ホーム > コメント受付(恋愛相談室) > 夫婦とは…夫婦の危機をどう乗り越えるのか?
夫婦とは…
20代後半から婚活を始め、先生のブログ記事を全て読み、紆余曲折しながらも結婚に至った者です。

夫 1980年1月22日(接客業)
私 1986年9月5日(接客業)

夫とは同じ職場で知り合い、コツコツ真面目に取り組む姿勢や、感情に流されない冷静さに惹かれ(私は気分屋なところがあります)この人ならと結婚しました。

すぐに待望の子供も授かって産休に入り、幸せを噛み締めていた中、夫が仕事で懲罰を受け降格処分となりました。妊娠中に突然知らされ、頭が真っ白になり、夫も動揺を隠せない様子でした。懲罰の内容は、会社の決められたルールを守らなかったため、同じ職場の人から声が上がったためです。

夫になぜ?と問うたら、ルールより、こうした方が合理的だから悪質的にしてやろうと思ってやったことではないとのことでした。
確かに夫の性格上、当てはまるし、人間関係も好かれる人と嫌われる人と、はっきりわかれます。事実、職場の人とこじれた事もあります。直属の上司からは評判が良く、仕事面では信頼されていました。

処分内容が決まるまでは、落ち着かず、最悪クビになる場合も考え、夫も仕事を探したり、私も上司と連絡を取ったりとストレスで気が犯しくなりそうでした。

ただ、二人が落ち込んでいては前に進まない、責めたところで事実は変わらないと思い、私は徹底的に励まし役に努め、知らされた翌日には、お参りがてら観光しに行こうよと即行動に移したりしました。

幸い、クビにはなりませんでしたが給料も減り子供も生まれ私の不安や、もやもやは無くなりません。仕事面での彼を本当に尊敬していたので、そこが崩れた今、夫に対する信頼が崩れつつあります。夫は今では明るく仕事に励んでいます。ただ、私の気持ちが追いつかず、どうやって夫と接していくべきか、信頼を構築していくか、指針がわかりません。

これから長い道のりを夫婦で歩いていく中、相談に乗って頂きたいです。
よろしくお願い致します。
2019年11月11日 11:14 月曜日 | 朱果

悩み相談のコメントはこちらで受付ます。(こちらをクリックしてください)
注意事項をよく読んでコメントください。時間の許す範囲でお答えします。


carshare501IMGL2465.jpg

夫婦とは…夫婦の危機をどう乗り越えるのか?

夫婦とは人生の危機を乗り越えるものなり。
これが私の最初の答えです。
もう恋愛ではありません。結婚した夫婦なのです。そして授かった子供の父と母なのです。そのことをよくわきまえてください。

大丈夫です。ご安心ください。
こういった危機はどの夫婦にもあります。人生を順調に過ごしていく夫婦はお目にかかったことがありません。常にいろいろな試練や困難に強いられるのが夫婦です。大小いろいろな危機が待ち受けるのが結婚生活というものです。 朱果さんの危機は大小の中でも小の方です。だからご安心ください。

なぜ小か?今は旦那さんが明るく仕事に励んでいるからです。危機を乗り越えて男の基本を取り戻した。こうなればもう大丈夫です。下がった給料もやがて元に戻るでしょう。危機を乗り越えた男は強いですから。結婚して子供が生まれ、家族ができたという責任感がますます今後増していくと思います。

問題は 朱果さんの方。
朱果さんの心配症は小のものを大にする傾向があります。心配し過ぎて悩み過ぎて心配事を拡大してしまう傾向があります。夫はすでに危機を乗り越えて前に進んでいるのに、朱果さんは逆に後退している。私のほうはこっちの方が心配です。

仕事面での彼を本当に尊敬していたので、そこが崩れた今、夫に対する信頼が崩れつつあります。幸い、クビにはなりませんでしたが給料も減り子供も生まれ私の不安や、もやもやは無くなりません。こういった「もやもやや心配事」は女性特有のものですが、このもやもやが長く続くと、将来の夫婦の危機になります。もやもやと心配ごとの積み重ねが、やがてストレスとなり離婚の危機まで発展してしまいます。

若いカップルが離婚するのは、このもやもやを解消されないのが原因だといっても過言ではないと思います。今は3組に1組が離婚する時代です。離婚の理由は小さなもやもやの積み重ね。小さなもやもやがやがて大きなストレスのなり、取り消しがつかなくなり離婚に発展している。この現状を目の当たりにして、皆さんは夫婦としての有り方、基本ができていないな!と思うのは私だけではないと思います。

夫婦には1年目のジンクスあり。
最初は甘いロマンスで結婚しますが、やがて甘い夢は消えて厳しい現実が見えてきます。思う通りにいかない現実が待っているのです。どんな現実かというと、夫や妻に合わせなければいけないという苦痛です。この苦痛が最初に来ます。こうなる現実を知らないで夢心地で結婚すると、あとでとんだしっぺ返しを食らうわけです。ですから結婚したら相手に合わす苦痛が待っている。これが夫婦の最初の登竜門と思って結婚すれば、この苦痛はなんとか乗り越えられるわけです。

相手に合わすという苦痛をなんなくこなせば、10年は安定した結婚生活が続くでしょう。
ここで言いたいのは、「夫婦とは減点から始まって加点していくものです」。これが夫婦の基本です。
この基本を最初にマスターすることです。
もう一度いいます。
「夫婦とは減点から始まって加点していくものです」
それをしっかり覚えてください。

この方式から見ると、朱果さん夫婦は減点です。
減点が今から始まっています。
夫に対する信頼が崩れ、まさしく減点です。
給料も減り子供も生まれ私の不安や、もやもやは無くなりません。さらにさらに減点です。

おそらく朱果さんの目に映る夫は、私がこんなに心配しているのに、旦那はのんきに仕事に行っているしか見えないでしょう。夫に対する信頼感がなくなった妻は夫を減点して見るようになる。果たしてそれでいいのでしょうか?よく考えてください。

もういちど夫婦の基本を再確認しましょう。
夫婦の基本とは、「減点から始まって加点していくもの」
いい機会です。
この基本を、今からしっかりと覚えてください。

私の答えは以上です。
最新の予約の空き状況はこちら


関連記事

コメント

そんなことが夫婦の危機なんですか⁈
若干びっくりです。

先生が言われたとおり、です。
危機のない夫婦はいません。
いつだって危機は訪れますが、それが結婚するということではないかと。思います。

相手は自分と同じ、ただの普通の人間です。誰だって失敗し、誰だって浮き沈みがあります。
それを、血の繋がっていない赤の他人が人生共にする。
だから私は結婚しました。
そしてホントに幸せです。
1人の男性の一番の味方で私はいます。

崩れた信頼は、加点する点を探し続けることにより、より深い信頼がうまれる。
信頼が崩れたら、また加点を繰り返して。
夫婦はその繰り返しなんでしょうね。
頑張ってくださいね!
崩れた信頼を手放したら、別れることに。
身にしみる内容でした。

追記させてください。
一番辛いのは、ご主人ですよね。
ご主人は、待望の子供、妻を養っていく一家の大黒柱。そして大事な時期に降格処分。
ご主人の隠された心の不安をあなたが支えてあげてくださいね。
それが家族を支える妻の役割だと思います😊

そうですよね

恋愛は感性の学び、
結婚は忍耐の学び、
に変わる訳ですから、
恋愛のときのようには行かなくなる。

恋愛は二人だけの世界で済まされますが、
結婚は二人で社会を相手に渡り歩いて行くのですもの、こういう学びが現れると。

未婚ですけど、結婚は忍耐、忍耐、忍耐、
そして結婚は金山掘り、少しの砂金が出たのを二人で喜び合う、殆どは忍耐だけれども
こんな、学びになり成長出来る教材はないと。


と思いつつ、婚活しています。



独身既婚関係なく、人生何がおこるかわかりません。全く理解出来ない相談でした。結婚相手として稼ぐ女性がモテるのはこんな時代だからだなぁと思いました。

相談者様の気持ちわかります。結婚して子供も授かり子育てもホント大変な中、夫の仕事のトラブルに合って精神的にきてしまいますよね!?
うちもちょうど上の子の妊娠中に夫が近い所にですが出向になって、夫自身が人間関係にも馴染めず会社行きたくないとなりました。大学を卒業してずっと同じところに勤めてて辛抱強いタイプですがどうしても出向先には行きたくないらしく鬱病と仮病をつけて1年近く休みました
(´ー`)まあそれがあったおかげで出産と子育てがとても助かりました。私1人じゃ無理だったかも(笑)今思えばもう遠い過去の話ですが。
夫は元の場所に戻り今はしっかりと働いてます!
相談者様の旦那様はまだ若いですし給料面で改善されないのなら転職を考えてもいいのではと思いますが…でも今も尚、真面目に職場で働かれてとても立派だと思います!
ご主人様は尊敬に値できると思いますよ!
職場の待遇が元に戻ること願ってます。そして
ご主人様にも協力してもらって子育て頑張ってください♪あまり考えすぎずにね♪

沖川先生、お忙しい中、お答え頂いてありがとうございました。
また、皆さまのコメントも勉強になりました。

夫への信頼…オブラートに書きましたが、夫は不正を行いました。私も同じ会社で相応のポジションにいるので、単なる仕事上の失敗、人間関係ではなく、出来心での不正を理解するのが苦しかったです。
特に私の性格上、正義感が強いので尚更かもしれません。

が、その出来心を起こさせた原因が家庭にあったのかもしれない、もっと夫の気持ちに傾け、サポートができたかもしれないと思います。

育休明けに仕事に戻りますが、先生や皆様のお言葉を肝に銘じ、地道に頑張っていこうと思います。

ルール違反というのは、旦那さんが会社の古臭いルールを守らなかっただけ。理不尽な降格処分かと思いました。ブラック会社なのかなぁと思ったりしました。不正となると話は違いますね。それはキツいです。悩みますね。

事実を明確に書けず、混乱させてしまい申し訳ございません。

会社は大手企業です。あまり詳しく書くと…と思い、変にぼかしてしまいましたが、夫が100%悪いです。
上司含め皆、なぜ、そんなことを?そんなことをする人ととは思えなかったと言われました。処分は自業自得なので妥当です。

私自身、男社会でバリバリ働き、今の地位まで昇り詰めました。夫とは収入はほぼ同じ、場合によっては私の方が多いです。

外の敵と戦っている中、婦人科系の病気を患い、子供はできないかもしれないと言われました。それがきっかけで仕事以外の女としての人生を見つめ直し、仕事をセーブし手術もしました。

夫もこの事は知っていますし、それでも結婚しようと言ってくれました。そして妊娠し、泣き崩れて喜んだ最中、夫の事件。
産休中でしたので、私の給料も微々たるものしか入らず、夫は下手したら無一文になるかもしれない。妊娠中、夫の上司に頭を下げてまわり、夫が気落ちする中、変な気でも起こしたらと思い励まし続け、なんとか危機を乗り越え出産しました。

先生のブログにもありましたが、そんな夫を選んだのも自分、結婚を決めたのも自分、全て自分の責任です。
夫も自業自得とはいえ、家族のため会社に残る決断をし、白い目で見られながら仕事をするのも酷だとわかっています。そして、同じ仕事に復帰する私も、そのような目で見られるでしょう。

が、全て私の責任。
夫が変な道に行かぬよう支えつつ、私も仕事する中でまた夫の評判を回復させよう、その過程で自分の至らぬ点が見つかれば反省し努めようと思います。しかし、そうは思っていても、ふとした時に心配症の自分が顔を出してしまいます、忍耐が足りないですね、先生の回答で修行しかないと覚悟決めました。

コメントにもあったように、私も夫の1番の味方だと胸を張って言いたいです。
夫婦に起きた今回の事件は、きっと起こるべくして起こった事、それを乗り越え糧にし、あんな事もあったなぁ、馬鹿だったなぁと笑いあえるまでに消化できる夫婦を目指します。

今は泥に足を捉えられそうになる時もありますが、子供の笑顔が砂金です。
夫も大きな子供と思って接します…苦笑い。

長々と失礼致しました。
向けられたコメント、先生のお言葉、忘れずに前を向きます。

大変でしたね。
よく踏ん張られたと思います!

私が若い時に知り得た、励みになった言葉を送ります。

君がおかしいんじゃない。
人には、おかしくなってしまう時がある。
君が、おかしいんじゃない。

私も、がんばります。

追加のコメントを読み、朱果さんの健気な想いに涙が出ました。
企業戦士として頑張る女性にとって、自分の夫が社会的制裁を受けたと言う事実は衝撃的であり、さぞ辛い思いをされた事だと思います。

人には誰しも出来心があります。
完璧な人間など存在せず、過ちを犯すから成長出来るのです。
人生はどこからでもやり直しが効くし、もがきながら立ち上がる人は美しいと思います。
きちんと罪と向き合い家族のために会社に残る事を決められたご主人も、そのご主人の手を離さず気丈に支えて来られた朱果さんも、私からはとても輝いて見えます。

私も婦人科系の病気を患っており、年齢の事を考えると子供はもう望めないかもしれません。
己の人生を見つめ直し、働きながら手術まで受けて前へ進まれた朱果さんを尊敬します。
夫婦の1番大変な時期にお子様を授かったのには、何か理由があると思うのです。
きっと妊娠中に駆け回っている間も『私がしっかりして、この子だけは守るんだ』と何度も思われた事でしょうし、その強い想いがあったからこそここまで頑張って来れたのではないでしょうか。

心から笑い合える日は必ずやって来るので、大丈夫です!
今はあまり責任を背負い込み過ぎず、ご家族との楽しい時間をたくさん作って下さいね。
長くなりましたが、朱果さんとご主人に1日でも早く穏やかな日々が訪れますように。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する