ホーム > 幸せなら成功できる > 世の中に二通りの人間がいる。金を貯める人間と金を使う人間。
つまり、倹約家と浪費家だ。

倹約家は家族に安心できる生活を与え、事業を興し、工場や橋を建設し、家やビルを建てて街を創り、学校を創り、ライフワークを創り、社会を創り、国を創り、文化を創り、人々に幸せを与える。

一方の資産を食いつぶす浪費家は、常に倹約家の奴隷となる。ブラブラとその日暮らしの生活をしながら、いつか成功できるなどと考えているが、そのチャンスは一生訪れない。美徳のない怠け者にはチャンスは訪れないようになっているからだ。そして、トドのつまりは倹約家の奴隷となって搾取されるだけである。


搾取とは株式会社や土地の所有者=資本家が、労働者たちを必要以上にはたらかせて、生み出された利益を無償で手に入れる。 資本主義社会では、会社や土地を持っているというだけの、はたらかない資本家たちが、他人に重い労働を強制して多くのお金を手に入れている。

資本家の奴隷になるのが嫌なら、今からでも遅くない美徳を積むことだ。美徳とは、「勤勉、倹約、節制、誠実」の4つを美徳という。まず手始めに、節制に努め、浪費家から倹約家になることだ。それから勤勉に努め誠実に働くことだ。

美徳がないから、あなたは浪費家になっているといっていいだろう。勤勉、倹約、節制、誠実という4つの美徳を今から実践すれば、数年後にあなたは成功する基本を手にすることができる。

毎日の労働で日々の生計を立てている人間は、どこに国にもいる。彼らが節約もせず、無知と不幸に苛まされ、そんな自分たちの境遇に不満ばかりつのらせていたら、それは彼らの弱さとワガママのせいである。

働く人たちの間に克己心と自制心と自助努力の精神が根を下ろせば、たちまち彼らは高い知性と美徳に満ちた生活へと引き上げられていく。今日からあなたはそっち側の人間になることだ。そのために今日からお金を使う側の人間からお金を貯める側の人間になろう。

お金を貯めることは難しくない。
貯金することを習慣にするだけだ。
とりあえず、3ヶ月だけ、お金を貯めるクセをつけよう。
これは訓練ではなくクセだ。クセのことを習慣という。

あなたに今月分の給料が入ったとする。
20万円の給料なら、10%の2万円は強制的に貯金しよう。残り18万円で生活することだ。なに、できない?・・・。できる4つの美徳を備えればできるはずだ。手始めに倹約、節制すれば出来るはずだ。欲深いワガママがあるからできないのであって、欲を制止すればできる。

給料が入った「今夜は、仲間と飲み会だ」といって朝方まで何件もはしごして暴飲暴食する。あるいは「目当ての女の子を口説くぞ!」といって夜の店にいく。はたまた彼女とのデートでテーマパークへ行く。それで2万円くらい軽く吹き飛んでしまう。

月に1回のぜいたくならまだいいが、さみしがり屋の人は、何度でもそういうことをする。やれ友達との飲み会だ、女性との色気の時間だ、と月に何度もお金を浪費する。気がつけば給料の半分は月半ばで使い切っている。残り半月はカップラーメンの生活。惨めだ。


もう、そういうことはやめて、3ヶ月、給料の10%貯金しよう。節制に努めることだ。ストレス病を退治しよう。孤独に負けるな。ワガママと欲望を制するのはあなたの力だ。安心したまえ、その力はどなたにも備わっている。

美徳を今日から重んじよう。
「勤勉、倹約、節制、誠実」という美徳を。
美徳が備えられれば、あなたは金を使う側の人間から金を貯める側の人間になれる。



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