大切なのは、妄想をできるだけ減らしていくことです。
妄想している暇があれば、何か別のことをやること。
できれば生産性を上げるものがいい。仕事に精を出す、将来のために勉強する、体の健康を保つために運動する、などがいいですが、頭ではそれがいいと分かっていても、それがなかなかできませんよね。
妄想している最中にパッと頭を切り替えて、仕事に精を出して生産性を上げる。
妄想している最中にパッと頭を切り替えて、参考書を出して将来に備えた勉強する。
妄想している最中にパッと頭を切り替えて、外に出てジョギングやウオーキングをする。
妄想している最中にパッと頭を切り替えて、部屋を掃除して模様替えをする。
向上心と生産性のあるものにパッと頭を切り替えることができれば最高ですが、それがなかなかできないですよね。
妄想を一瞬で排除できる達人の中村天風先生は、「妄想(雑念)は窓の外に捨てなさい」と言っている。つまり日がな一日妄想に明け暮れているのなら、窓を開けてその妄想とやらをポイッと捨てなさいと教えている。妄想は湧き出ててくる都度に窓を開けてポイポイ捨てなさい。かまうことない、遠慮なくポイポイ捨てなさいといっている。
さすが達人だ。妄想をポイポイ捨てられるとは、私たちもこの方法を試すべきだね。妄想(雑念)が出てきたら、窓を開けてポイッと捨てる。そして、捨てた後はそのことは考えない。これならできそうだ。今日から妄想は一瞬にして捨てよう。
妄想の正体とはなにか?
それは、心を縛るもの。
心に棲みついて離れないもの、あれが欲しいと我欲のもの、自分だダメだという自虐的なもの、人によって心を縛るものは千差万別にある。
いずれにしても妄想タイムは、その人によって何の利益も生まない。人生を発展させるどころか、後退させるだけである。何の利益も生まない妄想タイムに、あなたはいつまでしがみついているのですか?いつまで時間を無駄にしているのですか?あなたの人生のタイムリミットは残り少ないよ。なのに大半の時間を妄想タイムに明け暮れていては、あなた自身が自分の人生を冒涜していることになる。これ以上自分の人生を汚さないことだ。
今日から妄想はできるだけ減らそう。
我は我は達人ではない。
達人のように、一瞬にして妄想を捨てることはできないが、減らすことはできる。
人間は一切の妄想と無縁に生きることはできません。
大切なのは、妄想をできるだけ減らしていくことです。
これならあなたにもできるだろう。
ちなみに私の妄想の減らし方は、
妄想が湧き出たとき、しばらくこの妄想の時間にいます。心を縛る考えが、どうやら自分は好きなようです。考えるのは、今後のことが多く、将来の計画をあれこれ想像します。そこまではいいのですが、そこから先は不安や心配事ばかりが増えてきます。老後にお金がなくなったらどうしょう。老後に病気になったらどうしょう。事業が失敗したらどうしょう。お客さんが来なくなったらどうしょう。余計な不安や心配事が出てきたら、その時点で妄想をやめます。
やめて本を取り出して読む。やめて散歩に出る。やめてブログを書く。やめて買い物に行く。やめてご飯を食べる。私の妄想の減し方は、不安や心配事が出てきたら、その時点でその考えをやめることです。
楽しい妄想は気分がいいので、これは「創造力のタマゴだ」と思ってそのまま妄想を楽しみます。楽しくない妄想は、暗くてネガティブで嫌な気分になるので、窓の外に捨てます。それから別の作業をします。楽しい妄想から嫌な妄想に切り替わったときの分岐点が分かります。顕在意識が(いま自分は嫌なことを考えているな・・・)と分かるのです。その時点で自分は別の作業をします。嫌な気分になったら別のことをする。それで妄想を減らしています。
嫌な気分になったら別の作業をすること。
これが私の妄想の減らし方です。
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