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夫婦関係について
沖川先生のブログを毎日読ませて頂いてます。それが心の安定と救いになっています。夫婦関係の事でご相談させて下さい。

夫 1965年4月4日 建設関係 勤続約30年
私 1967年3月30日
専業主婦

夫とは結婚してもうすぐ25年になります。子供は2人。まだ学生もいますが2人とも他県で一人暮らしをしていて今は夫婦2人の生活です。夫は若い頃に一度結婚していますが離婚してその後私と結婚しました。離婚は私も原因の一つです。夫とは同じ職場でしたので仕事内容もよくわかっています。夫は兄貴肌で男気のある人です。仕事面では血気盛んで言う事は言うけどどんな無理も何とか結果を出すような、仕事人間でした。公私ともに、実年齢よりひと世代上の価値観を持っているように思います。
家事育児は妻の役目、妻は夫の仕事を支えるのが当たり前‥私が仕事をしたいと言ってもこれまでうんと言ってはくれませんでした。私の方も、家事育児と母の少々の介護もあり、全てをちゃんとこなすには夫の理解や協力が不可欠との不安もあり、反対を押し切れば家庭が崩壊するような気がして折り合いをつけていました。夫は妻や子を守るつもりでそうした価値観を持っていたのだと思いますが。昨今は社会の風潮が昔と変わり、夫の正義感は会社でも通用しなくなってきています。事なかれ主義の人の方が重用されたりとか。最近の夫は職場への不満が募っているようです。昔から私への接し方は独善的というか支配的なところがあり、自分はいいけど私はダメというような矛盾を言う事もあり、若い時から互いの結婚観の違いは度々喧嘩のタネになっていました。

歳をとり職場での不満もあり、また子供らが別居になった事から私に対する甘えが一層増したように思います。仕事は激務な上、帰宅時間も不規則で家に帰ったら抜け殻状態。電子レンジでチンもしない、毎朝声をかけないと起きれないし忘れ物もする‥中高生の頃の息子とそのままそっくりです。休日は夫のストレス解消にドライブに連れ回されます。嫌がると不機嫌になりますし、怒らせたら一か月くらい平気で口をきいてくれません。豪快そうに見えて意外と根に持つタイプです。私としてはやっと子供らが自立してきたというのに、まだ(夫の)母親役から解放されないのかと憂鬱です。
この歳で夫を変えるのは難しいでしょうが、このままでは私が疲弊していくような気がします。

私の存在が物理的になくなれば精神的自立をしてくれるかなと、反対覚悟でパートに出ようかと考えたりもします。長年の頑固な価値観は簡単には変わらないでしょうが、私がいない環境に慣れさせていく事はできるかもと思ったり、反対を強行突破したら長期間の冷戦を覚悟しないとな‥一度ヘソ曲げたら厄介だからな‥もしかしたら軽い鬱状態で、唯一の吐け口が私でそれがなくなると夫の心がポキっと折れるかな‥などなど考えてなかなか踏ん切りがつきません。

どうしたら、個々の価値観は違う事、妻であろうが他人であろうが、人は自分の思い通りには動いてくれないもの、という事を夫に理解させ、また夫が私抜きでも上手にストレスの自己処理が出来るのでしょうか。それとも、私の考えが間違っているのでしょうか。今は夫を支える事を最優先にしてジッと耐えてた方がいいのでしょうか。私は母子家庭で育ったので父親像というものがなく、何が正解かわかりません。離婚を考えるほど決定的な悩みではないとは思いますが、自分の残りの人生を、穏やかにもう少し自由に、夫の顔色見ずに対等な関係でいたいです。それを勝ち取る為にはどのような闘い方をしたらいいのかどうか沖川先生教えて下さい。
2019年11月28日 13:27 木曜日 |
rei


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結婚生活25年、熟年の夫婦関係の事でご相談させて下さい。
reiさんのご夫婦の問題について、真剣に読ませていただきました。読んで見て熟年夫婦の様々な問題、この文章以外でも様々な問題や葛藤があると察しています。私にも何が正解か?正直いって分かりません。この年齢のご夫婦はどこの家庭でも大なり小なりいろいろな問題があると思います。子供が成長して独立すれば、夫婦二人だけの生活となる。残りの人生を、穏やかな生活で過ごすことができるか?それとも穏やかではない生活を強いられるのか?ここから先の問題は夫婦の問題、各自の責任となります。

Reiさんご夫婦を私なりの方法で鑑定しますと。
ご主人54歳の八白土星。reiさんは52歳の六白金星。
夫婦としての相性は大吉です。結婚するのなら、この二人の相性の良さに右に出る者はいません。このくらい相性がいいのです。まず、このことに誇りと自信を持ってください。二人は夫婦として最高の相性だということを。

ご主人は古いタイプの亭主関白の性格が出ています。
自分が正しいというオレ様気質で、独善的で支配的。仕事においてはガッツがあって困難な仕事も問題可決する能力はあるが、ワンマン気質で今の時代にはそぐわないところもある。こういうタイプの男性は専業主婦を求めます。男は外で稼ぎ、女は家庭を守るべきだと考えが強い。この性格は生涯変わらないと思います。

reiさんはそんな夫を支える性格が出ています。
reiさんが昔タイプの女性の大和撫子なら、熟年夫婦の問題や葛藤は、そこまで悩まなかったと思います。大和撫子は亭主関白の夫を支えるのは当然の義務だからです。ところが今は、大和撫子はいない。reiさんも昔タイプの大和撫子ではない。男女平等法が施行された現代の女性であるということです。現代の女性は夫のいいなりでなく、自分の主義主張のもとで暮らしたい。だが、夫はそうではない、まるで明治・大正時代の亭主関白のままで暮らしたい。そこに双方の食い違い、価値観の差が出ているということです。でも、reiさんはそんな夫を支える性格が出ています。52歳の六白金星。半分は現代の考えを持ち、半分は昔気質の考えを持っている。それで悩んでいるのではないでしょうか。

解決策は夫婦の相性にあり。
と、私はみています。
最高の夫婦の相性です。
まずはそこに誇りと自信を持って、夫と話し合うことです。
時間はいくらかかっても構いません。
二人の性格は。この問題の解決を急がないからです。
お互い慎重で、熟慮する性格なので、急ぎはしません。
今から、良い形の夫婦にすると考えて、じっくりと話し合っていけば、reiさんの希望通りの形になると思います。
時間はかかりますけどね。

私の答えは以上です。

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コメント

No title

あくまでも私事ですが・・・・私1964年生まれ、旦那1957年生まれ。
喧嘩ばかりで相性は最悪だと思うし、不満はたくさんあります。
他の男性を好きになったりもします。しかし、人生の折り返し点の年齢を
とっくに過ぎた今では、はっきり書いてしまえばいつ病気になったり
死んだりするかわからないので、出来る限り一緒にいる時間を大切に
したいので、日帰りの外出も、泊りの旅行も一緒です。
パートに出ることに期待し過ぎるのもどうかと・・・
運にもよりますが、人間関係で心がボロボロになったり、
他の男性に心が移ってしまうという
魔の手の誘惑に苦しんだりすることもあります。
うーん、難しいですね。人生100年時代ですしね。
reiさんの人生もまだまだ長い。どうかうまく理解が得られることを
お祈りします。


相談した当時の冷静さを欠いた自分の文章に今更ながら気恥ずかしくなりました。
でも先生は、表層状の事柄だけでなくその奥深くに横たわる様々な葛藤まで想像し優しく手を差し伸べて下さり、お返事を何度も読み返しながら涙が出ました。
向き合って話し合うのかそれが無理なら決別を選ぶか、結局は二者択一なのは重々承知しています。
結婚生活は修行ですね(笑)
20代前半の娘と息子は、今のところ時間もお金も空間も自由に使える方が良いからという考えで結婚に意味も価値もあまり感じていないようです。今は価値観も選択肢も多様ですし、私自身も迷いがあるからでしょうか返答に困ったりします。
ですが先生がいつも仰ってるように、自分の為に生きるだけではなく誰かを守る為に生きる経験もまた自身の成長につながる事だと信じたいです。

信者様もありがとうございました。
遠くの芝生が青く見える錯覚は何度かありました(笑)
でも喧嘩しながらの夫であっても信頼関係はそう簡単には壊れる事なく今のところ深入りせずに済んでおります(笑)

人生の折り返し地点まだまだ先は長いですね。今後の道は自分で切り開く覚悟で夫との根くらべ頑張ります!
気弱になりそうな時はこちらのブログでまた自分を鼓舞致します。
沖川先生、本当にありがとうございました。

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