
それがなかなかできない。
成功するためには必要なことは何でもやること。頭では解っているが、それがなかなかできない。なぜできないか?それをやるにはしんどいからだ。人間はしんどくて疲れることはあまりやりたがらない。
できれば楽して儲けたい、楽して願いを叶えたいというのが人間の心の中にある。これが人間の本質かもしれない。人間の本質は怠け者だ。怠け心は誰しも持っている。
この怠け心はとても頑固で、とても強情でとても強固だ。この怠け心は努力のすべてを否定する。努力しても無駄、努力しても報われない、だから努力はやめよう。今の時代は努力する時代ではなくいかに楽をするかだ。もうやめよう昔の大人みたいに努力することは。努力、努力といっている奴は頭の悪いバカだ。古臭いじじいだ。などと叩かれる。
成功するためには必要なことは何でもやらなければならないのに、努力はバカがすることだと言われたら努力する気が起きない。やっても無駄となるからだ。何の保証もない努力はバカかがすること、そのように叩き込まれると必要なことはしなくなる。
必要なことをしても、これをやればうまくいく、これをやれば成功するという保証はない。
保証のないもののに人間はやる気が起きない。こうすれば確実にうまいくよというものがなければ人間はやる気が起きない。なぜやる気が起きないのか?人間はすぐに結果を求めるからだ。
「人間の進歩は実にゆっくりしている」と言われても、冗談じゃない、私には時間がないの、私にはタイムリミットがあるのといって、その考えを受け入れない。今の子たちは保証を求める。すぐにいいい結果が出るという保証を求める。だから、すぐに結果の出ない必要なことはやろうとしない。
確かに、必要なことをやっても良い結果に結び付くとは限らない。
努力は無駄に終わることもある。これがいいと思って行動したことが裏目に出ることもある。必要だと思って何でもやったが、全部裏目に出て全部失敗した。自分は何をやってもうまくいかないということもあるだろう。何やっても裏目に出る。何やっても失敗する。人にはこういう時期がある。これは運の悪い時期という。この運の悪さが続くと人間はだんだんやる気がなくなる。そして努力を放棄するようになる。
そして、努力を放棄すれば苦しみが待っている。
これはとても厄介だ。この苦しみは長く続くからとても厄介だ。そして人はこの苦しみを長く続かせるために妥協に入る。妥協は始末に負えない苦しみを長く続けせるための精神状態かもしれない。
不思議とこの世界にいると苦しみが長く続く。なぜ長く続くか?妥協でもって苦しみを中和するからだ。そして不思議なことが起こる。よくもまあ、こんな時間に長く居られるものだ。よくもまあ、こんな状態で生きていけるものだという不思議な生活が長く続く。人間には底力があり、苦しい状態でも妥協で中和しながら長く生きていけるのである。貧困にあえぎながらも生きることができるのは、人間が持っている底力があるからだ。
でも、その生活は長く続かない。苦しみの妥協の生活が長く続くわけがない。そこから希望を見出す。この苦しみから抜け出す希望を。それはいつになるか解らない。解らないけど、人間はここに来て努力を始める。努力を放棄して苦しみを味わった人間は、もう努力することをバカにしたりしない。いつかこの妥協による苦しみから抜け出してやると思うようになる。そのためには努力が必要だと誠実に感じるようになる。
苦しみは目標を見つけるためにある。逆境の後にはそれ以上の幸福になる種子が含まれている。人は苦しみによって何かを見つける。そういった言葉の類は、みんなそこから来ている。あなたにそれを気づかせるように神が試練を与えたのだ。だから負けてはいけない。今からその試練に打ち克つのだ。
まとめ
試練に打ち克つには動くことです。
さあ、動こう!
必要なことは何でもやろう。
明朗活発に何でもやろう。
これをやったらうまくいくの?などと考えずに、あなたが必要だと思ったことは何でも活発にやろう。
後のことは考えなくていい。勢いよく必要なことは何でもやればいいのだ。
そのうち、必要なことが淘汰されていくだろう。
淘汰されれば、これを習慣とすればいい。
習慣になれば、必要なことは何でも手に入るようになる。
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感じず、悪銭身につかずとはよく言ったものです。
努力して得ようと思う物、努力して這い上がろうと思う事が
なくなってしまったっら、ただただ虚しく生きる屍です。