でも、私は彼と結婚したい。
結婚する気のない彼とどうすれば結婚できますか?
鑑定の場では、こんな質問がよくある。
結婚する気のない彼とどうすれば結婚できますか?という質問は意外と多い。まあ、これが女性なのかもしれない。これは単なる女性のワガママか、女性は物分りが悪いのか、相手が結婚したくないといっているのに、素直に相手の気持ちを受け取ることができないのか、女性は非常識でワガママな人間か、相手が結婚したくないといっているのに、なぜ理解しようとしない。
女性とは物事を理解できない、ワガママで非常識な人間か?
いや、そんなことはない。
前段に書いた、嫌みな文章は結婚したがらない男性たちにそのまま送り返そう。
結婚できないという男性の方が非常識でワガママである。男性の方が物事を理解していない。その証拠に、ではなぜ?結婚する気もないのになぜ女性と付き合うのか!そもそもそれが非常識であり、それが間違っている。付き合うときに「結婚を前提に付き合ってください」と言い放った男性も多い。女性も最初に男性の結婚の前提を確認している。なのに・・・最初の約束はどこかへいって最後に裏切る男性がいる。「男の言葉に二言はない」と信じて付き合ったのに、最後になって裏切る男性。この数は残念ながら年々増えている。だから、非常識でワガママなのは女性ではなく男性の方である。
結婚する気のない彼とどうすれば結婚できますか?という女性の質問は、彼に最初の約束を果たして欲しいから、質問しているのだろう。自分は彼に騙されていない。彼が最初に言った言葉は本気だったと信じたい。他人が、これは女性を落とすための口説き文句だ、これは男のサービス期間だ、これは男の欲望がマックスになったときの女性に対するおせいじだと、男の言葉に騙されたあなたが悪いと揶揄されても、女性は彼の最初の真心と親切をけなげに信じている。女性は自分が好きなった相手の言葉を信じる。最後に結婚はできないと裏切られても、最初の良かったあの頃の言葉を信じる。自分は最初の彼の気持ちが本物だったと信じたい。自分が好きになった相手が裏切るはずないと。
「彼は結婚をしない」という。
でも、私は彼と結婚したい。
この言葉の裏には、隠された女性の真実がある。真心という真実が。
だが、この真実は失敗による産物から来ていることが多い。
彼は私と結婚する気だった。
でも、私が失敗した。
私の落ち度で失敗した。
彼は私のことを大切にしてくれたのに、女性特有の感情で彼を責めて怒らせてしまった。
彼と意見が合わずよくぶつかった。
喧嘩もたくさんした。
私は女性なので、感情的なぶつかり合いは、二人がお互いをよく知るための絶好の機会だと思っていた。お互いの成長のためにはぶつかり合いは避けられない代物だと思っていた。喧嘩をするカップルは仲が良い証拠だとも思っていた。だが、彼は違った・・・。感情的なぶつかり合いは彼を疲れさせ、彼を傷つけるものであった。まさか?彼がこれによってストレスをためているとは思わなかった。やがて彼はストレスがピークに達して、限界を超えたということで、「君とは結婚ができない」といって別れを告げてきた。
別れを告げられて、私はパニックになった。
まさか?ここまで彼の心が病んでいるとは気づかなかった。
女性は別れを告げられて恐怖になり最悪の事態を知る。
私の落ち度で彼を怒らせてしまったと後悔する。
そして、自分の落ち度が許せないと、今度は自分自身を痛めつけるように悩む。
私がいけなかった、私がいけなかったと、深い反省の中で自分を傷つけながら悩む。
散々悩んだと、戻るのは過去。
良かった頃の過去に戻ろうとする。
よし、彼と結婚しよう。
良かった頃の過去を取り戻して。
彼と結婚したいとなる。
だから女性は、結婚する気のない彼とどうすれば結婚できますか?という質問が多い。その質問の裏にはたくさんの過去の真実、たくさんの過去の出来事があるからである。
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なんかどこかで聞いたことがある台詞ですね。
今の男性はわかりませんが、私が若い頃は(30年以上前)
「妻とは上手くいっていないので妻と別れて
君と一緒になりたい」という言葉を信じてたくさんの女性が不倫に走りました。
そしてどんなに待っても妻とは別れず、妻との間には次々と
子供が生まれたりして・・さすがに二人目くらいになると目が覚めるパターンが
多かったのですが・・今時の既婚男性もこの言葉で女性を騙すのだろうか。
今でも「妻と別れて君と結婚する」という言葉を信じる女性はいるのだろうか。
話はそれましたが、今では独身で結婚できる状態の男性も、
「君と結婚を考えている」と言って女性を騙すのですね。
結婚しないのは個人の自由だとしても、結婚したくない男性には、
自分の子孫を残したいという願望はないのでしょうか。