人は過去の記憶に基づいて人格が形成されます。
人は常に過去の記憶によって行動しています。
過去の記憶が素晴らしければ、人格も行動も素晴らしいものとなるでしょう。だが、過去の記憶が最悪なら、人格も行動も最悪なものとなります。人間の多くは前者よりも後者の方が多い。なぜなら記憶は、良いも記憶より悪い記憶の方が脳裏に蓄積されるからです。潜在意識は記憶の貯蔵庫です。悪い記憶ばかりが蓄積された人は、障害だらけの人生となります。
たとえばメンタルの弱い人。
過去に失敗した。過去に裏切られた。過去に浮気をされた。過去に嘘をつかれた。過去に人を憎んだ。過去に嫉妬した。過去にいじめられた。過去に嫌がらせを受けた。過去に恥ずかしい思いをした。過去にセクハラされた。過去にパワハラされた。過去にうつ病になった。などなどの過去の嫌な出来事は記憶なって、メンタルを弱くします。すべて過去の嫌な出来事が障害となって、メンタルを弱くしているのです。
この過去の嫌な出来事を反面教師すればいいのですが、ほとんどの人は反面教師にすることなく嫌な記憶として留めます。これが障害となることを知らずに記憶に留めます。そしてこの記憶が、あるとき障害となって出てくるのです。
たとえば恋愛。
いまあなたが音信不通にされているのなら、またあの過去の嫌な記憶が甦ってくるでしょう。そしてその記憶の中から、同じような辛かった境遇を探し当て、ああ、あのときと同じだといい当てるでしょう。あのときの嫌な気分、嫌な予感、あのときの苦しみをまた味わうのか、どうしていつも自分はいつもこういう目に合うんだ、どうしていつも自分は運が悪いんだと嘆き悲しむことでしょう。人の人格は過去の記憶によって形成される。その嘆き悲しむ性格が、そのまま出ている。これが過去の記憶による恋愛の障害と知らずに。
仕事でも同じことが起きている。
仕事の失敗やミスも、過去の記憶をたどっている。人間関係の悪さも過去の記憶をたどっている。上司のパワハラも、ブラックの仕事も過去の記憶をたどっている。いつも自分はついていないんだと過去の記憶をたどっている。あの嫌な記憶を。それが障害となっていることを知らずに。
過去の記憶は全部障害だ。
過去の失敗の反省は活かせるが、それ以外は全部障害だ。
今日から、そう考えるといい。
だから、今うまくいっていないことを過去とリンクさせないこと。
今うまくいっていないことは、今を真剣に考えればいい。
それでも、どうしても過去の記憶に戻りたいなら。
忘れてしまえ。
過去など忘れてしまえ。
一番いいのは、過去を忘れること。
なに、忘れることはできない?
みんなしつこいね、過去に執着して。
まあ、人間は過去に執着するものかもしれない。
過去の記憶が自分の性格となっているから、忘れようにも、忘れられないだろう。
ならば、過去をクリアにすればいい。
綺麗にすっきりさせるのだ。
すいっきりさせる方法は「愛している」と唱えるだけでいい。
「愛している」と唱えればすっきりする。
そしてさらに自分が過去に悪いことをしたのなら。
「ごめんね」許してください」と謝ればすっきりする。
過去の記憶が甦ってきたら。
過去を思い出してくれて、「ありがとう」。
でも、「ごめんね」思い出すわけにはいかないんだ。
だから、「許してください」。
最後に「愛しているよ」と唱える。
その流れでいい。
過去を愛してあげれば、記憶はクリアになる。
嫌な記憶が甦ったら、こうやってクリアにしよう。
過去はクリアにすることで、障害でなくなる。
だから、クリアにしよう。
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