最初の頃の勢いと情熱が感じられない。毎日あった連絡も途絶え気味。毎週のように逢っていたデートも途絶え気味。連絡もない、逢うともしない、彼の不誠実な態度に女性は不信と不安を覚える。
そして不安は的中する。
「仕事が忙しくて余裕がなくなった。今の僕は君の気持ちに応えられることができない。申し訳ないけど別れよう」って。
なんと・・・無責任な別れ方。
人間として礼儀に反した冷たい別れ方。
だったら、最初からアプローチするな!といいたい。
アプローチするということは、責任を取る行動である。
男性らしくせっかく勇気ある行動を取ったのに、最後に冷たい無責任な別れ方をするとは、礼儀に反する、男失格である。
男失格の男性が増えてきた。
男性たちもそのつもりではなかった。
彼女に責任を取るつもりでアプローチした。
仕事と恋愛が両立できると思ってアプローチした。
だが、現実は甘くなかった。
現実はもっと厳しかった。
仕事と恋愛が両立できない現実にさらされた。
一生懸命頑張ったが、僕の力ではもう限界。いっぱい・いっぱいだ。
仕事と恋愛が両立できないことに僕自身がきつかった。
二つの仕事(男にとって恋愛も仕事)は同時にはできない。
どちらかの仕事を切らないと、このままでは僕は過労死する。
だから、実利のある仕事を取って、実利のない恋愛を切ることにした。
僕の力不足だ、許してくれ。
君は何も悪くない。悪いのは僕だ。
君のことを嫌いになったのではない。
今でも君のことが好きだ。君を愛している。
だから、僕と別れて欲しい。
彼はかっこよく仕事のせいにして別れよとしているが、別れの理由にはもうひとつあった。
それは彼女との感情的な確執。
最初は喧嘩もなく仲が良かった。
穏やかで居心地のいい関係だった。
尊敬と信頼感で結ばれて仲睦まじい二人だった。
だが、2ヶ月後に彼女の女の本能を見てしまった。
子猫が豹に変身する、感情的なヒステリックな一面を。
こんな子がこんな一面を持っているなんて、僕はその瞬間に引いてしまい、100年の恋もいっぺんに冷めてしまった。
それから、彼女とどうやって別れようか・・・そのことばかり考えるようになった。
ばかだな・・・女性と付き合えばこういうことは普通にあることなのに、女性に対する免疫ができていない。
女性と付き合う場合は、感情的なヒステリックは、嫌でも多少は考慮して付き合うものなり。この免疫ができていない男性が多すぎる。最初はあれだけ熱烈にアプローチして自分のものにしたのに。やれ仕事が忙しいの、やれ女性のヒステリックが嫌だと抜かすのなら、女性と付き合うなといいたい。
いいたいが、それはそれ。
男性にも、女を求める男の本能がある。
本能がある以上、男は女性にアプローチする。
だが、そのあとがいけない。
無責任に別れを切り出して逃げるからだ。
男性は自らの都合で別れを切り出す。
男性も別れを切り出す場合は、2日、3日と悩む。
それは、女性に有無を言わせない別れ方を考えるからだ。
女性が抵抗しない、有無を言わない別れ方とは、仕事のせいにすること。これが一番だと男性は考える。何故なら仕事のせいにすれば、女性は反対することも抵抗することもできないからだ。そして、「仕事が忙しくて余裕がなくなった。今の僕は君の気持ちに応えられることができない。申し訳ないけど別れよう」という言葉で別れを切り出す。
なるほどね。
今までは、それで多くの女性が泣き寝入りをしてきた。
だが、昨今の女性は違う。
こんなことで泣き寝入りしないのだ。
この別れは男性の都合で、女性の都合ではないからだ。
男性の都合に女性が納得するわけがない。
納得できないものを、すんなりと受け入れることができない。
そして、ここから知恵を働かす。
どうすれば、この状態を良くすることができるか?
どうすればわたしが納得することができるか?
知恵を働かせる。
この知恵はどこから授かるのか?
この知恵は沖川から授かる。
そう、私が教える。
相手の性格を誰よりも解っている私が、相談者の力量に応じて知恵を与える。
どんな知恵を与えるか?
これからが本領発揮だ。
話は次回にしよう。
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40歳過ぎても独身の男性がたくさんいることも驚きですし、
男性からはっきりと別れを切りだすケースが多いのも
驚きです。昔は彼女に突然振られて苦しむ男はたくさんいましたが、
男性から女性を振ったという話はほとんど聞きませんでした。
時代も変わりましたね。
責任を取るつもりがないのなら、軽々しく女性と付き合うなと
言いたいし、女性のヒステリーは愛情の裏返しだということくらい、
想像力を働かせて、しっかり受け止めろとです。女性は
どうでもいい男に対しては何をしていようと、どういう扱いをされようと、
どうでもいいから、ヒステリーなどおこしませんから。