失恋は、今までそばにいた人が突然いなくなり、今まであった世界が突然消えて、言葉では言い表せない深い悲しみの世界。この世界は、お先真っ黒で、頭の中は真っ白で、今後の方向性がまったく見えないグレーな世界。夜も眠れず、食事ものどを通らず、傷心仕切った三日間を過ごし、体重も3㎏落ちて不健康な失恋ダイエットが心なく完成してしまう。三日目の朝に、やっと生きるために必要な固形物を口にするが、やつれた自分の顔が鏡に映し出されるたびにまた泣きだしてしまう。こもった一人の部屋でいつまでも泣いている自分がいて、こんなに苦しいのなら、「二度と恋などしたくない」と思ってしまう。
ならば…いっそのこと恋をやめてみよう。
恋は妙薬でもあれば毒薬でもあります。
妙薬とは、不思議なくらいよく効く薬で、若返りの秘薬でもあり、人生に生甲斐を与える有効な薬となります。毒薬とは、毒性が強く,少量で生命に危険を及ぼす邪悪な薬となります。恋は、幸せな妙薬と不幸な毒薬の二種類があり、出だしが妙薬でも、後から毒薬になることもあります。失恋のときは毒に侵された恋、だから、いっそのこと恋するのをやめましょう。
「二度と恋などしたくない」などと思わなくていいです。
恋の免疫をつけるため、しばらくの間、恋をお休みすることです。恋をするためには、毒性に勝つ訓練が必要だということを失恋が教えてくれました。失恋はあなたを守るために起きた感情の流れ、あなたの潜在意識がこのままではダメだから別れなさいと審判を下したのです。神の審判に従い、あなたは愛する人と別れたのです。だから、この恋は続けるのではなく、やめることです。みっともなく続けて執着しない、納得いかないと頑張らない、いつまでも未練を引きずらない、怨み悲しみの感情を捨てて終わりにすることで、あなたの心は毒に侵されることがなくなったのです。やめることは、とても良いことなのです。
恋をやめると恋愛以外の道が拓けてきます。
この道はあなたの救いの道になります。日常生活の栄えある道。あなたはその道を恋に酔っておろそかにしていました。今こそ栄えある道を取り戻しましょう。仕事に頑張り、勉強に精進し、友達を大切にし、家族を大切にし、スポーツや趣味などに励み、旅行に行って見聞を広げ、健康に気をつけ、人間としての尊厳を取り戻すことです。栄えある日常生活にこそ、あなたの生甲斐があるのです。
この道はあなたの救いの道となります。
人が生きて行くための栄えある道を、あなたは恋をしている間、つまらないとバカにしていました。だからツケが廻って来たのです、失恋という大きなツケが。でも、このツケは人間性を取り戻すためのものです。彼のことなどさっさと忘れて、栄えある道を前へ進み、人間性を取り戻してください。この道は、あなたの成長を促し、生きるための免疫力を高めます。恋に悩む多くの人は勘違いをしています。それは、別れた彼を思い続ければいいという勘違いです。だから、あなたは立ち直れないのです。思い続ける世界に長く居ると、免疫力は低下し、精神的に大きなダメージを受けます。この世界に長く居ても、毒に勝つことはできません。勇気ある撤退こそが毒に勝つ方法です。それを経験といいます。あなたは失恋という経験をしました。あとはその経験を早く始末して撤退することです。「いっそのこと恋するのをやめてみる」今は、これが正解です。
豊かな人生を築くためには、悩み事のない世界を築くのも重要だと思う。
いい人生を送るためには、悩みはいらないものです。
恋愛は悩みの宝庫です。これだけ悩みが多いのに、人々はよくもまあ懲りずに恋愛をするものです。
悩みばかり増やしてどこがいいのでしょうか?それでも懲りずに恋愛を続けるって、どういう心境なのでしょうか?
人間って、不思議です。
本来、恋愛は悩むものではありません。
豊かな信頼関係を築くためいあるのが恋愛のはずです。
それは多少の衝突はあるでしょう。
価値観の違う、男と女が衝突するのは仕方ありません。
でも、それはお互いが成長するための衝突であって、悩みの種ではないのです。
男と女は信頼関係で成り立つものです。
信頼関係さえあれば、恋愛は悩みから解放されます。
悩みを解放するコツを掴むため、しばらくは恋愛などしなくていいのです。
悩みのない世界を自ら築いて、それで恋愛をしてごらん。
次からは相手を疑うより、信じることができるでしょう。
恋愛は信頼関係で成り立つものです。
そのためには自分が悩みから解放されるべきです。
今しばらく恋を忘れて。

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年末から2ヶ月半ほどメッセージのやり取りだけだった彼氏(?)と近々会うことになりました。ただ、目下自らの仕事が忙しいのと、今回に限らない放置に慣れすぎて、もはや嫌悪やイライラすら感じず(いや、仕事の時間を奪われるのはちょっと嫌かも笑)、ただただ「そうなんだ」と目の前の事象を受容するのみです。別れを考えるのすら面倒くさい…果たしてこれが腐れ縁なのでしょうか。ちなみに相手は九紫、自分は五黄です(笑)
恋の情熱は、それが消え去ってしまえば冷静な思考が平時のものとなり、いかにかつてが恋愛に対してモチベートされていたか気づかされます。ドキドキしながら女磨きして、身綺麗にすることを楽しませてくれる相手がいるというのはとても幸せなことで、その味を引き立たせるスパイスが恋の苦しみであるのかもしれません(薬の副作用みたいなもの?)
私はこれから少し前の胸のときめきをなぞりながら、億劫さを頭の片隅に追いやって、久しぶりの身支度を始めようと思います。