ホーム > 幸せなら成功できる > ずいぶん前に別れたのに・・・未だに忘れられない。
あれから3年の月日が経つが、昨日のように思い出す。

暗くて湿っぽい話だが、今さらどうしょうもない話だが、忘れようと思っても忘れられない思い出が人にはある。

こんな話、誰にできるか?誰にもできない。誰にも出来ず悶々としている自分がいる。人に話したら「今さら何を・・・」という話。誰にも話をすることができず、一人で切なさを思い出す歴史の中にいる。そして、あるとき私に話し始める。

「え、3年前に別れた人の話?」
なんで・・・今さら・・・なんて私は言わない。
つい、一瞬言いたくなるが、言わないで、黙ってその人の想い出話を聞くことにする。

相手が話したいのなら、新鮮な気持ちで聞くことにする、想い出は大切だ。
過去の切なくも苦しくも豊かな思い出。一番輝いている綺麗な景色。普段の街並みが、山や川や海が、バズや電車が、雑踏のネオン街が、食事したレストランが、二人が共有した時間と場所が、みな色鮮やかに輝いているからだ。

だが、一人になるとこの輝きは消え。どこにでもある普通の景色となった。
ときどき思い出してその場所を尋ねるが、あの人はもういない。幸せの時期は走馬燈のように、様々な想い出が、脳裏に現れては過ぎ去ってい。彼女の心の中は、あのくるくる回ったあの時間が一番幸せだったのかもしれない。今は時が止まり。殺伐とした想い出だけが残っている。

別れの原因はどうでもいい。
それに反省しても後悔しても、今さらどうしょうもない。

別れの大半は、意気地のない理由で別れていることが多い。
やれ仕事が忙しい、やれ自由が欲しい、やれ金が無い、やれ責任が取れない、やれ自信がない。やれやれと・・・意気地のない理由ばかり述べて別れている。愛の尊さを知らず、意気地なしの情けない理由で別れているのが多い。

そんな意気地なしで別れるから普段の景色が色あせて見える。
殺伐とした世の中で、無機質なコンクリートジャングルで、冷たい人間となって生きていくしかない。

男性は、バカみたいな仕事人間になるだろう。
だが、そこには幸せはない。
幸せがない以上、仕事も成功しない。
それに男性は気づいていない。

同じ仕事でも、彼女がいるときはやり甲斐があった。
今はどうか?やり甲斐を感じず、仕事がブラック化している。

同じ仕事でも、同じ景色でも、今はみなブラックだ。
漆黒の闇の世界だ。
男はこの闇の世界から抜け出せず、意気地なしにただ逃げているだけである。
そして何かを忘れた生き甲斐のない人生が永遠と続くだろう。

愛を失った女性も一緒。
闇の世界にいる。
仕事も生活も景色も。
輝いていない。

この輝きを取り戻したいがために、3年前の男の話をする。
大半が、失敗と後悔の辛い話だ。
だが、そこに輝いていた時代があった。
この時代を取り戻したくて、私に話をしているのだろう。

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コメント

No title

ふとした瞬間に蘇ってくる、通り過ぎてしまった過去の日の思いでは
みな美しく輝いています。(失敗も、後悔も、苦しく切ない辛い出来事の中にも)
戻ること、取り戻すことはできなくてもみな心の財産です。
いや、私の年代になると、もう冥土の土産だと思っています。
土産は多ければ多いほどいいです。

私の事かと思いましたよ 笑笑。
そうです…あの時は全てが輝いて見えました。わざわざその場所を訪れることはないけど通ったりすると「あの時は」みたいな感情になりますね

お揃いのシャツも…未だに着てて「物に罪はない」って思うけど着るたびに思い出す 笑。

ネチネチしてるな自分って思うけどあの時の自分が大好きだったからだろうな

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