ホーム > 幸せなら成功できる > 貧困を恐れる必要はない、貧困は人生における成功の必須条件である。
一般的にいって、あまりにも平坦で順調な人生は人間をダメにする。身辺に何一つ不自由なく寝食にも困らないような暮らしより、必要に迫られて、一生懸命働き、質素な生活を送る方がむしろ好ましい。かなり苦しい境遇から人生が始まれば、それだけ労働意欲はかき立てられる。その意味で、貧困は人生における成功の必須条件の一つもといえる。
(S・スマイルの自助論より)

「貧困は成功の必須条件の一つである」私はこの言葉が好きである。
だから、金持ちの家に生まれなくて良かった。6畳一間に一家5人が暮らす、貧乏な家に生まれて良かった。小学4年生から新聞配達をして家計を助けなくてはいけない家に生まれて良かった。

皆さんが寝静まっている朝5時に起きて、眠いながらも100軒以上に新聞を配る。雨の日も風の日も雪の日も新聞配達は続く。友達は親に自転車を買ってもらった。自分は自分の稼ぎで自転車を買った。友達は親に学費を出してもらった。自分は自分の稼ぎで学費を払った。すでに自分は小学生のときにお金を稼ぐ社会人としてデビューしていた。

当時貧乏は嫌だった。どうしょうもない家に生まれて自分はなんて不幸だと思った。金持ちとはいわなくても、せめて普通の暮らしができる家に生まれたかった。新聞配達などしなくても、子供が家計を助けるなどなくても、普通の暮らしができる家に生まれたかった。当時は友達が羨ましいと思った。

だが、今にしてみれば、これで良かった・・・。
貧困は成功の必須条件の一つであると悟ったからだ。身辺に何一つ不自由なく寝食にも困らない生活をしている友達を羨ましいとは思わなくなった。ありがたいことに、小学生から働いている自分は、高校を卒業する頃にはすでに社会人としてベテランの域に達していた。


「世の中には、優れた才能のおかげで成功した者もいれば、コネなどで成功したものもいる。だが、大多数は、一文無しの境遇から必死に努力して現在の地位に到達したのだ。」この言葉にも救われた。そして励みにもなった。『大多数は、一文無しの境遇から必死に努力して現在の地位に到達した』という言葉に。

世間では、貧困は精神的に大きなダメージを与えると考えている。貧困生活が長く続くと精神が犯され、心は病み、性格はひねくれて反社会的な悪の道に走って人様に迷惑ばかりをかける人間になる。あるは、何をやってもダメなダメ男になる。はたまた生きるのに自信を失った鬱病の人間になってしまうと。


貧困は心に大きなダメージを与えるか?
世間様はそう考えているのか?それは全くの誤解、それは世間のとんだ勘違いの風評被害だ。

ひねくれて悪の道に走る?
ダメ男になる?
鬱病になる?

そんなことはない。
少なくとも自分は違った。逆に心が強くなった。鬱病?ダメ男、悪の道?そこにいくのは、甘えているからだよ。自分は貧困だからと甘えるから、そっちの道にいくんだよ。いいかい、貧困ってのは、甘えではなく自分を鍛える道なんだ。それを忘れてはいけない。

世間の風評被害に踊らせて傷つくのではなく、「大多数は、一文無しの境遇から必死に努力して現在の地位に到達した』この言葉を信じよう。自分を鍛えるのは貧困が一番だと、そこからスタートするから人生は面白くなるんだと信じて、活路を見出そう。

あなたは今お金がなくて貧乏かもしれない。
若くてお金がないのか?
大分歳を取っているのにお金がないのか?
貧乏に年齢制限はない。
貧乏は貧乏だ。

そこからひねくれるのか?
活路を見出すのか?


それはあなた次第だ。

「大多数は、一文無しの境遇から必死に努力して現在の地位に到達した』この言葉をあなたに進呈しよう。

自分はどうか、
私は、必要に迫られて、一生懸命働き、質素な生活を送る方を選ぶ。


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コメント

まったく正論だと思います。
お金持ちではないですが、そこそこに不自由ない暮らしができる家に生まれました。しかし社会人になって自立してからは、あまり恵まれない生活をしていて…それはきっと親の意に背いたからかもしれないし、努力が足りなかったからかもしれません。
だからこそ、自分の意思を貫いてよかったね、と親に安心してもらいたいから、辛くても踏ん張って自分の人生を切り開こうと努力しました。今は、婚活に集中できるぐらい時間を(お金はあと少し…笑)確保できる生活を送れています。

お金や時間に余裕がないときは、20代なのに月一で死についてぼやーっと考えるくらいの人生を送ってました。でもそれを乗り越えたから、今は未来は絶対幸せになりたい!!と意思を強くもてるようになりました。今が辛いと思う人生を歩んでいる人がいたら、未来や自分を信じて踏ん張ってほしいな、とおもいます。

世の中が落ち着いたら、またみなさんの恋愛活動が活発になって先生の教えが必要になると思うので、それまでのブログも楽しみにしております。

自分の親世代とかお金も無くても結婚するってのが当たり前だったのかなと思います。結婚してからが親から自立した第2の人生がはじまるって感じなのでしょうかね。

うちの両親はお見合いで父親はいわゆる昔堅気の人でして母親も耐え切れず離婚しそうになったこともあったのでしょうが今もわちゃわちゃしながら元気に暮らしてます。父親は真面目で働き者で贅沢しない人(母親も)だったので私達は不自由なく暮らしてこれました。

いつから結婚は一人前になってからという風潮になってしまったんでしょうかね。先生のブログを読んで不思議に思いました。

涙が出ました…
先生と同じ時代に生まれる事が出来て良かったです。

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