夫婦であれ、恋人であれ、友達であれ、男と女が感情的になって言い争いになった。お互いキレてしまい、今までのストレスをぶつけた。ずっと我慢していたが、もう我慢の限界。これ以上相手の悪いところ、嫌なところを見逃すわけにはいかない。そして男と女はぶつかる、激しく。
女性は泣きわめき、男性もカーッとなって怒鳴り散らす。
最悪だ。男と女の最悪な場面だ。
喧嘩が終わった後も、二人は口を聞かない。
そして、その日のデートは険悪なムードとなった。
最悪なデートとなった。
男と女では喧嘩の後の心の処理が違う。
男と女がぶつかることはよくあること。よくあることだが、その後の心の処理の仕方が男と女では違う。男性は感情的な喧嘩を嫌がるが、女性はそうではない。むしろ感情的な喧嘩を得意とする。得意とする言葉に語弊があるが、女性の考えでは、喧嘩の後に二人の仲はさらに深まると思っている。喧嘩はお互いが傷つくので出来れば避けたい。だが、ストレスを溜める方がもっと傷つく。だから、言いたいことをいってストレスを発散する。自分の思いをぶつけ、相手の反応を確かめる。相手の欠点や問題点、愛情や思いやりや、不満や不足などのこれから修正するべき問題点を全てぶつける。だが、男と女は考え方や価値観が違うので、二人の喧嘩は予想をつかないところへ発展する。
喧嘩のあと、女性はさらに話し合いを求めるが、男性は話し合いから逃げる。
女性の考えでは、喧嘩の後は二人の仲はさらに深まると思っている。
男性の考えでは、喧嘩の後は二人の仲はさらに遠のくと思っている。
ざっくりいうと、女性は感情的な討論を好み、男性は感情的な討論を好まない。女性は感情的な免疫を持っているが、男性は持っていない。免疫の強い女性は、明日もその話の続きをしたいが、免疫の弱い男性は明日もその話の続きをしたがらない。黙って殻に閉じこもって貝になる。それから無口の無視(音信不通)が始まる。女性は音信不通にパニクってなんとか連絡をこじつけるが、やっと彼から来た返事は、「もう疲れた、終わりにしよう」である。感情的な免疫の弱い男性は、いつもそうやって逃げる。
女性は感情的な討論を好むが、愛の別れにもの凄い危機感を覚える。
感情をぶつけ合うことで、協調性や共感などの理解力が増し、喧嘩の後はさらに二人の仲は良くなると信じていたのに、彼からの突然のネガティブなお達し。「もう君とは付き合えない、別れよう」。こんな…返事はいらない。感情的な討論の末に別れの危機が勃発してしまった。女性は感情的な討論を好むが、愛の別れにもの凄い危機感を覚える。この代償は大きい。
つまり男性には、女性の価値観は通用しない。
喧嘩の後は二人の仲はさらに深まる。その価値観は男性には通用しない。
喧嘩の後は二人の関係はさらに悪くなるだけだ。
喧嘩の後は二人の仲はさらに深まる。それは、大人の男性のみの対応。
大人の男性は懐が深いので、喧嘩の後も女性と仲良く付き合える。だが、こんな懐の深い男性は若い人にはいない。また歳をとった男性にもそうそういない。懐の深い器の大きい大人の男性はそうそういないものだ。器の小さな男性が多い中で、喧嘩の後は二人の仲はさらに深まる考えは持たない方がいいだろう。
今の時代の男性は弱くなった。
反対に女性は強くなった。
感情的には女性の方が男性よりはるかに強い。
感情的に弱い男性にもっと労りの心を(笑)
というか、その現実を知ることです。
現実を知れば、感情的な論争も頭を使うことができます。
頭とは冷静な心で論理的に諭すことです。
冷静な心で客観的に相手を尊重して論理的に諭してあげれば、
今の男の子たちはみんな聞き入れます。
感情論で制すよりも理性論で制することです。
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子供の教育費などに追われ、旦那の軽い浮気や本人の体調不良が重なる中、
年中ヒステリーをおこし、ある日実家に帰ってしまったのですが、
何日経っても旦那は迎えにきてくれないので、
自分から家に戻ってきたそうです。
男の人って愛情を確かめるために実家に帰った妻や、
喧嘩のいきおいで別れを口にした女性を追わないものなのですね。
この夫婦、それから十数年経った今では、子供も自立して
二人きりになったのですが、静かに仲良くやっています。
なんとなく顔も似てきています。