こういう時期はある。
自分だけが遅れをとっている・・・と感じるときが。
周りの友達は結婚した。
同期はみんな出世した。
そして、自分は?
自分だけが取り残されてしまった。
なにもせずに・・・。
私の人生は、人と共有できない。
私の人生は、なんの面白みも味わいもない。
私の人生は、何も起らない無味乾燥な人生。
だから、私は孤独だ。
人生を彷徨っている人が、ときどき私の鑑定を受ける。
彷徨っている人は孤独なので、相手をしてあげる。
ただ話を聞くだけだが、彷徨っている人の話は興味深い。
興味深いのは、自分にもそういう時代があったからだ。
ただ・・・ボーッと生きている無味乾燥の時代が自分にもあった。何の目標も持たず、何のやり甲斐も感じず、風の吹くまま生きていた時代があった。
人に遅れをとっている自分、人が羨ましいという自分、人と比較して落ち込んでいる自分がここにいた。焦りはあるがやる気のない自分がいて、孤独の海に投出されて、あてもなくプカプカと浮かんでいる自分がいた。
このままだと、自分はどこに流されるのだろう。きっと無人島だろう。人と関わりを持たない無人島で独りのんびり自給生活でもするか。だが、それはできない。自分には無人島で生活できるサバイバル能力が無い。自分はやはり無味乾燥でも、人が大勢集まる都会でないと生きていけない。コンクリートジャングルの無機質な都会で。
都会の中で彷徨いながら無味乾燥の生活を送っている人たちはそれなりにいると思う。周りに遅れをとって、自分だけ取り残されて、孤独を感じている人がいると思う。なんの解決方法も見つからず、モヤモヤと生きている人間がそれなりにいるだろう。自分にもそういう時代があったし、あなたも今、その時代に生きているのかもしれない。
だが、案ずることはない。
人生はようかんのようなものだから。
ようかんを半分に切ってごらん。
半分に切れば、前半と後半に分かれる。
あなたは前半のようかんの中にいる。
前半のようかんは、無味乾燥で冴えない時代。
前半のようかんは、人に遅れをとっている時代。
前半のようかんは、モヤモヤと彷徨っている時代。
そして、今、あなたは前半のようかんを食べ尽くした。
あなた、今日ここに来たのは、後半のようかんを着手するためだ。
前半と後半のインターバルでここ来た。
後半の準備をするために。
後半の人生は前半と違う。
自信にあふれ。希望に満ちて。豊かな生活と幸福を手に入れている自分がいる。前半では人に遅れをとったが、後半ではとっくに遅れを取り戻して、さらに追い越して飛躍している自分がいる。なぜそこまで飛躍できたか?それは前半のモヤモヤした彷徨っている自分がいたからだ。そこで嘆きながら苦労したからだ。
神は人生を二分割する。
前半と後半に二分割する。
前半に苦労の多い人は、後半に良くなる。
逆に、前半に苦労のない人は、後半に苦労する。
人生は前半で苦労するか、後半で苦労するかに分かれている。
ようかんを真っ二つに割ったのが人生。
「人生は平等で公平だ」。
ただ、前半と後半に分かれているだけ。
あなたは、今、苦労する人生にいる。ようかんの前半の中にいる。人に遅れをとって、なにもかもうまくいかない時代にいる。ここで嘆いてもしょうがない。さあ、もうすぐ後半の人生が始まる。そのためにあなたはここに来たのだろ。後半の人生のヒントをもらえたくて。
大丈夫あなたは大器晩成だ。後半はきっと良くなる。
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