私の鑑定を受ける前に、何人かの友人に相談した。でも、どの友人も納得できる答えは返って来なかった。納得どころが否定されて気分が落ち込む意見の方が多く、彼との問題で、友人に相談する気力を失っていたのも私の鑑定を受ける動機となった。
彼女は回想する。これまでなんと多くの時間を無駄にしたことか、二度とないチャンスを、なんと多くむざむざ潰してしまったことか。自分の思い通りにならない彼との問題に、彼女は感情のコントロールを失い、かなり落胆していた。
落胆している彼女に私は、「まあ、仕方ないね。自分の思った通りに、完全に物事を成し遂げられる人間はなかなかいないから。」彼女はこの言葉で少しは救われたようだ。
「人間がひとつの経験を積むには膨大な時間がかかる。あなたは今こうして経験を積もうとしている、それでいいのではないですか。」彼女はこれから経験を積むことが大切。落胆する気持ちも分かるが、経験を積むということの方がもっと大切なんだよ」と伝える。
ところが女性は待つことが苦手のようだ。
これから経験を積むなんて。わたしにはそんな時間がない。今の苦しみを速攻で退治したい。早く除去して早くすっきりしたい。このもやもや、このざわめき。希望と不安、決断と落胆の闇の中で揺れ動いている自分の心を早くなんとかしたいと懇願する。
そう言われて。
うむ乙女だね。
乙女の気持ちはすぐに消し去ることはできない。
不安の中にいる乙女。信じていた人に裏切られた乙女。期待を裏切られ、思うようにいかない現実に落胆している乙女。早くこの場所から逃げたいが、乙女はこの場所からなかなか撤退することができない。
乙女は厄介だが、私は乙女の話に付き合うことにする。
女性は理解してあげないと前に進めないからだ。
この経験を生かして前に進むためには、たっぷりと話を聞いてあげるのが、まずは一番の特効薬である。
でも乙女は、いつもこの場所にいる、落胆している世界に。
なぜこの場所にいつまでも留まっているのか、乙女はこの場所が好きだからだ。うまくいかない悲しみの恋愛が好きなのである。不運、悲恋ともいえるこの場所が好きなのである。
多くの人がこの場所に長く居てもしょうがないと言うだろう。実は私もそうだ。だが、私はじっくり話を聞いて付き合う。なぜじっくり話を聞いて付き合うのか?この落胆した場所に次のチャンスが隠されているからだ。このチャンスを見逃さないためにも、私は話を聞くことにしている。
話を聞いているうちにいろいろなヒントが出てくる。大半はあのときこうすれば良かったねというヒントだが、このヒントの積み重ねの集大成が、今後の彼女の道しるべを作ることになるからだ。
答えは落胆と悲観の中にある。答えは挫折と不安の中にある。
偉人たちの多くが、ここからヒントを見つけた。
3の道。危機や逆境を乗り越え、強く成長する道に進むには、この不運の状況から答えを見つけることである。
答えは外にあるのではない。
答えは自分の中にある。

希望と不安、決断と落胆の間を揺れ動いている心の中にある。
そして、ここから自分が納得する答えを見つける。
自分が納得する答えが見つかれば、希望が見えてくる。
この希望はなかなか見えてこないが、あきらめずに頑張れば見えてくる。
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ふんバカくさ。いつまでも付き合ってらんないわ。