ひねくれた愛が多すぎる。
確かめる愛が多すぎる。
要求する愛が多すぎる。
もっと素直になったらどうだろう。
愛は素直になれない?素直になってはいけない?
そういうところもある。愛はなかなか素直になれない。
素直になったら舐められるというか、相手が調子に乗るというのか、バカにされるというか、素直になると自分が損した気分になるから、なかなか素直になれない。損をしても相手を愛せよという気持ちになれればいいが、プライドが高い人間はそれができない。自分が損することなく相手の愛を確かめなければならない。だからひねくれる。愛は駆け引きではないのに、駆け引きに持っていこうとする男女があまりにも多すぎる。
素直になれないのは恥ずかしいから。
素直になるということは恥ずかしいものだ。とくに日本男子は恥ずかしいだろう。武士道精神が宿る日本男子は、そう簡単に「好きです」「愛しています」という言葉が言えない。こっぱ恥ずかしくていえない。「好きです」という言葉は一生に1回使う言葉。プロポーズで初めて披露する言葉。一生に1回なので、普段は使ってはならない。彼女から「ねえ、私のこと好き?」と尋ねられて、「ああ、好きだよ」とボソッと答えられるが、自分からは決して言わない。言ってはいけないのだ。男の好きと言う言葉は重みのある言葉。その言葉を言ったら最後、責任を取らなくてはいけない。今のチャライ男は平気で「好きです」という言葉を使うが、軽くてしょうがない。朝から晩まで好きですと連呼しておきながら、いざとなったら逃げる。無責任にもほどがある。好きという言葉を連呼しない男性の方が男らしく責任能力がある。女性には物足りないかもしれないが、これが武士道精神を持った日本男子だ。
だが、この武士道も時代遅れだ。
これがまた堅物で始末に負えない。
武士道は時代に沿っていない。恋をする相手としては、あまりにも物足りなく冷たすぎる。色恋よりも主君に尽くす。国家に会社に尽くして仕事人間となる。今の時代は「好きです、好きです」を連発している軽い男(チャライ男)か、女性に冷たい仕事人間の男しかいない。なぜ中間はいないの?と思ってしまう。ナンパなチャライ男はもっと仕事に専念して男を磨き上げ、頭でっかちな仕事人間はひとときの癒やしを大事にして女性にもっと労りを持つ柔軟性を身につけるべきである。チャライ男はバカ、仕事人間もバカ、各人がもっと男としての器を広げるべきである。主君に尽くしている武士道の君。君はいつまで仕事人間をやっているのだ。今の時代にそぐわないよ。なぜそぐわないか?影を持たなければならないからだ。男として成功するには、「男の成功の影に女あり」という影だ。きっとその影は君の仕事の邪魔をするだろう。だが、それでいいのだ。邪魔されて邪魔されてこそ、男は試練と闘いながら成功するようにできている。成功は邪魔がなければできない、邪魔のない甘い世界では成功はない。だから邪魔よありがとうという人間になるしかない。男は女に反対されて大きくなるものだ。
女の仕事の邪魔は邪魔ではない。
男を心から支える女の愛がそこにある。
そこを男は見逃して勘違いしている。
「よくも、僕の仕事を邪魔しやがって(怒)・・・許せない」
「この仕事に僕がどれだけ時間をかけて、どれだけ命がけでやってきたことか、君にわかるか!」
「君のお陰で仕事がダメになった。僕の人生は終わりだ」
「「こんなことをされたら、僕は君を愛せない」
「君とは終わりだ、別れよう、さようなら」
なんてことをいっている男はちんけだ。
女の邪魔は男の成功を助けるためにあるのに、それを知らない男は程度が低い。
だから、ちっちゃい男だ。
男の成功の影に女あり。
女は男の仕事を邪魔する生き物なり。
それを乗り越えて男は仕事で成功ができる。
発憤して成功ができる。
こうの定石を君の男脳にたたき込むことだね。
定石をたたき込めば、男の成功の影に女ありという意味がよく解るようになるよ。
なんのために成功するのか?
愛する者を守るためさ。
自分だけ成功しても人生は無味乾燥。
なんの生き甲斐もない。
これじゃ、独りよがりのオタクにしか過ぎない。
仕事人間はみな自分勝手な独りよがりのオタクだ。
独りよがりのオタクになりたくなかったら、たっぷり女に邪魔される男になりな。
そこに成功の秘訣がある。
「男の成功の影に女あり」が染み渡る男になろう。
最新の予約の空き状況はこちら
- 関連記事
-
- 放置は恋愛至上最も最悪な犯罪
- 女性の愛は男性には理解できないところがある。
- 男の成功の影に女あり。男は女に邪魔されて伸びる。
- 愛ってなんなんですかね。
- 本当に頭のいい人は「負けるが勝ち」という技術を知っている。
先生、仕事が忙しくて余裕を無くした仕事バカの彼はちゃんと戻ってきますかね。完全なる音信不通ではなく変に連絡が来ることに振り回されてる感じがして疲れてきました…手放す覚悟はできているけれど別れを言う勇気もない…完全に迷子状態です。