立つようにできているのだ。この気持ちは、おそらく女性には理解できないだろう。

このペーソスたっぷりの愛情豊かな男の別れの気持ちはおそらく女性には永遠に理解できない。理解できないから、「去る者は追わない、来るものは拒まない」ことができている男性と付き合っている女性はみな戦々恐々としている。

彼は、去る者は追わない人。だから、下手なことが言えない。自爆でもしようなら、彼は完全に去って行く。振り返らない。それが恐いから、何も言えない。その考えが女性側に染みついてくる。さらに女性は、「去る者は追わない、来るものは拒まない人」を冷酷な男と感じている。感じているから、そういう男性に怖さを覚え、自分にとって嫌な相手だとも思っている。

「去る者は追わない、来るものは拒まない」ができた男。
中には冷たい男もいるだろう。冷酷で非常識な男も。

だが、大半はそうではない。
大半は優しいのだ。

私が思うに、「去る者は追わない、来るものは拒まない」ができた人は、自立ができている人に多い。自立力があるから、自由を尊重する。自立ができた人には強さがある。そして自立のできた人は本当の優しさと愛情がある。彼女が「別れたい」というのなら、引き留めはしない。彼女が「他に好きな人ができたから別れたい」といったとしても、嫉妬も恨みもなく、別れを受け入れる。これが出来るのは強さがあるからだ。みっともなく、別れるのは嫌だと女を追い回し、最悪な場合ストーカーになるのは、自立のできていない男に多い。男というものは、最終的に惚れた女の幸せを願うもの。彼女が別れたいというのなら、そうすればよし。彼女が他の男性にいきたいのなら、そうすればよし。どの形にせよ、最終的に彼女が幸せになれるのなら、男はそれで満足なのである。「去る者は追わない、来るものは拒まない」男とは、以外と優しいのである。



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No title

今日もいいですね。「逃げたがる者は逃がしてやる」
これが思いやりだと思うのですが。
怖かった芸能人の離婚劇。だいぶ古いですが
小柳るみ子、三田村邦彦の元妻の中山麻理。
松居一代も三船みかの元夫もすごかったです。
逃げたがるものをどう引き留めても人の心など変わらないのに。
多額の慰謝料取ったり裁判起こしたり・・・超こわ。
「来るものは拒まない。」こんな私を慕ってくれる人とは、
ありがたく仲良くさせていただきます。
よほどの「変人」「危険人物」でない限り。

以前なら、先生のこの内容に反発していたと思います。
が、今は納得しております‼
もう、追うのは辛いです‼疲れました‼
追ってたつもりは無かったけど、きっと追ってたんですね…
ハッキリ言ってくれたらこんなに疲れなかったのに。

No title

沖川先生、今晩は。
残念ながら私もそうなってしまいました。
悲しいけれど、男の人の一度固まった気持ちを覆すことは難しいので、諦めました。
10年の遠距離は長かったけど、今思えば短かったかも。
彼には自由になってもらいました。
自分から振ったんじゃあなくてヨカッタ、と思う事にしました。

人間は誰もが自分を一番愛してるのかもしれませんが、
お互いが、自分の気持ちより相手の気持ちを思いやり相手の気持ちを尊重し合う事が本当に愛し合うって事なのかもしれませんね。

潔く諦めるべきケースか、それとも諦めず頑張った方が良いケースか、人それぞれ違うと思います。たぶん先生も個人相談ではそれぞれの人のケースに合わせてアドバイスくださると思います。一つの記事が全員に当てはまるわけではないので一喜一憂しないで、直感で一度決めた道があるならそちらにフォーカスしたほうがいいと思います。

自分に合っている記事にだけ焦点を当てればいいのではないでしょうか。

と言ってる私もちょっと心が揺れました(>_<)

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No title

恋の終わり方。わたしも自分の気持ちが冷めて男性を振るよりも、
男性に振られた方がずっと気持ちは楽です。

彼が離れたがっているなら、「今はリリースしてあげる。」で良いのではないでしょうか。
大好きな元元彼のとき、別れたくない!!とも散々言いましたが、最後はその境地でした。

縁があれば、今は別々の道へと枝分かれしたとしても、その先はまた合流できます。今まではこのイメージも少し半信半疑でしたが、未練や気持ちの込められた元元彼のメールを見て、このことは本当だったんだ!と今なら言えます。

別れて少し落ち着くと、きっと新しい彼女も私みたいに大事にしてもらえるね。彼が相手なら。良かったね。私の代わりに幸せな人が新たにできたんだ。って思ってました。←先生の言う、相手の女性をも祝福するってやつですね

そして、彼のため・自分のために、全力で彼を忘れよう。と努力しました。彼がいいなと強く思いながらも前に進みました。

IUという韓国歌手のYou & I(日本語バージョン)って曲があるんですけど(K-POPが好きなわけでもないのですが)、
きっとあなたと私は、今はすれ違ったとしても、未来でもう一度会えるから信じよう
というような歌詞で。力強くロマンチックで、よく聴いてました。時間の概念を上手く表した曲だと思います。

という訳で私は元元彼への返事を1週間推敲し続けてますが悩みますね~~会うのが目標です。
今好きな人は別にいますが、全てが貴重な研究対象です。

>オートミールクッキーさん
お返事もう少々お待ちください~~きちんとお返したいので☆

私は今年43になりました。今仲良くしてる人はわたしのことを好きだけど、子供のことを考えると付き合えない、といいますが、離れたくないと。電話や会いにきたりするけど、これはずるいから、受け入れたら自分がバカだなと。これは来るもの拒まず、去る者追わず、のどちらですか?わたしは好きなので、割り切れず、コバみたいし、拒んでます。

かのさん、久々に投稿します。

子供がネックとのこと、お付き合いは避けた方が良いかと思いました。

先々に結婚をとお感じなら、更に。
やはり、ありのままを受け入れてくれる人でないと、これから先起こるであろうさまざまな試練を一緒に乗り越えてはいけないし、自分一人で背負ってしまいます。

私は47歳で結婚しましたが、結婚後、子供はもういいよね?と話したことがあります。
主人は本当は欲しいけど、年齢的にあなたの身体が心配、子供よりあなたが大切と言ってくれました。
2年経ちますが、今もとても幸せです。
夫婦2人の生活も楽しいものですよ。

一緒に居てお互いのためにがんばれる、思い遣れる人が現れることを祈っています。

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