人間関係は会話と行動で成り立っています。会話が成り立たないと人間関係はダメになり、行動がめちゃくちゃだと人間関係はダメになります。会話が成り立たない原因は、相手が自分のことをどう思っているのか?周りは自分のことをどう評価しているのか?「分からないから怖い」という原因で起こります。
人間関係を良くするには、相手がどう思っているのか?考えることを止めることです。相手がどう思っているのかを考えることは体に良くありません、考えれば考えるほど、ネガティブになり神経が蝕んでいきます。自分の意見をはっきり言わない沈黙は、相手に対して失礼であり、自分だけでなく相手にも良くないと考えましょう。
人間関係を良くするコツは質問することです。あなたが仕事で質問せずに失敗したら、上司は辛くなり周りにも迷惑をかけます。友達との間で気になることを黙っていたら、友達も気分を害します。わからないことや気になることがあったら、素直に質問して、相手の考えを聞いてみることです。質問したら、「え?これしきのことわからないの?と馬鹿にされるかもしれないけど、質問をしないで失敗した方が馬鹿にされる」と自分に言い聞かせば、質問することが怖くなくなります。質問をスムーズにするためには質問リストを作ることです。ノートや携帯のメモ帳に、今度はこれを質問しようとまとめてください。質問リストから質問すると、わからないことは手っ取り早く理解することができ、相手もあなたのことをバカにしたり笑ったりなどしません。要領を得たまともな質問は相互の信頼関係が深まり、人間関係を良くするからです。
質問のタイミングは、相手との話が弾み、あなたの心が活性化しているときはその場で質問した方がいいでしょう。話が乗って弾んでいるときは、聞きたいことは何でも気軽に話せる関係にあるからです。仕事や他の用事で忙しく、相手と話すタイミングが合わないときは、タイミングをあえて遅らせることです。質問はイライラしているときや、急いでいるときにしてはいけません。タイミングの悪い時に焦って下手な質問をして相手の機嫌を悪くしたということがないようにしてください。嫌なことはすぐに決着したいという気持ちもわかりますが、焦りは禁物です。今は質問のタイミングではないという大人の対応も必要です。タイミングはスピードが命ではありません。内容と中身によっては遅くした方がいいのです。最高のタイミングとは、急がないでイライラしていないときに、リラックスして質問することです。
質問するときの心構えは、まずは緊張しないこと。緊張すると相手に真意が伝わらず、場合によっては相手を不快な気分にさせます。多少の緊張は好意に受け止められますが、極度の緊張は嫌みに受け止められるからです。また高圧的な態度もダメです。よく目上の人が目下の人に上から目線の質問をすることがありますが、質問された側にも人格とプライドがあり、いくら目上でも、まともに返答する気がなくなります。相手に質問するときは、相手に教えを請う態度で質問することです。質問するということは相手が先生であなたが生徒となります。生徒から丁寧な口調と低姿勢で質問されると、先生は質問された内容を真剣に答えることができます。それと同じ要領で質問することです。
会社の上司なら、「課長、ちょっとお尋ねしたいことがありますので、お時間よろしいでしょうか?」と部下から言われれば、どの上司も嫌がらないで質問に答えるはずです。仲のいい友人に対しても、気になることがあったら遠慮なく質問することです。「あなたの意見を聞きたいの、ちょっと質問してもいい?」という具合に。相手が恋人なら、尚更遠慮はいりません。愛の対象者に対して人は極度に緊張するものですが、それではいいカップルにはなれません。ベストカップルになるには、お互いのことを何でも知っている関係になることです。彼氏・彼女のことは隅から隅まで何でも知っているからこそ、恋人の絆は深まるのです。
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ガンを飛ばしてくる人。人間関係の拒絶です。非常にわかりやすくてありがたいです。私の事を根っからい憎いと思っている人を省くと、運が好転します。